甥っ子から5株のエアプランツを送ってもらい、育て始めてたのが1か月ほど前…
10月8日でした。
この時、5株を3株と2株の2グループに分けて、2鉢作ったんです。
鉢と言いましてもエアプランツなんで、土は使っていません。
正式には鉢ではなくてブリキ缶で、缶に化粧石やココヤシファイバーを敷き、そこにエアプランツを挿してるだけの状態でした。
各缶にテーマを決めて、エアプランツ以外にミニチュアの恐竜や動物、レトロカーなども飾ったんです。
2缶ともシネマ風に仕立てて、1つはジュラシックパーク風、もう1つはインディ・ジョーンズ風なイメージで作ってみました。
初めてのエアプランツ栽培だったので、マニュアル通りにやってたんですね。
マニュアルと言いましても、大辞典みたいな分厚いマニュアルはあるわけではありません。
商品タグの裏面にエアプランツの育て方を書いてまして、それに従って育ててたんです。
・1日1回、全体に霧吹きをかける。
・3週間に1回、しっかり水に浸ける(4~12時間程度)
このように書いてたんで、しっかり守ってました。
エアプランツって、どこがどういう風に生長してるのかわかってないまま育ててます。
観葉植物や多肉植物だったら、根が出てる、新芽が出た、新しい葉が開いた、小さな蕾が出てきた、かわいい花が咲いた…って目に見えてわかるじゃあないですか。
エアプランツって、葉が伸びるわけでもないし、多少は伸びてるのかもしれませんが、明確ではないですよね。
植物の監視カメラを設置してたら、録画後に早送り再生すれば、微妙な生長もはっきり映像でわかるでしょうけど、人間の目だけではエアプランツの生長はわかりづらいです…
根もほとんどない状態だから、生きてるのか枯れてるのか、育ってるのか、生長が止まってるのか、まったくわからない…
だけど、最近ちょっと異変に気付いたんです。
[A]の方は、ジュラシックパーク風のブリキ缶です。
こちらは問題ないんです…
問題ありなのは、[B]のインディ・ジョーンズ風のブリキ缶です。
葉が茶色くなってない?
最初から茶色だった?
いや、徐々に茶色くなってるような?
元々、最初からこんな色じゃあなかったっけ?
微妙な異変を感じながらも、毎日の水やりは続けてたんです。
そして、今日、確信できました。
これ、枯れてるんじゃあない?
一体、何が原因なんでしょうか?
それまで、毎日霧吹きで水をかけてました。
ほぼ毎日ですよ。
1日ぐらいはやり忘れたかもしれません。
だけど、毎日って書いてるから、ほぼ毎日のように霧吹きはしてました。
言われた通りにやってました。
株をしっかり水に浸す「ソーキング」もやりました。
そろそろ2回目のソーキングをやろうかな…って考えてたところです。
マニュアル通りにやってるのに、なんで枯れたんでしょう?
エアプランツも枯れる時は枯れてしまうんですね…
原因がわかりません…
ざっと思い当たる節を挙げてみると…
1.水のやりすぎ。
2.水切れ
3.日光の当て過ぎ
4.寒さ
5.ソーキング(3週間に一度ぐらい水に浸すこと)が不十分、もしくは過剰だった。
これぐらいしか考えられませんね…
だけど、この2缶は同じ時に作って、同じ場所に置き、同じ回数の水を与えてたんですよ。
何故、1缶だけが枯れて、もう1缶は枯れないのか?
何か他に原因がありそうです…
でも、やはり水やりの量ぐらいしか考えられないですね…
これしかないと思います。
茶色になってるエアプランツはどうなってるのか、株を持ち上げたんです。
とりあえず、株が茶色になってるエアプランツを包んでるココヤシファイバーから抜いてみました。
そしたら、すっぽり抜けたんです!
抜けるのは当たり前、根が張ってないですからね。
そういう意味ではなくて、株が真っ二つに割けてしまったんです!
残った株は埋まったままです…
腐って、茎の途中が折れたみたいです…
あらら、株元がグジュグジュです…
埋まってて見えなかった部分が腐ってます…
埋まった株元なんて全然見えてなかったから、お構いなしに毎日霧吹きぶっかけてました。
少量の水やり程度ではエアプランツは枯れない、腐らないって安心してましたし、完全に油断してました…
でも、腐るほどに水やりはしてないんです。 …と思うんです。
1日1回、どちらの缶のエアプランツにも、霧吹きでシュシュシュと3回程度かけるだけです。
たっぷりかけてはないんです…
ジュラシックパーク缶、インディ・ジョーンズ缶とも、霧吹きは同じ回数、同じ量ですよ。
ただ、腐った方のインディ・ジョーンズ缶のエアプランツは、株や茎が大きいんで、茎元に多少多めに霧吹きしてた気がしますが…
インディ・ジョーンズ缶で育ててた2株とも、茶色というか、真っ黒です。
そして、1つの方は白いものが…
これ、カビが生えてるじゃあないです?
とりあえず、株の芯まで腐ってるか、どこまで枯れててどこまではまだ枯れてないのか、葉を1枚1枚剥がしてみることにしたんです。
外側だけ枯れて、中の芯がまだ青々としててしっかり残っていれば、復元できると思うんですよ。
これまで枯れかけてるエアプランツを再生させたことは一度もないんですけど、中心部分がしっかり残ってれば、生き返ると思うんです。
一皮、また一皮、また一皮…
一体どこまでむけば終わりが来るんだ?
まるでロシアのマトリョーシカ人形のようです…
あらま… 全滅です…
2本とも中心まで完全に腐ってました…
思ってる原因は「確定」ではないですが、何となく分かりました。
どちらも、株が折れないようにココヤシファイバーを埋め込んでるし、株元に巻いてるんです。
茎腐れを起こした方はココヤシファームがキツキツに巻いてる状態で、もう1つの枯れてない方は緩~く巻いてるんです。
水やりすると、キツキツの方は通気性が悪く、緩~く巻いてる方は通気性がいい。
枯れた方は、換気や通気性が悪くて、なかなか水分が蒸発しなくて、腐ってしまった…
それで茎の部分が腐って枯れたんですよ、多分…
写真で見る限りでは、どちらのココヤシファイバーも量はほぼ同じで、どちらかがきつめで、どちらかが緩めっていう、この微妙な差は目視では全然わかりません。
しかし、この微妙な差でもエアプランツは感じ取り、1缶は枯れなくて済んだ、1缶は水分が多くて枯れた…という結果になってしまったんでしょう。
そうですよね、エアプランツって空中に吊るておくだけでも、瓶に挿しておくだけでもいいので、株元をあえて支える必要はないし、支えるんだったら、必要以上にキツキツに巻かなくてもいいんですよ。
倒れない程度に緩~く巻くだけで支えておけばよかったんです…
10/8日 制作後
11/11日 現在
植替え当時と今の画像を見比べれば、一目瞭然。
まったく違います。
1か月前はあんなに生き生きして、キラキラ輝いてる緑色してたんですね?
植物の毎日の微妙な変化って、人間の目って意外と気づかないもんなんですね。
気づかないのは、oyageeだけなんでしょうか?
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また一つ勉強になりました。
そして、ごめん、せっかく送ってくれたのに、2株枯らしちゃったよ…