多肉さんたち、夏に起こりうる困った現象としては、「突然の蒸れで枯れる」「害虫被害」の2大悩み事がありますよね。
これで悩まされてる方、結構多いんではないでしょうか?
もう1つ厄介なものが、「元気なのに、元気じゃあない…」
どういうことかと言いますと…
葉はパリッとしてるし、別に枯れてもない、蒸れてもないんだけど、何故か苗全体がダラ~ンとだらしない姿になる…
「葉が広がる」とでも言いましょうか…
例えるなら、まるで、サンリオキャラクターの「ぐてたま」のようにぐで~となってる…
多肉がこんな姿になりません?
ならない?
うちだけでしょうか?
育ててる多肉の株で、今、ぐでたまのように寝そべってる姿になってる株がいくつかあるんです。
その代表格が、「シリウス」
エケベリアの品種です。
購入時は、今年の5月…
購入当初は、渋い紫色とでも言いますか、落ち着いた赤紫色に紅葉してて、葉もしっかり立っており、立派なお姿をしてたんです。
しかし、気づけば、葉は寝そべり、色も褪め、何ともだらしない姿に…
葉が垂れ下がってる…と聞けば、もしかして蒸れが原因で葉がポロポロ落ちる兆候なのでは?
ご安心あれ…
葉は、茎にがっちりついてるんです。
指で持っても、葉はびくともしません。
1枚ぐらい葉挿しをしようかと、葉をもぎ取ろうと思っても、全然取れない、全く動かないぐらいガッツリとついてるんです。
もしかして葉と茎の接続部分が腐ってないかを確認するために、葉を軽く押し下げて株の中心部分を覗いてみました。
葉と茎の接続部分もしっかりしており、傷みも見られませんね。
葉がだらしなく垂れさがる原因は、「蒸れ」ではないようです…
だとすれば、やはり、日照不足?
そうなんですよね…
7月の台風までは、このシリウスは外に置いてました。
外でも、直射日光に当ててはおらず、日陰で管理してたんです。
その時はまあ現状維持しており、きれいな色をし、葉もしっかり立っておりました。
7月の台風の時に、外に置いてる多肉たちが被害に遭わないように室内へと取り込んだんです。
このシリウスも、自分の部屋に取り込み、その後は、夏だし、暑いし、シリウスは一点ものの株なので、枯らしては困ると思い、外へは出さずにoyageeの部屋に置いたままだったんです。
完全に日照不足です…
だけど、日照不足で、葉が寝るぐらいの姿になります?
他の多肉は、葉が寝そべってなく、しっかり立ってるものもたくさんあります。
だとすれば、別の原因を考えるとすれば、「水切れ」でしょうか?
確かに…
水は、極力控えてます。
特にこのシリウスは、水をやろうと思っても、葉が四方八方に開いて、土が見えない状態です。
水を差そうにもどこから差していいものか… 水が差せないんです。
無理矢理水を流し込んでもいいんですけど、葉が開いてる状態なので鉢全体を覆ってしまい、水やりしても今度は通気性が悪く、土がなかなか乾かなくて、蒸れそうで怖いんですよね。
だから、ついつい水やりをしておりませんでした。
だけど、水切れの症状はありません。
葉はしなしなどころか、葉はカッチカチやどー!
水切れで、しなっとはなってません、全然柔らかくないんです。
原因は、一体何なんでしょうか?
このみっともない姿のシリウス、果たして元に戻るんでしょうか?
一番の原因は、日照不足!…だと推理します。
その原因を明らかにするため、今日から再び、屋外で管理します。
外ですが直射日光の当たらない場所で、紫外線が若干浴びるぐらいの半日陰の場所に置いてみようかと…
「ぐでたまのように葉が寝そべったシリウスを、再び元の姿に戻す実験」、スタートです!
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このシリウス君に変化がございましたら、またご報告いたします。