今日は雨です。
結構激しい雨が降ってました。
まだ室内にたくさんの観葉植物の鉢が残ってますので、この雨に打たせて水浴びさせてあげようと、外へ出したんです。
この鉢の中には、冬でもずっと元気だった鉢も、そうでない鉢も、それなりの鉢もいろいろとあります。
観葉植物も、冬の間は極力水を控えておりました。
それでもやはり生き物ですから、冬でも水分は多少なりとも必要です。
鉢土の表面が乾いてたり葉が萎れてきたら、ジョーロやペットボトルでちょろちょろっと軽く水やりしたり、霧吹きで土の表面を濡らしてあげる程度でした。
鉢の中の土全体に水が行き届いてなかったんですね。
今日の大雨に打たせてあげれば、たっぷり水が行き渡り、元気な鉢はさらに元気に、そうでない鉢もそれなりの元気を取り戻してくれることでしょう。
今日外へ出してあげた鉢の中に、ゴムの木が3鉢あるんです。
- ドラセナ・コンシンネよりも一足お先に… 「世界に一つだけのゴムの木」になる特訓が始まった! (17.09.28更新)
この3鉢のゴムの木、去年「世界で一つだけのゴムの木」になる為にワイヤーを使って曲げた鉢です。
最近、ワイヤーで曲げたゴムの木のブログが、アクセス急上昇してるんですよ。
いつの間にか、当ブログ内の「よく読まれてる記事」のベスト4まで上り詰めてきてるじゃあないですか!
ヤフーやグーグルの検索でアクセスされてる方が多いみたいです。
ありがとうございます。
そのゴムの木が、今はどうなってるのか?
#01「Sの字型ゴムの木」
#02「螺旋階段型ゴムの木」
#03「ダイエットでリバウンドした人のグラフ型ゴムの木」
どれも変わりません…
ワイヤーは、冬の間もずっと巻いたままでしたので、外した時のゴムの木を見てないんです。
幹が本当に曲がり癖がついてるのか、それともまだ癖がついてなくて元に戻ってしまうのか、どうなってるのかわかりません。
これはまた時間がある時にでもワイヤーを外してみて、ブログでご報告したいと思います。
本日、外へ出した鉢の中にプテリスの鉢もありました。
このプテリスがちょっと問題です…
土がおかしいんですよね…
どうおかしいかというと、土が異常に柔らかくてフカフカなんです。
植え替えたのが去年の夏前だったと思います…これまで何度も水やりをしてるんだから、ある程度土がぎゅっと締まっててもいいはずなんですが、鉢土の表面が浮いてるし、赤玉土がコロコロしたままなんです。
これはおかしい… もしや?
割り箸を差してみたんです。
ある程度の深さまではそれなりの力で入っていくんですが…
だけど、他の鉢の土よりは全く力がいらなくて、入っていきます。
そして、鉢底に届く直前に、スポッと落とし穴に入ったように刺さるんです。
中に空洞ができてるようなんです。
それも、1カ所ではなくて、鉢全体に…
ぐるっと1周、空洞になってます。
これって中で生き物が動き回ってるってことじゃあないです?
そうです、アイツです! あいつがいるんです!
これは即刻捕獲しなきゃ、プテリスがうまく育ってくれません。
根を張ろうとしてるのに、毎日毎晩、休みなく鉢底でアイツがグルグル動き回っていたら、張れる根も張れません。
割り箸を使い、何カ所か軽く掘り起こしながら探ってみたんです。
しかし、どこにもいません…
前回、ジャカランダの鉢もこのようになってたんです。
- ジャカランダが復活したンダ! おや? このボコボコの穴の正体は、ナンナンダ? (18.04.07更新)
ジャカランダにもやっぱりいました、アイツが…
ジャカランダの時は、すぐに見つかったんですが、今回のこのプテリスの鉢は何度も何度も割り箸で探っても、いないんですよ…
いないのか?
結局、プテリスの回りの土をぐるっと一周割り箸で掘り起こしたもんですから、プテリスの苗が完全に浮き上がり、抜けちゃったじゃあないですか…
結局、植え替えるハメになってしまったじゃあないですか…
それでももう少し探してみたら、いました、いました、アイツが!
アイツっていうのは、コイツです!
イモムシです。
何のイモムシかわかりませんが、結構でかいんです。
気持ち悪い人は気持ち悪いですよね。
oyageeも以前は気持ち悪かったです。
だけど、慣れました…「慣れ」って怖いですね。
なんだか段々と愛おしくも思えてきました…
だって、半年ぐらい同じ屋根の下で一緒に生活してたってことですよ?
愛着が沸くと言いますか、生き物だから愛情が出てきました…
んなわけ、ないじゃあないですか!
