DIY超初心者でDIY下手なこのoyageeがDIYをやろうとしたきっかけは、植物を縦に置ける小さめの棚を作りたかったから…
地面とか専用棚とか平面ばっかりに置いてるから、置く場所が少なくて、限られてくるんですよ。
立体的に…縦にも並べて置けると、より多くの鉢が置けると思うんです。
だから、すのこラックにチャレンジしました。
今、みんながやってますからね…
こんなoyageeでも、簡単にできるんじゃあないかと…
- 誰もがやってる「すのこラック」に初TRY! oyageeがやると、何故にこうなっちゃうの? あらららら… (17.11.16更新)
見事に失敗しました…
何故かって?
oyageeがDIYオンチっていうのもあるんですが、すのこが硬すぎました…
前回作ったすのこラックのすのこ、あれ、栗の木のすのこなんです。
杉の木はどうとか、松の木はどうとか、樫の木がどうとか、桜の木がどうとか、栗の木がどうとか、何の木が硬くて、何の木が軟らかい…って、木の材質に関しては全くわかりません。
専門家じゃあないし、木の硬さの興味なんてないし…
ただ、タンスは桐がいいとか、お風呂はヒノキがいいとか、家の柱は〇の木がいいとか、梁は〇の木を使ったら長持ちするとか聞いたことがありますし、木それぞれにやはり特徴があると思うんです。
栗の木のあのすのこ、釘が打てないほど硬いんですよ。
あんなに硬いとは思いませんでした…
釘、なかなか打てません。
無理矢理力づくで打ったら、すのこが思いっきり割れます。
あのすのこ、ダイソーで買ったすのこでした。
昔は「桐のすのこ」を売ってた気がするんですけど、いつから「栗の木のすのこ」に変更になったんでしょうか?
栗の木とは知らずにまとめ買いしちゃったじゃあないですか…
だけど、包装フィルムにデカデカと「栗の木」って書いてましたね…
よく見なかったoyageeの責任です…
パッケージとか注意書きとか、あまり見ずに衝動買いしてしまう悪い癖です…
今回はセリアで購入。
購入前に「桐の木」の文字を確認しました。
桐だと、工作や加工が簡単です。
軽いし、材質が軟らかいんです。
この辺のところは、DIY初心者のoyageeでもわかります。
それでは、100均で買ったすのこ7枚を使い、「すのこラック」作りに挑戦です!
用意するもの
- 100均すのこ(材質は桐の木を使用) : 7枚
- 金づち
- のこぎり
- 小さめの釘 : 30~40本
- 四つ目キリ(工具用)
- 木工ボンド
・あれば便利なもの : 不要な角材(打ちにくい部分に釘を打つ時に使用)など…
所要時間
- 約1時間
費 用
- 756円(すのこ1枚108円×7枚) ※釘などは含まず
01. | 100均すのこを用意します。加工や細工をしやすい桐材質のすのこがいいと思います。 |
02. | 側面2枚、棚部分3枚、そして背面にも2枚張りますので、合計7枚用意します。 |
03. | まず、一番下の棚から釘を打っていきますが、側面の下駄の歯のような部分が宙に浮いた状態で、そこに金づちでガンガン打ち付けると、簡単な接着しかしてないすのこですので、はずれる恐れがあります。高さがちょうどいい土台になるような角材を用意し、下に敷いてから打ち付けるようにしましょう。 |
04. | 1本目の釘を打ちましたが、やはり桐の材質でも割れました。ですので、割れないように、前もってキリで穴を開けて釘が通る通路を作っておきましょう。 |
05. | 1本目の釘打ち、成功です。下も割れてません。 ただし、キリの穴の方が大きいので、若干ぐらつきます… |
06. | こういう場合はボンドを使いましょう。 時間が経てば固まり、完全に固定されると思います。 |
07. | しかし、ウチにはまともなボンドがございません。このボンド、数年前にカラーボックスを組み立てた時に余ってたボンドです。 劣化しており、ボンドは液状ではなく完全に糊状ですね… お粥みたいですけど、こんなんでもきれいに固まってくれるんでしょうか? |
08. | 釘打ち2本目は失敗しましたね… 下の木材が割れてしまいました。しかし、ボンドをつけてるので時間が経てば固定されると思います。 |
09. | ボンドを塗った部分、上から見たら丸見えです… よく考えたら、全部に塗らなくてもよかったみたいです… もったいないし、時間の無駄だし、何よりボンド液が見えており、固まったらみっともないんで、気を付けましょう… |
10. | 学習し、次からはこの部分だけでいい!ってことがわかりました(笑) |
11. | 2段目まで順調に進んでます。 |
12. | 相変わらず、ボンドがうまく塗れません。 ボンドじゃなくて、完全に雑煮で煮崩れした餅のようです… |
13. | 最上部の棚にとりかかりましたが、端の釘って打ちにくいでしょね? 釘も小さいし、金づちは大きめだし… 何度も側面をこすりながら打ってしまいます。 |
