先日、ガステリアの葉をテキトーに土へ挿してたら、知らないうちに根らしきものが伸びてました…
「嘘やん? 根じゃあないでしょ?
白い糸くずでもついてるんじゃあない?」
だけど、あの白いものが根だと信じ、「多肉あるある情報」としてブログを書きました。
【7月13日のブログより】
その後は、別にチェックすることもしてなかったんです。
正直、期待しておりませんでした。
だって、枯れかけ寸前の葉から根が出ても、芽なんて出るはずないじゃあないですか…
だから、気にも留めてなかったんです。
根が出てたこの葉の存在を、すっかり忘れておりました。
だって、しわくちゃの葉ですよ?
茶色く変色し枯れかけ寸前で、しかもこんな薄っぺらいカピカピの葉から、どうやったら芽が出てくるんですか?
あれが根なのか、正直疑っちゃうし、根だとしても、まさか芽が出るとは誰もおもいませんよね?
多肉の葉挿しって、ぷりっぷりのムチムチの葉を使うんです。
しわくちゃな葉を葉挿ししても、発芽や発根はほぼ不可能です。
シワシワの葉は、発根・発芽の成功率が低いです。
例え、発根・発芽しても、ただ根が出ただけ、芽が出ただけで、それから大きく生長してくれないことの方が多いんです。
そうしてると、親葉は半透明になって、枯れてしまいます。
さらに、葉の色が茶色に変色して枯れかけ寸前の葉を葉挿しに使っても、100%の近い確率で無理です。
だから、こんな葉から芽が出るわけないですよ…
このトレイの中には、主にアロエやガステリアを集めています。
この中に、ペチャンコの葉から根が出てたガステリアの株も入れております。
別に葉挿しを確認するわけでもなく、このトレイの中の多肉達に久々に水やりするために、鉢を覗き込んだんです。
何度も言いますけど、ガステリアの葉挿しの葉ってペチャンコで、生命力ほぼゼロの枯れかけ寸前の葉なんですよ?
例え、何かの間違いで根が出たとしても、芽なんて出るわけないですよ。
エケベリアやセダムのような発芽根しやすい葉ではなく、発芽根の成功率が不明で、葉挿し未経験のガステリアの葉ですよ?
期待なんてしませんったら…
もう一度言いますけど、葉の色が完全に褪め、干乾びる直前のような薄っぺらくて硬い葉ですよ?
そんな葉から芽なんて出るわけないって!
例え、根が出ても、芽なんて出るはずないじゃあないですか…
出てる!
出てる?
出てません?
出てますよね?
これは芽じゃあないですか?
陰になってて、暗くてよく見えません。
この年になると、こういう薄暗い場所で、これぐらいの距離で、これぐらいの小さいものが見えづらくなってくるもんなんです。
だから、明るい場所に移動させます。
これでよく見えました…
えーー? 新芽、出てますよ!
白いものが葉の先にくっついてます!…って!!!!
まだ小さいですが、これは間違いなく「新芽」でしょ?
正真正銘の「芽」ですよね?
これが芽だとすれば、奇跡ですよ、奇跡!!!
あんな薄焼き煎餅のような、クレープの生地のようにぺらっぺらに薄い葉から芽が出るなんて、一大事! この世の奇跡です!
発根発芽では、久々の大興奮しました。
あれが芽ならば、ガステリアの葉挿しで初めての成功です!
ガステリアって、葉挿しの確率は結構高い方なんでしょうか?
意外と簡単に出てくれたので、びっくりしましたよ。
それと、たまたま? マグレで発芽したんでしょうかね?
とにかく、これから大事に育ててみようと思います。
ちなみに、これ、なんていう品種なんでしょうか?
未だにわからないんですよ。
わかんないまま育ててました…
そもそも、これ、ガステリアですか?
ガステリアでもいろんな品種があり、またガステリアも他の品種と交配できるみたいで、アロエとの交配でガステリアロエなんて種類までありますし…
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新芽の確認よりは、まずは品種名を調べる方が先でしたかね?