イモムシ類が気持ち悪い方もいらっしゃるんで、今回の写真はほぼ潜ってる画像のみにしておきます。
お尻のみの写真だけ掲載しておきますね。
もしも、イモムシファン、イモムシマニア、イモムシフェチ、キモカワ好き、ゲテモノ好き、イモムシの研究をし、イモムシをこよなく愛するイモムシ学者さん…などの方がいらっしゃるのであれば、こちらをクリックしていただければ、イモムシが土へ戻っていく「動くコマ送り画像」が見られます。 ※ 注 意 : 虫嫌いの方は、クリックしないでください。
- こちらへ…
このイモムシ、結構動きが早くって、掘り出しても明るい場所が苦手みたいで、ほんの数秒ほどで土の中に帰ってしまうんです。
超高速な逃げ業です。
逃げ足が早いってこういうことを言うんですね?
しかし! 逃してなるものか!
再び鉢へ戻すわけにはいきません!
土の中にいつまでも居座ってたしたら、大事なプテリスがいつまで経っても大きくならないじゃあないですか!
こういうものは、即刻退治です!
さて、今回のこのイモムシ君、この後どうなったか?
- 苦楽を共にしてきた家族同然のイモムシ君だから、かわいそうなので、他の植物の鉢に移し替えてあげた。
- かわいそうだし、だけどウチに住み付かれても困るので、外出する時に遠く逃がしてあげるため、とりあえずカブトムシ用飼育箱で飼育中。
- イモムシはタンパク質豊富だし、ナスDを真似て一気飲み? プロテイン代わりに一口かじってみた。
- 隣のウチとの境界線に狭い溝があり、ここにカニが生息してるので、カニのえさになった。
ヒントはこれ!
後はご想像にお任せします。
さて、プテリスですが、植え替えないとどうしようもないですね。
大雨なので、いつも植え替え作業をしてる場所がびしょびしょなんです。
一応軒下のような場所ですが、エリア半分は雨粒が落ちてきますし、さらに風を伴う横殴りの雨なので、ちょっとの時間でもびしょ濡れです。
サササっと終わらせます。
鉢を用意して、鉢底石を入れます。
今回の土は、いつも使ってるオリジナル配合土。
赤玉土、腐葉土が4割ずつ、ココヤシピートを1割ほどと、あとは今年から使い始めたパーライトを1割ほど入れておきます。
プテリスやアジアンタムなどのシダ類は、水はけが大事なんです。
去年、アジアンタムを何度か植え替えてます。
そのうち、いくつかの植え替えではバーミキュライトを使用したんですね。
バーミキュライトを使用したアジアンタムの生長が非常にいいんです。
このプテリスもバーミキュライトを使いたいんですが、使い切ってしまって手元にないんで、今回はパーライトを代用します。
プテリスはそれほど根が張ってはないし、多くもなく、少なくもない量なので、根には何も手を加えない方がいいでしょう。
土を1/3ほど入れた後は、ここにプテリスを入れた植えていくんですが、プテリスの根は今回は切りません。
プテリスを植え込む前に、土を少しだけ入れてます。
また、イモムシ君の鉢の中で四六時中動く回るというイタズラで、根にも土が全くついてない状態です。
他の植物のいつもの植え替えなら、根にこびりついた土は落とさなきゃいけないんです。
早く新しい土に馴染ませるためにも本当は土を落として根を半分ほど切った方がいいんですが、今回は根を切らなくて植え替えます。
このプテリスは、全く根に土がこびりついてないんで、根は全くいじらずに、そっくりそのまま苗を移動させるのみです。
プテリスを適度な高さに決めたら、後は土を流し込むだけ。
鉢土をしっかりと締めるため、根の間に土を入れるために、割り箸で軽く突いたり、鉢を持って地面に軽くトントンと打ち付けましょう。
土が柔らかくて締まってない状態だと、根がうまく張れないんです。
イモムシ君がいた時のふかふかの柔らかい土の状態と同じってことになりますので、この工程はぜひともやっておいてください。
そして、最後に水やりをしたら、終わりです。
多肉植物の植え替えと違い、観葉植物の植え替えは、植え替えたらその日のうちに、いやその場で水やりをしてください。
多肉植物は、すぐに水やりをすると、水分過多になり、茎と土が接触してる部分が腐る恐れがありますので、根が出てる苗の植え替え以外は厳禁です。
逆に、観葉植物はすぐに水を上げないと、水を吸い上げるパワーが時間を追うごとに衰退していってます。
特に、アジアンタムやプテリスなどのシダ類は、すぐに水やりしないと、新芽部分がクタッとなったまま戻らなかったり、土と根がうまく馴染まなくて、株ごと枯れてしまう場合もありますので、その場でたっぷりと水やりした方がいいでしょう。
プテリスやアジアンタムなどのシダ類の植え替えは、空気が乾燥した晴れた日よりは、雨の日の方がいいと思います。
湿気が多い分、苗にも優しいし、水やり後も雨の影響で適度な湿り気が土に残りますので、土と根が馴染んで、早く根付いてくれると思います。
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さ、これから少しずつほかの観葉植物の植え替え作業も始めなきゃいけません。
多肉ばかり世話してたら、観葉植物たちから怒られてしまいますよね…