先週、多肉植物が大量に入荷してたホームセンターに本日も行ってきました。
どうしても気になる多肉がありまして…
店を入ってすぐの、一番目立つところに展示品みたいに陳列されてて多肉たち、大量に入荷してた時から1週間ぶりですが、並んでる多肉は先週とそれほど変わってないような気がします。
しかし、鉢の数はそれなりに減ってますね。
無造作に並べられてた多肉たちの間がポツンぽつんと減って隙間ができてましたから…
1つ、バカでかい多肉が入ってますね…
これは、何ですか?
バブル期にジュリアナのお立ち台で踊ってるおねえさん方が持ってた扇子ですか?
ジュリ扇ですか?
この多肉は興味ないし、欲しくもないですね…
これは苦手な部類に入ります…
そして、台車には新しい多肉が…
これは、コノフィツムっていうやつじゃあないです?
本やネットでは見たことがありますが、生で見たのは初めてです。
しかし、これも興味ないです…
まだこれには手を出そうとは思いません…
今回購入したのは、「チョコレートソルジャー」と「シナモン」
どちらも、ファンシー系?
スイーツ系?
メルヘンチ系?
カランコエ属のモフモフ系です。
なおさら、かわいい多肉を連想させますよね。
ところがどっこい!
姿はグロテスクです!
チョコレートやシナモンなどを聞くと、サンリオキャラクターをイメージさせますが、見た目はクモです。
タランチュラですよ、これは…
マジにでっかいクモに見えてきました…
苦手です…
何故、こういうのを買ってしまったんでしょう?
カランコエのモフモフ系と言えば、月兎耳とかのうさぎ、テディベアのクマ、あとキツネの名前がつく品種もあった気がします。
チョコレートとシナモン、どこがチョコレートでどこがシナモンかわかりませんが、見た感じではかわいいからはかけ離れてますね。
これ、きっと植え込み方が悪いんだと思います。
株をたくさん植えて、しかも大きく育ってるから、ちょっとエグいように見えるんですよ。
小さく育てると、きっとかわいくなるんじゃあないかと思い、購入したんです。
かわいい株にしてあげようじゃあないですか!
この2つ、見た目はほとんど変わりません。
どこがどう違うのか、さっぱりです。
今日が初日なんで、どちらも同じに見えますが、毎日眺めてると、ここが違う、ここが微妙に違うっていうのがわかってくるんでしょうけどね。
この2つはカランコエ属の仲間です。
カランコエと言いましても、こういうモフモフ系のカランコエもあれば、花がメインのカランコエもあります。
多肉が好きな人は、花がメインのカランコエよりもこういうモフモフ系を手に入れて育ててると思いますが、それでもロゼッタ状のエケベリアや形が面白いクラッスラの品種ほど人気はないような気がします。
形は兎の耳の形に似てたりして面白いんですが、色が地味なのがマイナスポイントですよね。
だけど、高さがありますし、寄せ植えに使ったりしたらまた違う寄せ植えの鉢ができると思います。
育てやすそうですが、実は管理がちょっと難しい品種だと思いますね。
これから育てる人のために、3つの注意事項をご紹介。
キーワードは、「脆い」 「蒸れやすい」 「白い粉」です。
1つ目の注意項目は、「脆い」
実は、葉が脆いんです。
多肉植物で脆いと言えば、葉がすぐに取れるを連想させますが、そういう脆さではないんです。
茎と葉が繋がってる部分は意外と頑丈です。
脆いのは、葉本体…葉自身。
葉が真っ二つに割れます。
実際、買って帰ったシナモンを見たら、すでに葉が折れてました。
配送か搬入した時、もしくは陳列してるこの鉢をお客さんが持ち上げて、過って折ったのかもしれません。
またこの撮影をしてた時に、手が葉にちょっと触れたんですが、1枚折れてしまいました。
非常に弱いです…
これは、この「シナモン」に限ったことではなくて、他のカランコエのこういうモフモフ系の品種はほとんど同じ現象が起こります。
パキッと音がするように折れます。
ちょっと無理をすると、パキッとします。
ただし、この葉は土に置いとくと、折れた部分から新芽が出てきますよ。
面白い植物です。
2つ目の注意は、「蒸れやすい」
夏は特に要注意です。
去年の夏に、月兎耳が植わってる多肉の寄せ植えを買ったんです。
これをどうしようかと何日かそのまま置いといたんですが、いつの間にか月兎耳が溶けてなくなってました。
夏の暑さ、しかも込み合ってる株の中心に植わってましたので、蒸れでダメになったんだと思います。
今回のシナモンも、株がすごく密集しています。
株元や中心部分は、蒸れで葉が落ちてますね…
解決策は、風通しの良いところに置くか、あまり密集させて植えないことでしょう…
3つ目の注意項目は、「白い粉」です。
白い粉?
多肉って、それほど害虫被害や病気にかかるイメージがないんですよ。
たまにカイガラムシが付着してる時がありますが、他はあまり経験がないんです。
ただ、カランコエは、白い粉がつくことがあるんです。
粉糖を茶こしを使って散らしたように真っ白くなります。
これがカビなのか、それとも「ウドンコ病」なのかはわかりません。
1つかかれば、その辺のカランコエにこの症状が出るんです。
月兎耳のようなモフモフ系も、花がメインのカランコエなども…
カランコエ特有の病気なんでしょうかね?
この2鉢にはまだこのような症状がみられませんが、ちょっと気になる傷みを発見しましたので、用心のために薬剤散布をしておきました。
「脆い」 「蒸れやすい」 「白い粉」、この3つを注意すれば、うまく育ってくれるでしょう。
まずは、このチョコレートソルジャーと「シナモン」をもっと小さく、かわいらしく育てるために、葉挿ししておきますね。
子供が出てきたら、またご報告いたします。
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以上、「チョコレートソルジャー」や「シナモン」などのカランコエ属を育てるうえでの注意事項でした。