斑入りハオルチアの「良い子、悪い子、普通の子」[五重の塔錦・編]【oyageeの植物観察日記】

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本日は、このトレイに入ってる多肉たちの水やりです。

2階のベランダにて、水を入れたペットボトルで水やりします。

グリーンのトレイは、前にブログで紹介しましたね。

ハオルチアがメインに入ってたトレイです。

この中には、真ん中に一星球が輝いてた「ドラゴンボール」が入ってました。

あの星は、偽物ですけど…

前回の水やりでブログ更新したのが、1月24日ですので、1か月以上経過しております。

暖かくなってきたし、少しは大きくなってるんじゃあないか?

【19.01.24のブログより】

【19.03.11現在】

あまり変わってなかったですね…(苦笑)

多分、これからですよ!?

ハオルチアの成長期は「春」ですから、これからです、多分…

今日は、ドラゴンボールではないんです。

別の品種をご紹介します。

硬葉系ハオルチアの斑入り品種なのです。

「五重の塔」って、ご存知ですか?

硬葉系のこういうハオルチアです。

この五重塔にも、斑入り品種があり、白の斑が入る五重の塔と、黄色の斑が入る五重の塔と2通り存在するんです。

どちらも「五重の塔錦」なんですが、区別するためなのかはわかりませんが、白の斑が入る分を「幻の塔」という名前で、黄色の斑が入るのを「十二の塔」と呼ぶみたいです。

スマホとパソコンの表示方法が違いますが、スマホだと上が白斑で、下が黄斑になり、パソコンだと、左が白斑、右が黄斑になります。

…と思ってたんですが、どうも違うようです。

先に言っておきます、黄斑の「十二の塔」は名前を間違えてますね。

「幻の塔」の方は合ってますが、黄色の斑が入るのは「十二の塔」ではありません。

「十二の塔」って名前は別の品種で存在しますが、これではありません。

だから、黄斑の五重の塔は普通に「五重の塔錦」でいいと思います。

買った時に「十二の塔」という名前と聞いたんで、ネームプレートも「十二の塔」とつけてますが、間違えてますのでご注意を…

なので、赤の二重線で訂正しておきます…

「五重の塔錦」は、今、こんな状態です。

真ん中に親株があり、両脇から2つの子株ができてますね。

これが三者三様なんです。

ここで、前回「葉挿しの良い子・悪い子・普通の子」をやりましたが、ハオルチアでもやってみましょう。

斑入りハオルチアの「良い子、悪い子、普通の子」チェック!

「五重の塔錦」編です。

まず、中央の親株は…

黄色の斑がきれいに入った「五重の塔錦」です。

これは、普通…

普通の子です。

それでは、左側にある子株は…

こちら、全く斑が出ておりません。

これだと、ただの五重塔ですよね?

もう少し成長すると斑が出てくるかもしれませんが、今のところその兆候が見えず…

ということで、悪い子…

そして、右側から出てる子株は…

こちら、まっ黄色の子株なんです。

全身、黄色の五重塔…

これは、「全斑」っていうやつですね。

全斑とは、すべてが斑入りということです。

斑が完全に入ってるんで、完璧!パーフェクト!

…と思われがちですが、これ、あまりよくありません。

すべてが斑の葉は、育ちがよくないんです。

最悪、枯れます…

大きくなることもあまりないです。

これは、植物すべてに言えることだと思います。

2年前ぐらいに、ゴムの木から真っ白い脇芽が出てきたことがあります。

【17年6月のブログより】

挿し木をしようと、付け根をカットして水苔に包んでたんですね。

ゴムの木は、水挿しで根が出てくれるんですが、この子は根が出ずに枯れました。

他にも、斑入り品種が全斑になることがよくあります。

例えば、ツユクサ科の斑入りのトラデスカンチア…

斑入りのトラデスカンチアは、結構な確率で乳白色の全斑の葉を持つ茎が出てくるんですが、これがうまく育ちません。

葉に張りがなく、弱々しく、写真の葉も枯れかかってますよね。

他にも、こういうのがあります。

アガベです。

これ、アガベのベネズエラ錦です。

この2本は、どちらかがどちらかの脇芽ではなくて、それぞれ別々に植わってます。

綺麗な斑が入った左側の株は元気良く育ってるんですが、右側の全斑の株は成長がよくないんです。

しかも、葉のふちがヘナヘナで、先っぽが黒ずんできてますよね。

これは、弱って枯れかかってきてる証拠…

うまく根が張れてないのかもしれません。

右側の全斑の方は、ダメになりそうな予感がします…

全斑って言うのは、緑色の部分がないから光合成できなくて、うまく育たないんではないかと思ってるんですけど、どうですか?

さて、五重の塔錦の右側の全斑の子、あれはどうでしょう?

どこまで育ってくれるんでしょうか?

ということは、これも悪い子?

じゃ、悪い子ばかりじゃあないですか…

考え直して、真ん中のきれいな斑入りの子が「良い子」

全斑の黄色い右側の子が「悪い子」

左側の斑が全く入ってない子が、先祖返りしたってことで、普通の五重の塔に戻った「普通の子」…

これでよろしいでしょうか?

ということで、中央の親株を大事に育てます。

以上、斑入りハオルチアの「良い子、悪い子、普通の子」でした。

おっと、名前を付け替えておきますね。

「十二の塔」なんて名前で覚えてしまったら、大変ですから…

何故、「十二の塔」だったんでしょうか?

十二の巻とか、五重の塔とか、幻の塔って名前がごちゃ混ぜになったんでしょうかねぇ?

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もう少し暖かくなって、もう少し大きくなったら、良い子がわんさか出てきてることを願いましょう…

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