今朝、多肉パトロールをしてたんです。
家の裏でした。
すると、「おはよーさん」とあの声…
アロエのおやっさん、久々に登場です。
つい先日のブログで、「アロエのおやっさんはどうしてるんだろう?」って書いたばかりなのに…
天の声が聞こえた?
アロエオヤジは地獄耳?
噂をしたら、すぐさま現れる…
噂って、ほんと怖いですよね…
本日は、この地区の燃えるゴミ出しの日なんです。
アロエのおやっさんは、ごみを出しに来た時は、その帰りにoyageeの姿が目に入ると、「おはようさん」と言いながらうちに寄ってきます。
しかし、今日はいつもの場所の多肉パトロールじゃあないんです。
道端からはほとんど見えない家の後ろのエリアなんですよ。
そんな死角のような場所なのに、いることを察したのか、とことこと裏までやってきました。
どこに目がついてるんでしょうか?
どこで見られてるか、わかりません…
こわいこわい…
それとも、異常に高い嗅覚? 臭いで察した?
はたまた、直感?
裏にいるって、第六感でも働いたんでしょうかね?
家の裏にも、ある程度の多肉植物を置いてます。
しかし、普及種がほとんどです。
レア種が置いてても、小苗だったりするし、ほとんどがエケベリアやセダムなどの、いわば、多肉多肉してる多肉植物ばかりです。
アロエのおやっさんが好きそうな硬葉系ハオルチアやアロエはございません。
だけど、何かめぼしいものがないか、珍しいものはないか…と、エケベリアでも一応チェックを入れるのがアロエのおやっさんの性格です。
そして、「錦」には異常に反応してしまいます。
この中にも、錦があるんです。
錦は錦でも、微妙な錦が…
正確に言うと、斑入り品種の錦ではない錦のようです。
だけど、品種名には「錦」がつくんです。
ということは、一応どこかに斑でも入ってるんでしょうか?
だから、「錦」がついてるのかもしれませんが、あまり人気がない錦です。
大和錦です。
アロエのおやっさんは、ネームプレートを確認するなり、「お! これ、斑入りの錦じゃん!!」って異常にテンションが上がってました。
大和錦のことをいちいち説明するのが面倒くさいので、「あ、それ、大和錦ですね…」ってどうでもいい返事をしましたけど…
その後、アロエのおやっさんは「エケベリアはどうも好きになれんなぁ…」と捨て台詞を吐き、立ち去っていったんです。
そのまま帰るのかと思いきや、「向こうの多肉を見せてもらうよ…」って言うんですよ。
向こうの多肉というのは、いつもアロエのおやっさんと会う、多肉を陳列してる家の南側のエリアです。
日当たりがいいし、軒下があって雨もしのげる場所なので、ほとんどの多肉はここに置いています。
家の主がいなくても、勝手に敷地に入って多肉を見て回るという、今や、oyageeんちは、アロエおやっさんの我が家?
昔は遠慮がちであまり奥まで入ってこなかったんですが、最近は結構好き勝手に見て回ってます。
で、見つかっちゃうんですよね、アロエおやっさんの持ってない珍しいアロエやハオルチアを…
oyageeはそのまま家の裏で、裏に置いてる多肉パトロールをしてたんですけど、再びアロエのおやっさんが戻ってきたんです。
で、なんと言ったと思います?
「俺の持ってる『京の華錦』とかの軟葉系ハオルチアと、あそこにあった斑入りのアロエや天使の泪とかというやつと交換せん? 京の華錦も、斑入りでキレイなんよ…」って言うんです。
あらら、とうとう見つかっちゃいましたか、「天使の泪」が…
天使の泪とか、レア種のハオルチア系や斑入りなどのアロエ系は、別に隠してたわけではないですが、見つからなければいいな…って思ってた多肉です。
だって、見つかったら、「これ、いい! 何かと交換せん?」って絶対に言うんですもの。
交換?
基本的には、おやっさんと物々交換はしたくないんです。
以前、ハオルチアの「鷹の爪」を持ってないって言うんで、1株上げたことがあります。
そのお礼が、ブロンズ姫ですよ?
鷹の爪とブロンズ姫… 釣り合わないでしょ?
それ相応のものをくださいよ。
鷹の爪のお返しが、ブロンズ姫… ありえないですよね?
ブロンズ姫は腐るほど、捨てるほど、ありますって!!
鷹の爪とブロンズ姫の交換した頃って、ご近所の割にはまだ2,3回しか会ってなく、親しくない頃で、アロエのおやっさんがどういう人かもわからず、文句も言えず、いらないとも断れず、oyageeは泣く泣く、「ありがとうございます…」ってお礼を言いましたが、いまだに根に持ってますので。
持つでしょ?
だって、どう考えても、鷹の爪とブロンズ姫の交換なんて、ありえないでしょ?
ハオルチアの「天使の泪」は、今、oyaggeが持ってるハオルチアの中で最高品種なんです。
希少でレア種です。
天使の泪は、葉の表面にデコボコがあります。
千代田錦のように葉に模様があるのではなく、実際に凹凸があるんです。
そして、葉に厚みがあり、ぷっくりしててかわいいんです。
多肉植物に全く興味ない人が見れば、「横縞模様の十二の巻とどこが違うの? 同じじゃん!」って言いそうですが、全然違いますよね?
天使の泪の方が、気品があって、お上品で、なおかつ優雅で、どことなく茶目っ気もあって、高級品種というだけあると思います。
よく見ると、白いデコボコがところどころ縦に細長く連なってるんですよね。
この縦ラインが、天使が流してる泪のように見えるってことでしょうか?
自己分析なので、命名の由来はわかりませんが…
ちなみに、天使の泪は、「涙」の方ではなく、「泪」が正解です。
その最高品種の「天使の泪」と、軟葉系ハオルチアの「京の華錦」と交換なんて、絶対に、ない、ない!
ありえません!
ここは断固として拒否します!!!
京の華錦も、一応ハオルチアの中では斑入り品種で、それなりにレアかもしれませんが、
「京の華錦」と「天使の泪」、どう見ても釣り合わないでしょ?
天使の泪を手放すほどの価値はありませんから!!!
京の華錦は、天使の泪を手放しても欲しいほどのものではありません…
だって、すでに持ってますもの、京の華錦を…
アロエのおやっさんと仲良くなってくると、だんだんと図々しくなってきたような?
どこかで一度線引きしないと、近いうち、「これ持ってないよね? この多肉、置いておくので。 その代わりに、この前、天使の泪をもらって帰ったから…」って事後報告されたら、たまったもんじゃあないです…
持ってきたその多肉が、堤防に勝手に生えてた、カランコエの不死鳥だったら、本当に怒りますからね!!
カランコエの不死鳥は持ってないんじゃあなくて、わざと持ってないだけなんです。
かわいくないし、どこでも増えるし、持ちたくても持たないんじゃなくて、いらないから、持ってないだけなんですから…
持ってなくても、すでにその辺のプランターに勝手に生えてるし…
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天使の泪、これから見えないところに隠しておきます…