クワズイモって、調子がいい時は葉がツヤツヤして活きがあって、葉柄もまっすぐ伸びて非常に元気がいいんです。
しかし、調子が悪い時は葉が黄色や茶色になったり、葉が垂れ下がったり、広がったりして、「この世の終わり」のような姿をしてるんです。
6月22日、そのクワズイモの元気度チェックを行ったんですね。
「”葉が黄色に変色”、”元気がない”などはまず根詰まり。クワズイモ、一挙植替え」(17.05.28更新)
「クワズイモ5兄弟のその後|調子のいい奴と悪い奴はココで見極めろ!」(17.06.22更新)
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元気度チェックから3週間が経ちましたが、クワズイモの勢いが止まりません。
元気、良すぎです。
それでは、6月22日の画像と現在の画像を照らし合わせながら、個別にチェックしていきましょう。
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Aの鉢は、他の鉢より1回り大きい鉢で、株も他の株より大きめでした。
株が途中から曲がっておりますが、元気がよくて硬いです。
弱って曲がってるのではなくて、日照の関係で傾いたまま育っています。
株元に小さな子株が付いておりましたが、芽の生長は6/22日時点では止まった状態でした。
さて、今、現在の姿は?
すでに開いてた葉より、さらに大きな葉が開いています。 しかも2枚も…
子株も生長スイッチがONになったみたいで、芽が吹き出してきています。
もうすぐこの芽も開くでしょう。
もう大丈夫です。 放っておいても、勝手に生長するでしょう。
Bの鉢の株は、株元から2股に分かれていました。
株の1つは、天芽を折ってしまいましたので、スパッと切断したんですね。
今、現在の姿は…
天芽を切ってない株の方は、若くてツヤツヤした葉が開いております。
この株は、株元の付け根から2股に分かれてたんですが、さらに上で3つに分かれております。
残りの2つはまだ葉が出てない状態ですが、多分、大丈夫でしょう。
株元で分かれてるもう一つの株で切断してる方は、回りに新芽らしき突起物があるんですが、あまり勢いが感じませんね。
生長が見込めそうになかったら、二つに割って、株分けした方がいいかもしれません。
Cの鉢の株は、小さい割に元気な方でした。
しかも、親株より土から出てた子株の方が元気がよくて、大きな葉をすでにつけてたんですよね。
今の姿は、どうなってますでしょうか?
立派な株に生長しています。
若くて活きのよい葉もどんどん出てきていますね。
もう大丈夫でしょう。
秋ぐらいには鉢が小さくなりすぎて、植え替えが必要かもしれませんね。
以上の3鉢(A)(B)(C)はこういう状態です。
この3鉢は、心配が全くいりませんね。
3鉢とも、肉眼ではそれなりに元気でがっちりとした株なんですが、写真ではなんか軟弱でひょろひょろとしたイメージですよね。
撮影の仕方が悪かったのかな?
それとも、観葉植物の写真はoyageeのスマホのカメラで撮影してるんですが、今のスマホって自撮りしてSNSに載せる女子が多いじゃあないですか…
少しでも細く見えるようなレンズが搭載されてて、それで細く写ったりしてるんじゃあないですか?
だから、こういう植物を撮影する時も、通常よりも細く写ったり、弱く写ったりしてるんでないですか?
人間と植物を一緒にするなぁー!って?(苦笑)
これから以下の2鉢(D)(E)は、元気が悪かった鉢です。
株がいつもグラついてまして、掘り起こしてみたら、根がほとんどなかった、または全くなかったんですよ。
Dの鉢の株は、根がほとんどありませんでした。
芽もストップしたままでした。
根がないので、芽も葉も出るはずないですよね…
少し新しい根が出ておりましたので、様子見ってことで、そのまま鉢に戻したんです。
現在の姿は…
一度掘り起こしたのがよかったのか、それとも、新しい土に変えてあげたのがよかったのか、あの後、生育スイッチが急に入ったみたいで、硬そうで生育の悪そうな芽から若くて勢いのある葉が出てきております。
この新芽、もうすぐ開きますね。 もう根の心配はしなくても大丈夫そうです。
幹部分の表面が妙に濡れてるのが気になります…
別に水やりをしたわけではないんですよ。
汗をかいたようにだらだら水分を垂らしてますけど、必死に頑張ってる証拠でしょうか?
へんな汁ではないですよね?(苦笑)
Eの鉢の株は、一番問題があったクワズイモです。
株ははぐらつくし、生長も全くしていない。
掘り起こしてみたら、根は枯れてるわ、新しい根は出てないわで、このまま土に植えておいても生長が見込めないんで、水挿しで根を出させる手段を選択したんですね。
あれからどうなったでしょう?
こちら、あまり変わっておりません。
ただ、根が妙に発達しております。
水に浸けておくと、クワズイモは根が出てくれますね。
しかし、1本だけとは… しかも、細いなぁ…
細い根は、根の近くに大きなできものみたいな突起物から出てるように見えますが、このできものみたいなものはもしかして子株の前兆で、この根は子株の根かもしれません…
この根1本のみで土に植えるのは不安です。
この太い株をこの細い根1本だけでしっかり支えてくれるでしょうか?
支えてくれないと思います… 「くれない」というか、「できない」と思います。
もう少し、水に挿したまま様子見します。
太い根が2~3本出てくれれば、すぐにでも土に植えるんですけど…
ちなみに、oyageeのクワズイモの理想形は、株が太く、しっかりと根を張っていて、葉茎が一直線に立ち、葉の色も濃くてつやつやして、傷、汚れ、虫食い、 炭疽病などの葉の傷みなどがないきれいな形の葉が理想なんです。
下の写真はoyageeの育ててるクワズイモの中で一番大きな株のクワズイモです。
理想形まではまだまだなんですが、このクワズイモが理想形に一番近づいてる感じがしますね。
このクワズイモは、「クワズイモの管理|育て方や特徴、増やし方、水やりや失敗しないコツをご紹介」のトップ画像のクワズイモなんです。
- 詳しいブログはこちらへ…
「クワズイモの管理|育て方や特徴……」のトップを飾ってるクワズイモが、今はこんな状態になっています。
立派に育っております。
17年春頃の写真です。この頃は、室内に置いて管理してましたので、葉が垂れ、だらしない株でした。
7/12現在の写真です。 株もしっかりし、葉の色もツヤツヤしてていい感じですね。
クワズイモを上手に育てるには、暖かくなれば、外へ連れ出して屋外で管理し、適度な日光浴、適度な水、そして自然の風に吹かれるのが合ってるのかもしれません。
以上、クワズイモの元気度チェックから3週間後の経過報告でした。
またいつか抜き打ちで「元気度チェック」をし、ご報告させていただきます。