14. | こういう時は、釘の頭上に平たくて大きめの板や木材を乗せて打つと打ちやすいです。 |
15. | 釘がある部分を木材の上から軽く叩いていけば… |
16. | あまり激しく叩くと、下側のすのこの下駄の歯部分が接着が弱くて取れてしまいますので、気を付けてください。 |
17. | ほら、きれいに入りましたね。 |
18. | しかし! 裏面は板を見事にかすってしまい、釘が飛び出しました… ま、こういう失敗もありますよ、DIY初心者ですから…(苦笑) |
19. | ここは最上部の板で、グラグラ不安定だと後々困りますから、側面からも釘で固定します。 ここも最初にキリで穴を開けておきましょう。 |
20. | 側面から固定することで、より頑丈になると思います。 |
21. | 他の側面も、すべて釘を打ち付けることにしました。上からの釘だけではなく、横からも釘を打つと、強度が増すと思いますので。 |
22. | ただし、DIY初心者ですので、横から打っても板をかすめてしまい、強度が増すどころか、見映えの悪い釘打ちになってしまいました… ま、底を覗き込む人なんていませんから、この失敗はなかったことにします。 |
23. | すべて赤い矢印の部分から釘を打ってます。 写真に入り切れてない側面も釘打ちしてます。側面の釘打ちは合計12カ所ですね。 |
24. | 次は、残った2枚のすのこを使って、背面を張っていきます。 |
25. | すのこを裏にして張るか、表にして張るかで悩んでしまいました。 裏側をこちらにすると、背面に出っ張りが生じ、スッキリできないんです。すのこの下駄部分が出っ張ってしまい、壁に添って置こうとすると、ラックの裏が壁にぴったりくっつかないんですよ。 |
26. | と言って、逆側にすると、やっぱりすのこの下駄部分が邪魔になり、うまく噛み合わないんです。ちょっと下げるとぴったり合いますが、下が飛び出します。 立てた時にバランスが取れません。のこぎりで切ってもいいんですが、今度は上の部分が低くなっており、見た目がおかしくなるんですよ。 |
27. | 赤い丸印部分が引っ掛かるんですね… |
28. | ここにノコギリかノミで切れ込みを入れて、うまく噛み合わせれば、きれいに収まるんです。 鉛筆で印をつけて、ノコギリで切ります。 定規や差し金を使うのが面倒くさかったんで、鉛筆でチョンと印をつけただけで切ります。 |
29. | 鉛筆で印をつけた部分をノコギリで切り落としていきましょう。 線を引いてないんで、結構アバウトな切り方です… |
30. | 結局は、完全分離するんですよね… 切った後に気づきました(苦笑) |
31. | そして、アバウトだから、長すぎて入りません… |
32. | こういう場合はちょっとの長さなんで、金づちでめいっぱい叩いて、強制的に短くします。 これこそ、「出る杭は打たれる」? 打ち付けて、他の部分と同じ長さにします。 |
33. | ほら、きれいに収まりました。 |
34. | 後は背面から釘を打ち付ければ、もう大丈夫です。ド真ん中に打っていかないと、打ち付けられた板の平面から釘が飛び出してしまいますから注意しましょう。 |
35. | 分離したもう一つの板も、隣に張っていきます。 |
36. | 1枚のすのこが繋がってた元の状態のように見せたいので、等間隔になるように張るように気を付けてください。 |
37. | そして、完成です! 約1時間かかりましたね。 ま、道具を取りに行ったり、ボンドを探し回ったりしましたので、実質時間はもう少し短いと思います。 |
38. | 裏面もきれいに仕上がってます。 壁に隙間なくピッタリ置けますね。 |
39. | 下段部分、完璧じゃあないです? |
40. | 中段部分も、失敗もなく、パーフェクトじゃあないの!? |
41. | 上段部分は… なんか怪しいです… |
42. | 角、思いっきり割れてます… これ、背面を張り付ける前まではなかった割れなんです。 背面から思いっきり叩きすぎて、割れたヒビですね。ガンガン叩きすぎて、見えてる釘に負担がかかり、あの釘の部分からピキッと割れたんではないかと? |
43. | この割れは最上段の中央付近ですね… これも、背面から叩いて割れたヒビだと思います。これは、釘が曲がって刺さり、上に向かって飛び出してきたんでしょうね… 一番上段の一番目立つところに、ひび割れが2つもできてるなんて、最悪じゃないです? 何故、一番下の段とか、裏面とかにひび割れないんでしょう? |
44. | ともあれ、一応完成しました。 初「100均すのこラック」完成です。 |
四方八方から釘責めしてるから、頑丈です。
びくともしません。
ただ、これから作ろうと思ってる方は、釘のサイズを間違わないように。
裏に飛び出ちゃいますよ。
釘が出てることで、野良猫のイタズラ防止になりますかね?
