「多肉さんたちを元の姿に戻してあげよう」プロジェクトが始動! 第1弾は「霜の朝」「レモネード」など初顔多肉のこの6株!【oyageeの植物観察日記】

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花・園芸店やホームセンターの園芸コーナーで売れ残ってる多肉たちって、室内で管理されてるから、日光も浴びずに日陰で育ち、管理もテキトーで不十分なことが多いんです。

だから、株が枯れてたり、徒長しまくってたり、乱れる場面によく出くわします。

多肉愛好家の皆さん、タニラーの皆さん、植中毒にやられてる皆さんたちから見れば、かわいそうになってきません?

そういう多肉たちを救ってあげようじゃあありませんか!

「多肉さんたちを元の姿に戻してあげよう」プロジェクトが始動します!

よく行くホームセンターの園芸コーナーは多肉をよく仕入れてくれて、店頭には4×6のパレット全24鉢揃ってる鉢植えがよく並ぶんです。

全鉢が別々の品種が植わっており、1鉢1鉢違うんです。

人気のある品種や、色がきれいな品種、形の面白い品種はすぐに売れちゃうんですが、色が冴えないものや在り来たりな形のものは売れ残る…

売れ残ると株が乱れてきて、さらに売れ残る…

悪循環に陥り、どんどん株は衰え、最悪、枯れてしまってる状態です。

さすがに完全に枯れてる鉢をお金を払ってまで買う勇気はありませんし、そんな無駄なことはできません。

完全に枯れてるものは、どうやっても復活は不可能ですから…

株は乱れてるけど、なんとかなりそうっていう品種を7鉢買ってきました。

元の姿と今の姿が、まるで使用前使用後ビフォーアフター状態です。

鉢についてるネームプレートの写真とは全くの別物。

まるで詐欺画像ですよ…

「あなたって、ほんとに元の姿はこんな鮮やかな色だったの?」「前の姿はこんなにきれいな株だったの?」ってぐらい違います。

運転免許証の写真が全く別人のような顔で写ってしまい、検問時に警察から、「おたく、本当にご本人さんですか?」と言われるみたいに、この6鉢もそんなことを言われないとも限りません。

まさに、そういう多肉たちですよ、これは…

この多肉さんたちを、前の姿に戻してあげようじゃありませんか!

だけど、今の時期に茎挿しなんてしても、成功率は低そうです。

今の時期の植替えも、正直自信がないです…

1鉢を3パターンで、確実に増やそうと考えました。

1.まずは、生長してる芽の部分を切って、数日乾かし、挿し芽にするパターン。

2.切った株から脇芽を出して育てるパターン。

3.挿し芽にした時にした葉を取り除くんで、その葉を葉挿しして新芽を出させるパターン。

3パターンでチャレンジし、確実に増やしていきたいと思います。

7鉢あるうち、その中の1つ「エリコイデス」は以前育てたことがあります。

去年の夏に暑さと蒸れでほとんどの株をダメにしてしまいましたが、1株だけ辛うじて残ってるんですよ。

それに、ネームプレートの写真と実物はそれほど違ってませんので、これは今回のプレジェクトには不参加ということで、残りの6鉢を使います。

それでは、6株をそれぞれご紹介。

は、エケベリア属「霜の朝」です。

葉が上向きになってないといけないのに垂れちゃって、しかも若い葉ほどどんどん小さくなり、尻すぼみ状態です。

しかも、徒長してます。

は、クラッスラ属「ワテルメイエリー」です。

葉がみっしり詰まってる写真ですが、こちらも茎が間延びして徒長してます。

赤くなるのは、紅葉でしょうか?

んんん、……全然なってません。

は、エケベリア属「樹霜」です。

樹霜と書いて、何と読むんでしょ?

「じゅそう」でいいんですか? 「きしも」「じゅしも」じゃあないですよね?

[A]の「霜の朝」といい、「霜」って付く品種が多いですね。

葉の表面が白く見えるのが、うっすら霜が降りたようになってるからですか?

こちらは、元の姿と似ても似つかぬ姿です。

黄色になるんでしょうか?

ランナーのように伸びた茎の先は、子株ですか?

徒長しまくりじゃあないです?

は、エケベリア属「ボンビシナ」です。

これも、新しい葉が出てきてるけど、どんどん小さくなって尻すぼみ状態です。

本当は黄緑がかってる葉なのに、濃い緑色してます。

日光が足りなかったんでしょうか?

は、アエオニウム属「愛染錦」です。

斑入りの葉です。

株がなんだか寂しい気がします。

葉の色も、鮮やかな緑ではありません。

は、アエオニウム属「レモネード」です。

こちらは超悲惨… まったく元の姿の面影がございません。

別の品種に見えます…

レモネードというきれいな名前なんですけど、その辺に植わってる雑草のようですよ。

これ、元はきれいなレモン色なんですけど、本当に元に姿に戻るんでしょうか?

これじゃあ、ネームプレートのつけ間違いとしか思えません…

カットした芽は、数日間ほど乾かしておきます。

いきなり土に植えて、切り口から腐ってしまっては元も子もありませんからね。

芽を切った元の株は、植え替えるのはやはりこの時期はご法度。

このまま置いておいて、生長は遅くてもいいから、確実に芽を出させようと思います。

葉挿しは、今日いきなり土に置いておきます。

葉挿しの量が多くて、品種がだんだんわからなくなってきました。

大きくなると写真のようになるとは思いますが、小さい芽の時はどれも似たり寄ったりで間違えると思うんです。

「この新芽はこの品種だったよね? 将来でかくなったら、赤く色づくだろうから、植えておこう…」と寄せ植えに使ったら、全く別物で黒かった…ってことにならないとも限りませんので、ここはしっかりとネームプレートを作って土へ差しておきます。

これで間違うこともないでしょう…

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乾かしてる芽の方は、1週間ほどでいいでしょう…

1週間経ったら、土を入れた鉢へ植え込もうと思います。

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