「あの時のマドカズラはどうなった?」 今年最初の復活大作戦、スタート! ─弱ったマドカズラの場合─【oyageeの植物観察日記】

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一昨日の水曜日、知り合いの花屋さんに行ってみました。

11月にこの花屋さんに寄って、サンセベリアのスタッキーとシクラメン、カランコエをもらったあのお店です。

あの時、モンステラに似た植物があったんですけど、ずっと気になってまして…

モンステラに似たその植物っていうのは、マドカズラなんです。

モンステラと同じ、サトイモ科モンステラ属の仲間です。

モンステラとどう違うかと言いますと、大きさがモンステラほどありません。

やや小ぶりです。

ということは、ヒメモンステラほどの小さいサイズ?

ヒメモンステラとも違うんです。

まだマドカズラは育ててないし、去年秋に買ったヒメモンステラもまだ生きるか枯れるかの瀬戸際なんで、比べようがないんですが…

モンステラとマドカズラの決定的な違いは、葉の形!

モンステラは葉に切れ込みが入ります。

しかし、マドカズラは同じように葉に穴が開きますが、葉のふちではなくて、葉の中心寄りに楕円形に穴が開くんです。

だから、切れ込みじゃあないんですよね…

11月にその知り合いの花屋へお花代金の支払いに寄り、帰り際に「何か上げようか?」って言われた時に、いくらなんでも売り物の「マドカズラ、ください」とは言えませんでした。

だから、弱りかけのサンセベリア・スタッキーをもらい、あとはお店の人から、「これもあげるよ、これも…」ってシクラメンとカランコエをいただいたんです。

あのマドカズラ、どうなってるのすごく気になってたんですよ。

モンステラの小型版のヒメモンステラがどうも調子がよくなく、今、他に手に入るところが見つからないんです。

で、代わりと言っては何なんですが、マドカズラを育ててみようかと思ってるところです。

去年の11月の時点で、スタッキー同様にマドカズラもだいぶ弱ってました。

茎が黄色くなり、葉もだいぶ落ちてたんです。

今日、お店の人に「あの時のマドカズラ、まだあります?」って聞いたんですよ。

「え?マドカズラ?」という答えが返ってきました。

マドカズラの存在自体がなかったことになってるような返事でした。

「あ、あ、マドカズラね…1鉢、あったんだけど… どこ、やったかしら?」って返事が返ってきました。

11月の時は3鉢あったんですよ。

それが1鉢になってたってことは、残りの2鉢はすでに枯れたんでしょうね…

「1鉢ねぇ… もうほとんど枯れかけてるのよ。もう駄目じゃあないかな… この前、水やりをしたんだけど… 今年の冬は異常に寒かったじゃあない。だから、やられたみたい。店内に置いてたサンセベリアも、今年はダメになってね」と言いながら、探し回ってるんです。

結構探し回ってました。

「こりゃあ、もう店にはないな…」って思った矢先、「あ、ここに置いてた」って見つけ出したのは、仕入れてきた生花の活けてる大きなバケツとバケツの間に押し込まれてました。

目の前に現れたマドカズラは、ほんと悲惨な状態でした。

葉っぱ、4~5枚しかないですよ。

しかも、ほとんどの葉っぱが黄色くなってたり、萎れてます…

これじゃあ、ヒメモンステラの二の舞じゃん…

「これ、どれぐらいの値段するんだろう? 1000円超えてたら、いやだな… 500円でも買いたくないな… 」と内心ドキドキだったんです。

すると、お店の人が「これ、あげるよ」って言うんですよ。

「ラッキー!」って思ったんですが、これだけもらって帰ったら、いかにもこれをもらいに来たようになりません?

知り合いと言っても、この花屋で買い物をしないし、ただ親が知り合いというだけで、何も買わなくて、恐れ多くてできません…

タダでこれだけもらって帰るほど図々しくはないんです。

良心が傷むと言いますか、小心者なんで、ちょっとできないです…

「払いますよ。とってください!」って言ったんですけど、「いいわよ、いいわよ、こんなんだし… これでお金をもらったら悪いわ…」って言うんです。

「じゃあ、何か買って帰ります。観葉植物か多肉を買って帰りますよ」」って言ったんですが、買えるものがないんですよ。

花屋さんですけど、大きな花屋さんじゃあないんで、品揃えが冠婚葬祭や花束用の切り花と季節の鉢植え用の花、それとほんの少し観葉植物と多肉植物を置いてるだけなんです。

「今度ゆっくりと買いに来ますね。じゃ、このマドカズラは、お言葉に甘えて… これは遠慮なくいただきます」と、今日はこのマドカズラだけもらって帰った方がよかったんでは?っと後悔しました。

だけど、やはりマドカズラだけももらって帰る勇気はないですけどね…

店内を見て回ったんですけど、欲しいものがないんですよね…

あるものは、すでに持ってるものばかりだし…

で、悩んだ挙句、コーヒーカップに植わってるサボテンの「セレウス、なんたらかんたら」というサボテンを購入。

これもすでに持ってるんですけど、これぐらいしか欲しいものがなかったんです。

で、600円…

コーヒーカップ付きですけど、ちょっと高めですよね…

このサボテンが300円、マドカズラが300円と考えて、今日は良し!としますか…

で、その肝心なマドカズラですが、これ、復活できます?

ヒメモンステラもまだ復活できてないのに、復活させる自信がありませんが、とりあえず手に入れたんですから、やりますよ。

「マドカズラ、復活大作戦!」

まずは、マドカズラの隅から隅まで総チェックです!

マドカズラはこんな風に葉の中央寄りにぽっかりと楕円のきれいな穴が開いてるが特徴です。

シルエットがきれいです。

しかし、悲惨な姿です。

葉が茶色になってます。

こりゃあ、ダメですね…

新芽が出てくる部分も、完全に折れて、黒ずんでます。

ここから新しい芽が本当に出てくるんでしょうか?

茎の途中が傷んでへこんでますね。

しかし、脇芽があるよう感じです。

気根も、完全には枯れてないんで、水に浸けておけば出てきそうです。

今日は、どこもいじらず触らずで、このまま暖かい部屋に取り込み、少しの間は様子見です。

折れて黒ずんでる芽は延びてくるのか、気根は生きてるのか、葉はこれ以上弱らないか、などを日々観察していきます。

段々衰弱していくようなら、水挿しですね…

ここまで弱ってるのは、多分、根腐れを起こしているか、もしくは寒さにやられて、根が根の役割をしてないんだと思います。

暖かい時期なら、鉢から出して、根を調べたいんですが、まだちょっと早いんで、もう少しこのまま様子を見てみようと思います。

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では、このマドカズラに何か動きがありましたら、またご報告させていただきます。

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