「根出しコンクール」結果発表! 水栽培に向いてる植物はどれだ? そして、ついに寄せ植えへ!【oyageeの植物観察日記】

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只今、開催中の「根出しコンテスト」

スタートは、8月19日でした。

小型の観葉植物をあることに使う為、それには根をまず出してた方が根付きやすいと思い、水に浸けて根を出させようと水挿ししたんです。

コンテストの参加植物は、#01.ポトス#02.ヒポエステス#03.フィカス・プミラ#04.オリヅルラン#05.アイビー#06.ペペロミア#07.シンゴニウムの7種の主に比較的小型の観葉植物を水挿しをしてやっております。

スタートしてから2日後の8月21日には、まだ根が出てないのがほとんどでしたが、この日はちょっとした情報をお伝えしました。

スタートしてからちょうど1週間ほどたった時はこんな感じでした。

そして、約1か月ほど経ちましたね。

現在はこんな感じです。

まず、以前の画像と葉の茂り方や茎の本数が大きく違います。

これまでサザエの貝殻の寄せ植えに何本か使ったり、最初から株数が少なかった瓶は途中で新たに茎を足したりしてますので、妙に株数が増えたり減ったりしてますが、この辺はスルーしてください。

どの植物も根が出ております。

だけど、根の本数や長さ、太さは多種多様でそれぞれ違います。

また水の汚れ方も違います。

きれいな水のままの瓶もあれば、すごく汚れてる瓶もあるんです。

汚れの原因は、根がどうこうっていう問題よりは、茎の端の不要な部分が水に浸かったままだと腐ってくるみたいです。

ポトス、シンゴニウム、ペペロミアの水が汚く、ヒポエステス、オリヅルランの水はほとんど汚れていなくて、透明度が抜群です。

茎が比較的太い植物で必要ない茎まで残して水挿ししていると、茎が腐ってくるんだと思います。

オリヅルランは茎が全くありませんから腐る部分がありませんし、ヒポエステスは茎が細いですから、腐る部分がないんではないかと?

このコンテストは、植物同士で競い合ったり、審査する目的ではなくて、寄せ植えに使いたいからとりあえず根を出させようと始めたんですが、ついつい7種の植物を比べてしまうんですよね…

8/21日は、どの植物が一番水を吸うかを競ったんです。

それぞれの植物で、水の吸い上げ方が違うんです。

水挿しした本数でも水の吸い上げ方が違いますが、水が好きな植物、それほど好きではない植物…と水の減り方が違ってました。

8/26日は、すべての植物で根が出ていますので、根を競わせました

どの根が水の中で理想的に伸ばし、根フェチのoyageeをウハウハさせるのか、お気に入りの根を中間発表って形でblogに書きました。

そして今日、どの植物が根がきれいに出て、どの植物が水でもしっかり育って水栽培に向いてるか、そして全体的にバランスよく育っているか…をランキング形式で発表していきます。

審査内容は、「水の清潔度」「根の発育度」「全体の完成度」「水栽培に向いてるか?」の4項目を5点満点の評価をし、総合得点で競ってます。

今日が最終結果です。

  • 注意1 : 以下の瓶のアップ画像は、一度瓶の内側と根を簡単に洗ってから撮影しております。瓶の汚れの評価は、上記の画像をご覧ください。
  • 注意2 : 以下の順位や点数はoyageeの独断と偏見ですので、軽く流しながら読んでいただけたら幸いです。

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では、下位から発表!

位は!

  • 水の清潔度:2
  • 根の発育度:2
  • 全体の完成度:3
  • 水栽培に向いてるか?:2

総合得点9点で、第7位はペペロミアです。

前回の中間発表でも最下位でしたが、最終順位もやはり最下位でした…

ペペロミアは根が細くて丈夫でもありませんので、水栽培ではうまく育たないと思います。

根が出たら、早めに土植えすることをオススメします。

位はこちらです!

  • 水の清潔度:4
  • 根の発育度:2
  • 全体の完成度:2
  • 水栽培に向いてるか?:2

総合得点10点で、第6位はフィカスプミラです。

根は長いんですけど、あまり出てないですね。

茎が細くしっかりもしてないんで、あちこち動き回ります。

水栽培には向いてないと思います。

水栽培するのであれば、瓶の口がもっと細く、茎を数本差す程度の栽培法がいいかもしれません。

位は!

