多肉植物にハマって早2年…
今は品種や鉢が段々と増えてきて、家の回りのありとあらゆるところに多肉の苗や鉢を置いており、すでに置き場所がなくなってきました。
管理の限界に近づいてまいりました…
置き場所で空いてるスペースがあるのは、あと2階…
しかし、室内にはあまり置けず、ここもすでに満杯状態。
古い家ですが2階部分は結構広くて、ベランダというほどのもんではないんですが、1階の屋上に結構な広さのスペースがあるんですね。
6畳の部屋が2室とれるぐらいの広さなんです。
1階の屋上には2階から出れます。
今は、そこに多肉を並べてるんです。
これです…
雨の心配がない日はずっと置きっぱなしにし、雨が降る時は両サイドにブロックを立て、上にトタン板のようなもので橋渡しし、多肉たちを守ってます。
あまりにも激しい雨の時や風を伴った雨の時はトタン板が吹き飛んじゃうんで、2階の部屋の1室に取り込んでるんですよ。
昨夜、翌日(今日)の天気予報をチェックしたのですが、今日の午前9時頃から雨が降る予報だったんです。
傘マークになってても、雨量が0ミリというすごく弱い雨のようだし、降水は9時ぐらいなら朝に対処すればいいや…ってことで、多肉たちはそのままにし、取り込んでおりませんでした。
今朝5時頃、車のタイヤが水を弾く音で目が覚めました。
家の前には道路があります。
狭い道路ですが、通行量は比較的多い道路です。
車が通過するたびに、シャバシャバシャバーという道路が雨に濡れてる音がするんですよ。
タイヤが水たまりの水を弾く音ではなく、地面が濡れてるだけでも、道路が乾いてる時の音とはまた違う音がするじゃあないですか…
乾いてる道路の音は、ジャゴジャゴジャゴーという乾いた音…
濡れてる道路の音は、シャバシャバシャバーっていう濡れてる音です。
文字だけじゃあわかりづらいですよね…
車が通り過ぎる時のあのシャバシャバシャバ…という音で、「雨が降り始めたんだな」「外は雨が降ってるんだな」って判断してるんです。
そんなに大きな音じゃあないんですが、やはり気になる音…
脳は眠ってるんだけど、自分の中ではすごく気になる音で、睡眠中でも頭の中で「多肉が濡れてる!やばい!」って思ったんでしょう…
車のタイヤが水を弾く音で、急に目が覚めたんです。
多肉って地植えでも育つし、少々濡らしても大丈夫でしょうけど、oyagee的には多肉は極力濡らしたくないタイプなんです。
夏に多肉の苗を水で濡らし、葉がポロポロ落ちる「葉ポロ」現象のトラウマが、冬になっても続いてるんでしょうか?
さすがに5時は真っ暗なので、外に出ることはできませんでしたが、あたりが明るくなってから外へ出てみました。
この時は霧雨程度でしたが、寝てる夜中に結構降ったみたいです。
葉にびっしり水滴が溜まってしまってます…
葉挿しから育て、やっと土にしっかり根付き、最近徐々に大きくなってきたピンクザラゴーサにも、こんな大きな水滴が…
苗は1円玉ぐらいの大きさでまだ小さいのに、こんな大きな水分の塊に埋もれてしまって…
これ、放っておいても問題ないでしょう…
けど、長時間水滴が葉や葉と茎の付け根についたままだと、やはり気になるんですよね…
「蒸れて腐るんじゃあないか?」とか、「水分過多で弱らないかな?」とか…
この時期は高温で蒸れはしないでしょうけど、このまま明日の朝まで水滴がついたままだと、今度は凍結したりしません?
葉についた水滴が翌朝に凍ってしまい、凍傷になったりしないんでしょうか?
ベランダにある鉢の半分以上がエケベリアの品種だと思います。
エケベリアの寒さに耐えられる最低気温は何度なんでしょうか?
0度以下で凍っても大丈夫なら、このまま置いておくんですが、マイナス5度なら越冬が大丈夫なセンペルさんじゃあないし…
エケベリア属の品種って、越冬は屋外でも大丈夫そうです。
しかし、霜はNGだったような気がします。
霜がダメなら、凍結してしまうなんてもってのほかじゃあないです?
なので、水分を取り除くことにしたんです。
しかし、このハンパない鉢の量…
oyageeはこれまで葉についた水分は、ティッシュを指先でクルクルっと丸めて、吸い取るんです。
だけど、これだけの量ですよ…
一鉢ずつ手に持ち、ティッシュでありとあらゆるところについてる水分を吸い取ってたら、1時間じゃあ終わりません。
こんな真冬の寒空の下、一人ベランダでヤンキー座りをしながらチマチマと多肉の水分を吸い取ってたら、多肉が凍結する前に先にoyageeが凍結しちゃって病院に運ばれますよ…
大まかな水滴だけ水分を飛ばして、さっさと室内へ避難しないと、本当に風邪ひくか、指先が凍傷になりそうです。
手荒な作業ですが、息を吹きかけて水分を飛ばします。
結構吹き飛んでくれるんですよ。
これ、エケベリアの「花うらら」のように見えますが、「恍惚の蓮の花」という品種です。
厳かで難しい名前に見えますけど、見た目はあまり面白みのない姿ですね…
葉に爪があり、ややくすんだ緑色の葉にえんじっぽい色の縁取り…
こういう色と形をした品種って、結構多いんです。
「花うらら」とか、「プリドニス」とか、「女雛」とか、「ペルシダ」とか、「ブルーオリオン」とか、「チワワエンシス」とか、紅葉してない「桃太郎」とか…
これら、すごく似てるんですよ…
多肉に詳しい人ならすぐに見分けがつくでしょうが、多肉歴2年のまだ多肉ビギナーであるoyageeは、はっきりとした見分け方がまだわかりません。
「恍惚の蓮の花」はもう少し紅葉してきたら、また違った色合いになったりするかもしれませんが…
ちなみに、「恍惚の蓮の花」は「こうこつのはすのはな」と読みます。
まずは、息を吹きかける前は、こんなにたくさんの水滴がついてます。
まずは1回目!
中央付近の大きな水滴は飛びましたよ。
後は、2度、3度と繰り返して息を吹きかければ…
ほとんどの水滴が消え去りました。
多少残ってますが、後は自然乾燥…
風に吹かれて乾いてもらいましょう。
あまりしつこく息吹きをすると、小さめ小石や軽い鹿沼土などは水滴と一緒に飛びますのでご注意を…
口から吹く息と同時に荒い鼻息も一緒に吹きかけたみたいで、結構小石を飛ばしました(笑)
多肉の品種によっては飛びにくい水分もありますが、お粉をまとった葉やつるつるしてる葉は、1回の息かけで大部分の水滴が飛び、あと2~3回ほど息を吹きかければ、ほとんど消え去ります。
ここにある多肉の水分も飛ばしておかないと、一点ものの1鉢しかない品種ばかりなんで、もしダメになってしまったら大変です。
一鉢ごと持ち上げては、ふっふ、ふっふして、10分ほどで室内へ避難。
まだ残ってる水滴もありますが、あとは明日の朝が0度以下になって凍結しないことを祈るのみです。
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どうか、明日は凍結してませんように…