oyageeが頭を突っ込んで、頭に釘が刺さった…ってことにならなければいいんですが…
子供の頃、自宅にニワトリのチャボを飼ってまして、庭に放し飼いにしてたんです。
チャボの遊び場を作ってやろうと、家には大きなモミジの木が植わってたんで、そこに止まり木を作ってあげようと考えたんですね。
しかし、止まり木になるようなちょうどいい材木がなかったんですが、槍のような道具、先端が3本に分かれて尖った金具に持ち手が竹になってる道具があるじゃあないですか…魚を突くモリです。
あのモリが家にあり、あの竹の部分がチャボたちの止まり木によさそうそうだったんで、モミジの木に登り、高いところにモリで止まり木を作ってあげたんです。
で、降りる時に何かの拍子に頭にモリの先端が刺さってしまったんです。
頭からたらぁ~っと血が流れてきて… びっくりしました。
こうならないように、このすのこラックには頭を突っ込まないようにします…
我ながらイイ出来なんじゃあない?って思いますが、欠点部分が2つほどあるんです。
ラックの部分、奥行きがあるんですが、高さが意外とないんですよ。
出来上がって、意外と低ッ!って思いました。
だから、大きい植物は置けません。
高さのある観葉植物は最上段のみですね。
真ん中と下段に置けるのは、アイビーやフィットニアなどの小型の植物か、小さな鉢に植わったポトスなど、縦に伸びていかない観葉植物のみです。
それと、もう1つ欠点と言いますか、気になるところは…
一番上の段に大きめの観葉植物を置くとなると、どうも上に重心が行き、バランスが悪いんですよ…
ラックがグラグラして不安定とかって意味ではなく、見てる方が安心できないって言うか…
上に重たいものがあり、下に軽いものがあると、なんだか落ち着かなくなりません?
「いつか倒れるんじゃあないか?」「転げ落ちるんじゃあないか?」という不安感があります。
安心して眺めてられませんよね…
と言って、重たいような植物を中段や下段には入らないので、どうすることもできないんですけどね。
最上段の棚にも小さくて軽めの植物を置くしかなさそうです。
後、センター部分が、ですね…
縦方向に木が1本も通ってないんで、あまり重いものを乗せると、若干歪みが出ます。
これが栗の木だと歪まないと思うんですが、桐の木ですから、ゆるみというか、しなりがあるんで、重い鉢をセンターに乗せると、弓なりになりますね…
曲がり方はほんの少しですが、これが長期間置きっぱなしだと、いずれ「すのこラック、完全崩壊…」ってことになるかもしれません(汗)
今回は「成功!」と言っていいでしょう!
調子こいて、ちょっとだけアレンジを替えたすのこラック第2弾をもう考えました。
しかし、もう少し暖かくなってから作ります…
今季最強寒波が来てる時に、外にレジャーシート敷いてガンガンコンコンやるもんじゃあないです…
実は、まだ完全には終わってないですよね…
ペンキ、まだ塗ってませんもん…
ペンキを塗れるような状況じゃあなかったんですよ。
あまりにも寒くて…
明日、日中が今日よりは暖かくてペンキが塗れそうな気候でしたら、塗ってブログを更新します。
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追 記
翌日にペンキを塗り終えました。
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