今朝も多肉パトロールです。
何か問題が発生してないか、1カ所ずつ巡回します。
多肉の置き場所は、「これはここ」っていうような決まりごとはありません。
しかし、葉挿しから少し大きくなった苗を鉢植えにした多肉たちを集めてる棚と、もう1つは半年ぐらい前に作った多肉の寄せ植えをこの春に解体し、個々に鉢植えしてケースに入れてる棚と、ある程度は分けて置いてます。
で、ここは、以前寄せ植えに使ってた多肉たちを集める場所になります。
この棚は、クリスマスの寄せ植え、松花堂弁当風寄せ植え、「春を先取りシリーズ」に使った多肉を解体し、小さい苗は黒のビニールポットに、大きい苗は茶色のプラ鉢に植えて、メッシュケースに入れて管理してます。
寄せ植えに使った鉢はどれも小さく、そこに数種類の多肉をギューギュー詰めに植え込むとやはり育ちが悪かった…
それぞれを1つの鉢に1つの多肉を植え込んだら、株がしっかりしてきました。
生長が春秋型が多いのも、一理あると思います…
この中で、特にお気に入りなのが、熊童子錦です。
熊が両手を合わせてるように見えるこの多肉は、コチレドン属の「熊童子」です。
熊童子の斑入り品種が、この「熊童子錦」なんです。
ぷっくりした葉に、縞模様の斑と爪が赤く色づいてて、かわいくないですか?
斑の入り方も、以前よりきれいになってきて、模様がクッキリハッキリしてきました。
しかし、こういうモフモフ系の多肉って、蒸れに弱いんです。
湿度が高かったり、高温時に苗に水がかかったままですと、すぐに蒸れ、葉が柔らかくなったり腐ったりし、一晩で萎んで枯れます。
もっとじっくり見ようと覗き込んで、顔を近づけてたんです。
すると、左側の視界にごそごそと動くものが…
ワーーッ!
カニがぁぁぁぁーーーーっ!
なんで、ここにカニがいるんですか?
それも、結構でっかくてびっくりしましたよ!
まだ半分寝起き状態で目が覚めてませんでしたが、一気に目が覚めてしまいました…
どっから来たんですか、このカニは?
何しに来たんですか?
きっと「さるかに合戦」ですよ!
この多肉の鉢の中には、サルがいるんです!
猿恋葦です。
「猿恋葦」と書いて、「さるこいあし」と読みます。
ハチオラ属の品種ですが、どことなくリプサリスに似てて間違えません?
しかし、リプサリスとは属性が違うので、関係はなさそうです。
カニはきっと、この「猿恋葦」と戦いに来たのでしょう。
しかし、この猿恋葦は隣の棚に置いてたんですよね…
残念でした…
じゃあ、クマの「熊童子錦」との戦いに?
危ない、危ない!
あの鋭いハサミで、大事な斑入りの葉を傷められたりしたら、それこそ大変です!!
エケベリア属の「桃太郎」をそばに置いとけば、退治してくれてたでしょうけど、桃太郎も猿恋葦と同じ棚だったんですよね…
だけど桃太郎、鬼は退治できますが、カニは退治できますでしょうか?
しかも、まだ小さい桃太郎なんで、カニを負かすほどの大きさではなかったんです…
反対に、桃太郎もやられるところでしたよ…
仕方ないので、oyageeが処理を…
さて、このカニはどうなったでしょうか?
1.二度と戻ってこれないように、遠くの川に逃がしてあげた。
2.隣家との境界線の溝があり、先月溝掃除できれいにしたこの溝に放り投げた。
3.カニが大好きな双子の姪っ子の為に、次に遊びに来る時まで大事に飼ってあげることにした。
4.朝飯前だったので、みそ汁の中にカニを入れ、カニ汁として食べた。
後はご想像にお任せします…
ところで、このカニって、どうやって登ってきたんですか?
ここ、棚の下から2段目なんですけど?
結構な高さがあるんですけど?
ホント、困りますよね…
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これから虫除け、カエル除け、そしてカニ除けに頑丈な金網仕様の網戸を設置しないといけないかもしれません…