丈夫なセロームに仕立てるなら、炎天下で頑張る「甲子園球児」のように!? ついでにクッカバラも…【oyageeの植物観察日記】 

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久しぶりのセローム情報です。

これまで育ててるセロームと言えば、葉についてる枝の部分(葉柄)が伸び切ってしまい、またひ弱で柔らかい葉柄になって、葉が垂れ下がり気味なんですよね…

スマートで丈夫なセロームに育てたいと思ったりしませんか?

oyageeはずっと思ってて、何度も挑戦してますが、ことごとく失敗してるんです。

どうしてもだらしないセロームになってしまってます。

ついでに、クッカバラも…

まずは、ダメダメなセロームとクッカバラはこんな感じです。

こちらは、浴室に置いてるセロームです。

葉柄部分が伸び、しかも好き勝手に曲がってます。

また水切れも頻繁に起こして葉も傷み、なんともだらしない姿ですよね…

そして、こちらが室内に置いてるクッカバラ。

居間のテレビの横に置いてますが、葉柄が細くて柔らかく、葉も元気がなく、こちらも弱々しい株です…

クッカバラもセロームも、同じフィロデンドロン属の仲間です。

葉の形が微妙に違うだけで、育て方はほぼ同じと思っていいでしょう…

ほとんどのクッカバラの葉柄が伸びて弱く、葉が四方八方に垂れ下がり気味に開いてしまい、全体的に弱々しい姿のままなんです。

そんなだらしないセロームとクッカバラなんですけど、今年はうまく育ってきてるのかもしれません。

セロームとクッカバラの1鉢ずつが、oyagee好みの株になってきてるんです。

2鉢ともまだ小さいですが、株がぎゅっと締まっており、葉がモリモリしてて元気で、しかも葉柄もシャキーンと真っ直ぐ立ってますよね。

ここまで元気だと、見てて気持ちいいですよね。

こうなったのは、実は偶然なんですよ。

セロームとクッカバラは毎年暖かくなると外へ出しますが、毎年置いてる観葉植物専用棚が、今年は多肉植物が占領してまして、置くところがなくて、日向に置いてしまったんです。

葉焼けするだろうな…なんて思いながらも、半分は葉焼けさせてしまう覚悟のうえで、朝から夕方まで、晴れれば直射日光がガンガン当たる場所に置いてました。

ダメになってもいいや…みたいな、半分諦めモードで…

このセロームは、元はダメダメな子でした。

葉がダメージを受けてて、葉柄も伸び切ってたので、葉をすべて取り去りました。

そして、暖かくなってきた4月ぐらいに外へ出し、この定位置にずっと置きっぱなしだったんです。

葉が小さい時から太陽光線に慣れてたんで、今は強い直射日光でも葉焼けをしなくてすんでるんだと思います。

しかし、大きな葉のセロームを強くしようと、いきなり太陽光線に当てるのは禁物です。

いきなり日光浴は、絶対に葉焼けを起こして葉をダメにしてしまいます。

強くて丈夫なセロームに育てるなら、太陽光線は必須だと思いますが、まずは日差しの弱い春ぐらいから徐々に慣れさせる、そして、小さい葉の時から直射日光に当てて慣れさせる…

丈夫なセロームを作るには、これだと思います。

肥料は全くやってないし、植え替えもしてないんで、肥料や土はあまり関係ないと思うんです。

丈夫にするには日光浴!

ずばり、これ!…でしょう。

ただし、くれぐれも、葉焼けだけには注意してくださいね。

ついでに、クッカバラも…

クッカバラもほぼ同様です。

このクッカバラも古い葉はすべて取り払い、ほぼ丸坊主の状態で直射日光に当ててきました。

小さい芽の時、そして小さい葉の時から日光に慣れさせてるので、今は葉焼けを起こしてないですし、葉柄もシャキーンと伸び、また硬い葉柄になってます。

葉も、他のクッカバラに比べて肉厚だし、非常に硬いんです。

若干、葉が黄ばみがちですが、夏の日差しが強すぎてしまい、葉焼けまではいかなくても、黄色くなってしまってます。

やはり、1日中ずっと太陽の下に置いてたら、こうなってしまいます。

これは仕方ないことです…

セロームとクッカバラの葉が垂れなくて、丈夫に育てるなら、太陽光線に当てること!

そして、日差しが弱くて日照時間の短い春先ぐらいから、日光浴をさせて徐々に慣らす。

すると、最終的には真夏の炎天下でも、葉焼けを起こさなくて丈夫なセロームとクッカバラになるんです。

まるで高校野球の甲子園球児のように…

炎天下の中で、高校球児たち、頑張ってますもんね。

1年中練習で鍛えてますし、暑い夏でもしっかりと練習してきたんですから、少々のことではへこたれません。

セロームやクッカバラも一緒…

ただし、水分補給はしっかりと!

暑い中、何時間も運動すると、熱中症になります。

今の時代は、すぐに水分補給です。

oyageeの中学時代の部活動では、部活動中は「水は一滴も飲むな!」って言われてて、今考えれば、あり得ない時代でしたが…

セロームとクッカバラも、炎天下では鉢の土がすぐに乾いてます。

1日で乾きますので、こまめに水やりを…

でも、セロームとクッカバラには塩分は必要ないですよ。

水だけで大丈夫です(笑)

これが、葉焼けさせずに、なおかつ枯らさずに育てるコツです。

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長年の悩みだった、セロームとクッカバラの葉柄がだらしなく垂れさがるのは何故なんだ?が、やっと答えが見つかった気がします…

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