鉢にセンペルビウムをたくさん植え込んだ、通称「センペル丼」
そんなセンペル丼の画像を、たまにネットで見かけたりします…
皆さん、きれいに作られてるんですよ。
きれいに植え込んでるのもありますが、色がきれい。
黄色があったり、オレンジがあったり、赤があったりで、カラフルな色のセンペルさんを寄せ集めた寄せ植えは、不人気センペルさんの株も一気に急上昇!ですよね。
これで、不人気センペルさんを見直すチャンスなんです。
センペルさんをもっと知ってもらうため、そして「エケベリアだけが多肉じゃあない!」「センペルだってこんなにすごいんだ!」ってとこを見てもらうために、前に「センペル丼」、さらにその上を行く「センペル鍋」を作ってみました。
うちのセンペルさんを大量に植え込んだ丼ならぬ、センペル鍋は…
それが、大変なことになってるんです!
センペル鍋を作った時は、直径30センチほどの鉄鍋に20苗以上のセンペルさんを植え込みました。
中には固く閉じたままのセンペルさんもいらっしゃいましたね。
しかし、今は閉じてた葉がすべて広げてます!
生長が早いものは、ランナーを伸ばして子株まで作り始めてますね。
成功ですね!
センペルさんは非常に育てやすい部類の多肉です。
葉が閉じてて蕾のような形になってても、根があれば土に挿して軽く周りを固めておけば、ほぼ根が伸び、うまく育ってくれます。
根がなくても、季節、環境、水などで発根し、これまたうまく育ってくれます。
で、いいんですが…
いいんですけど…
大変なことはこれじゃあないんです…
なんですか、これ?
多肉の寄せ植えほどカラフルではなかったですが、センペルだって作った当初はそれなりにカラフルだったんです。
今は、全部が同じ品種に見えてしまうほど、色が同じです…
植え込んだ当初も、それほど色とりどりではなかったんですよ…
だけど、それなりに個性はあったんです。
微妙に赤かったり、微妙に黒かったり、微妙に白かったりと…
今のセンペル鍋を遠目で見たら、全部同じ品種に見えません?
そりゃあ、個々に見ていけば、特徴や色違いがあり、別品種だとわかりますが、もっと個性を出してほしいもんです。
何故、同じ色、同じ形になるんでしょ?
こういうのを求めてたんじゃあないんです…
センペルって、育てるのは簡単ですが、思い通りのセンペルさんになってくれないのがもどかしいですね…
ただ、ど真ん中に植えたセンペルさんがいらっしゃいました。
薄い綿のようなものを張り巡らせるセンペルさんです。
あれだけちょっと特殊だったんです。
前に半分だけ枯れてしまったセンペルさんがいましたよね、あれと同品種です。
この子だけは水分に弱いみたいで、うまく育ちませんでしたね…
で、代わりに植えたのは、バニラシフォンという品種。
これは特徴があります。
一発で名前を覚えますし、これ!という特徴もあります。
そして、たくさん植わってる中に植わってても、一目見ただけでわかります。
そうなんです、名前からイメージできますでしょうか?
バニラ色…と言いますか、クリーム色のセンペルさんです。
これをど真ん中に植えて、もう少し個性のあるセンペル鍋に仕立て直しますよ。
ただ、手に入れた時にはネームプレートの写真のようなクリーム色でしたが、こちらもはっきりしないような、皆と一緒のような色になってきてますね…
大丈夫か?
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センペルさんの色を維持するのは難しい…ですね。