多肉 Data
- 英 名 : Aeonium arboreum cv. Zwartkop
- 原 産 : モロッコ
- 生育期 : 冬型
- 大きさ : 大きい
早分かりアイコン表
- 実際に育ててみての個人的感想です。 大まかな目安としてご参考ください。
より詳しい管理方法などは、多肉植物専門書などをご覧ください。
特 徴
黒法師は、名の通り、葉が黒っぽいのが特徴です。
エケベリアの多肉は同じような形、同じような色が多くてわかりづらいんですが、この黒法師は見た瞬間にわかっちゃいます。
葉を花が咲いたような姿で広げていきます。
その葉は薄っぺらくて弱いです。
日照不足だと中心部分が緑色になり、全体的に色が薄くなってきます。
蒸れはそれほど心配ないですが、冬型の多肉ですので、夏の暑さには弱いです。
涼しい場所で管理した方がいいかもしれません。
似てる品種・間違えやすい品種
No image | ベロア ハムシーに一番似てるのは、この「ベロア」かもしれません。しかし、持ってません… 入手できた時に画像更新します。 |
No image | カシミアバイオレット カシミアバイオレットも似てると思いますが、これも持ってないんですよね… 入手次第、画像更新 |
夕映え 同じアエオニウム属の夕映えは、どちらも株立ちし、姿や葉の付き方がよく似てます。しかし、色は全く正反対。向こうは黒に対して、こちらは発色のある黄色をして輝いてます。 |
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サンバースト 黒法師にも似てますが、上の夕映えの方にもっと似てます。2つの違いは、サンバーストの方は葉のふちが斑入り。 |
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小人の祭り 「小人の祭り」も同じアエオニウム属だって知ってました? 黒法師とは、似ても似つかぬ姿をしてますが… |
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明鏡 明鏡はモケモケ系なのでハムシーでも紹介しましたが、実は黒法師の方に似てるんです。だって、同じアエオニウム属なんです。 |
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愛染錦 愛染錦も、同じアエオニウム属です。斑入りの「錦」モノですが、珍しくもない錦です。愛染錦にはこの斑が入らないと、愛染錦ではなくなっちゃいます。あって当然の「斑」です。 |
- 実際に育ててみての個人的見解ですので、違うかもしれません。
増やし方
黒法師は、葉挿しはできません。
アエオニウム属の中に葉挿しできる品種があるのかは未確認ですが、あってもむずかしいと思います。
以前、小人の祭りの葉挿しをやりましたが、根は出ました。
だけど、少しだけ… 辛うじて…です。
それから根が全然伸び切らないんです。
だから、当然に芽も出ませんでした…
ましてや、黒法師みたいなペラペラな薄い葉の葉挿しは、無理だと思います。
よって、アエオニウム属の品種である黒法師を増やすのであれば、茎挿しのみです。
水やり
鉢土が乾いてから水やりをします。
ただし、与えすぎには注意してください。
黒法師の登場Blog
管理人の体験談
黒法師の葉の色は、まっくろくろすけの真っ黒がいいか、濃紫色がいいか、色が褪せたような薄い紫色がいいか、緑色に戻ってるのがいいか、それは人それぞれだと思いますが、oyageeは濃紫色の時が一番好きですね。
いろんな色があるのは、光の加減もあるでしょうが、やはり自然環境の中で育てる…屋外で育てた方がいいのかもしれません。
これは、黒法師だけではなく、多肉全般に言えることではないかと?
勝手な思い込みかもしれませんが…
上の「黒法師の登場Blog」にもリンクを張っておりますが、買ってきた黒法師とこれまで育ててた黒法師を隣同士に並べ、色の違いを比べたんです。
色の違いが歴然!でした。
うちで育ててた黒法師の色の薄いこと…
それに、なんだか貧相で弱々しかったんです。
これが2018年1月の段階です。
しかし、今はこんな状態です。
あの時の黒法師とは違います。
色もさることながら、こんなにでっかくなってるんです。(2018年5月現在)
今は、手のひらサイズまでに育ってます。
土がよかったのか、それとも、冬でも屋外でずっと育て、ある程度の厳しさを経験してきたのちに、暖かい春を迎え、ぐーんと成長が進んだのか、何が原因かはわかりませんが、こんなに大きくなってしまいました。
雨に当ててあげると、さらに勢いが増したようにも思えます。
水やりも、水道水だけではなく、たまには自然の雨水にも当ててあげるのも必要かもしれません。
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失敗しないコツは…
黒法師の葉の色をより黒色にしたいならば、太陽光線によく当ててあげることでしょうね。
外で日光に当て、そして冬場でも外で管理すると、しっかりとした株に生長し、葉の色も濃くなってきます。
ただし、これまで室内に管理してたのに、いきなり外へ出して太陽光線を浴びさせたりでもしたら、多肉でも葉焼けを起こしてしまいます。
だから、最初は短時間だけにし、その後、徐々に日光に慣れさせた方がよいですよ。
長く育てると株立ちして立派な黒法師になりますので、屋内よりは屋外で育てることをオススメします。