  • 水の清潔度:1(こちらの画像は、水替えしてから撮影しています)
  • 根の発育度:4
  • 全体の完成度:3
  • 水栽培に向いてるか?:4

総合得点12点で、第5位はポトスです。

中間順位の5位より1つ下がりましたね。

根もしっかり出てますが、藻、苔、汚れなどが付着してあまりきれいではありません。 そして、不要な部分の茎が腐り、水が汚くなるのが致命的ですね…

水栽培には向いてますが、こまめに水替えするか、不要な茎はカットしてから水栽培した方がいいでしょう。

位はどの植物か?

  • 水の清潔度:1(こちらの画像は、水替えしてから撮影しています)
  • 根の発育度:4
  • 全体の完成度:4
  • 水栽培に向いてるか?:4

総合得点13点で、第4位はシンゴニウムです。

こちらも前回の中間発表より1つ順位を下げました。

根は太くて丈夫、しっかり発達もしてますが、やはり、水が濁って汚くなります。 真っ白の根は発根して少しの間だけです。すぐに茶色く変色します。ガラスなどの透明容器を使用する際はこまめに水替えが必要になります。

位は・・・?

  • 水の清潔度:5
  • 根の発育度:3
  • 全体の完成度:3
  • 水栽培に向いてるか?:2

総合得点13点で、第3位はヒポエステスです。

こちらも順位が1つ下げました。シンゴニウムと同点ですが、水栽培でこんなに根が出るのか?という意外性でヒポエステスが上位にランクされました。

とにかく水がきれい。汚れ、濁りがほとんどありません。水栽培でも行けるんでは?って思うんですが、根が弱く、水替え時に折れたり、ちぎれたりします。 また、茎が変形しやすく、一度「く」の字に曲がった癖がつくと、思うように瓶に生けることができません。

それに茎が細く、葉も柔らかいので、水中に沈み込んでしまうこともあったり、逆に軽いので風の影響や何かしらの原因で茎が水から浮いてしまって、枯れてしまう現象が起きます。上位にランキングされましたが、水栽培は不向きだと思います。

また水栽培ですと斑点模様がぼやけたり薄くなったりして、ヒポエステスのいいところがなくなり台無しです。 茎も徒長気味ですので、育てるのは太陽の光に当てる鉢植えの方が向いてますね。

位は、果たしてどちらか?

  • 水の清潔度:3
  • 根の発育度:4
  • 全体の完成度:3
  • 水栽培に向いてるか?:4

総合得点14点で、2位はアイビーです。

やはり、最終発表ではアイビーが上位に食い込んできました。

くたっとアイビーはなかなか水挿しでは根が出てくれませんでしたが、通常のアイビーの水挿しは、根はしっかり出ます。

今回は多少水が汚れてしまってました。葉が水に浸かりっぱなしだと腐ってきて、水が濁りますので、水に浸かってしまう部分の下葉はすべて取り除くか、こまめに水替えが必要です。

位は、この植物! 栄冠に輝くのは?

  • 水の清潔度:5
  • 根の発育度:5
  • 全体の完成度:4
  • 水栽培に向いてるか?:4

総合得点18点のぶっちぎりで、1位はもちろん、オリヅルラン

中間発表から1位をキープしました。

こんなに根が出てるのに、水がほとんど汚れてないんです。しかも、根が真っ白でキレイ!

ただ、今回失敗したのは、瓶に株を詰めすぎて蒸れた状態になり、葉が何枚か腐ってました。

株数を減らして緩めに水挿しすれば、問題ないと思います。

最後に、根を比べてみました。

根の長さ 1位フィカスプミラ2位シンゴニウム | 3位・オリヅルラン
根の太さ 1位シンゴニウム2位オリヅルラン | 3位・ポトス
根の本数 1位オリヅルラン | 2位シンゴニウム | 3位・アイビー
根の白さ 1位オリヅルラン2位ポトス | 3位・フィカスプミラ / ヒポエステス

根の長さでは、#03.フィカスプミラが一番長いんです。

しかし、弱っちくて細いんです…  しかも、1本だけです…

水替えする時は丁寧に扱わないと、切れてしまう恐れがあります。

しかも、本数が少ないので、根がすべてなくなると枯れてしまうことになるかもしれませんので、取り扱いには十分注意してください。

根がきれいなものは、#04.オリヅルランですね。

真っ白の汚れのない根で、すごくきれいですよ。

これだと、ガラス瓶などの透明容器で水栽培して、根が丸見えでもまったく支障がありません。

逆に、ワザと根が見える透明容器に挿して、「オリヅルランはこんな素晴らしい根が出てるんだ!」って自慢してもいいくらいです(笑)

今回のコンテストはこれにて終了です。

明日天気が良かったら、根が出たこの植物を使って寄せ植えを作ってみようと思います。

コンテストがメインではなくて、寄せ植えがメインですから…(笑)

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