いとこのお嫁さんから、「今度の木曜日、友達と多肉植物を見に行っていい?」と連絡がありました。
別に「趣味は多肉植物で、半端ない量を育ててる」とか「販売するほど育ててる」とか、誰にも言ってないんですけど、噂が流れてるんでしょうか?
「あそこの家に行けば、園芸店が開けるほどわんさか多肉がある」という情報が人づてに伝わってるようです。
人の噂って怖いですよね…
他にも思い当たる節があるんですよ。
家の前は一般道で、ちょうど信号待ちになると、結構連なって車が止まるんですよ。
oyageeが外の多肉パトロールをやってる時に、信号待ちの運転席からこっちを見てる運転手が結構多いんです。
植物とか多肉に興味ない人は、別に何とも思わないんでしょうけど、植物、多肉に興味ある人だったら、「あの家、おもしろそう」「どんな植物があるのか、ちょっと覗いてみたいな」って思ってるんじゃあないです?
「この人と知り合いになって、多肉談義をしてみたい」って方がいたら、どうぞ、どうぞ、アロエのおやっさんのように勝手に敷地に入ってきて、育ててる多肉植物を覗いても大丈夫ですよ(笑)
話は戻りますが、いとこのお嫁さんが、「売ってくれる多肉はないの?」って言うんですが、売るまではないんですよね…
プロじゃあないし、完璧な苗がほとんどないんです。
虫食いだったり、葉焼けしてたり、粉はげだったり、形がいびつだったり…と。
そんな苗でお金をいただくのは、恐れ多いかと…
多肉が好きすぎて、商売を始めるようになれば、それなりの金額をいただきますが、まだまだもらえません…
いとこのお嫁さんの友達も、多肉の苗がすごく欲しいらしくて、「一緒に買いに行っていい?」っていうんで、「いいですけど…」って返事はしたんですが、「売るほどのもんは、ほとんどないですよ」ってことは一応付け加えておきました。
何をどう売ればいのか、お金はもらえないよな…なんて思いながらも、とりあえず普及種ばかりをざっと狩り取り、鉢植えにしておきます。
家の裏に普及種ばかりを集めたプランターや育苗トレイがあるんで、ここから拝借。
多肉狩りした苗を、写真右上から簡単にご紹介します。
月花美人、朧月、火祭り、白っぽく肉厚の品種は不明(もしかして、月花美人?)、虹の玉2つ、姫秋麗、マーガレットレッピン、グリーンペット、ブラックプリンス、秋麗、玉つづり。
真ん中に集まってるのが、ピンクプリティ? パープルパール?に銀明色?
誰もが持ってそうな品種ばかりですよね?
来るのは、明日…
土に植えた苗って、1日足らずで根が出たりしませんし、絶対に根付きません。
もし、いとこのお嫁さんやその友達が多肉栽培の素人さんだったら、苗だけあげてもどうすればいいのか困るだろうし…
苗がグラつくけど土に挿したまま鉢を上げることにしました。
多肉の茎挿しは、いきなり土に植えてもいいんです。
普及種なら、いつもそうやってます。
一点ものの品種やレア品種では、やりません。
カットしてすぐには植え込まないんです。
切り口を必ず乾かしてます。
もし、一点ものやレアものがうまく根を張らずにダメにしちゃったら、最悪じゃあないですか…
そういうところは、抜け目ないんです(笑)
切り口が乾いてないと、そこから雑菌とか水分が入って腐る場合もあるんで、本当は切り口を完全に乾かした方がいいんです。
乾かすのは、1週間ほど…
だけど、明日来るんですよ。
1日だけだけど、切り口をちょっとでも乾かしてから植え込んで、それを見てもらおうかと…
切り口は下にして苗を立てた姿で乾かした方がいいんで、錆びたバーベキュー網に挿して乾かしておきます。
撮影するためにひなたに出してますが、苗を乾かすなら日陰の方が安心です。
もちろん、撮影後は風通しの良い日陰に置いてますよ。
さ、明日、パパパっと鉢植えしたら、準備OK?
いつでもいらしてください。
「えー!これ、すべて持ってる! これだったら、いらないー!」なんて言われたら、そこでジ・エンドですが…
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どれも簡単に増えて、始末に困ってる品種ばかり…
「こっちも困るんです! お金、こっちが払いますので、どうか持って帰ってください!」って言っちゃいそうです…