水挿しコンシンネの根が異常発達! これからは宇宙船に乗り込んでもらって…3,2,1、GO!【oyageeの植物観察日記】

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忘れたころにやってくる、ドラセナ・コンシンネ情報

寒くなってきたんで、ドラセナ類たちもそろそろ室内へ取り込んであげなくてはいけませんね。

しかし、その前に…

このドラセナを覚えてらっしゃいますでしょうか?

そうです、台風の被害を免れるために室内に置いてたら、置きっぱなしの日にちが長くなり、いつしか葉がひ弱になり、だらしなく垂れ下がったあの2本のコンシンネです。

1つは、まあ一般的によく見るコンシンネ、もう一つは赤い葉を持つレインボー(もしくはトリカラー)です。

葉が乱れて元通りになりそうもないんで、2本とも葉を2/3ほど落とし、上・中・下と3分割し、根がない上部中間部分の茎水挿しへ、土に植わったままの下部の茎そのまま鉢に植えておいて、新芽を吹かせようとしたんです。

あの後、一度も更新がなかったんですが、どうなってるのか?

あれから少しずつ寒くなる時期だったんで、水に挿した分は根が出なくて枯らした…土に植わってた株の方も芽が出ないまま

そう思ってらっしゃいません?

いやいや、ところがどっこい!

すこぶる元気なんです。

すでに土に植わってた株の下半分の方は、多少時間がかかってますが、新芽が出てますね…

夏ぐらいの生長期だったら、とっくの昔に新芽が吹いてきてるんでしょうけど、さすがに寒いんで時間がかかってます。

しかし、じわりじわりと大きくなってます。

葉もない、根もない、ただの棒状態の中間の茎は透明容器に水を入れて、そこに水挿ししてました。

こちらも、生長は遅いですが、じわりじわりと芽が吹いてきてます。

根も少しですが伸びてますね。

ただし、3本のうちの2本のみ。 1本は出てません。

それと、これ4本の茎を水挿ししてたんですけど、1本は腐ってきたので排除しました。

腐ってきたらすぐに排除しないと、水がすぐに濁って腐ります。

他の元気のよい茎にも感染しちゃって、ダメになるんで、見つけ次第、すぐに取り除いてください。

あ、画像の切り口が黒くなってるのは腐ってるとかではありません。

あれは、切り口から水や菌が入らないように薬剤を使って塞いでるのが、固まったあとはああいう風に黒ずんでるだけです。

今日のブログで紹介するのは、3分割した上部の茎の方です。

根がなく葉のみの茎の方は、ペットボトルに水を入れて水挿ししてました。

こちらが大変ことになってます!!

このコンシンネの水挿しは、ふっとい根がありとあらゆるところから出て、せり立ってます。

自分の幹を根がガッツリ持ち上げてしまってますよ。

怪物のような根が出てるんです。

コンシンネでこんな根を見たのは初めてです。

大概、太い根が1本か2本程度なんですよ。

しかも、こんな太い根、見たことありません。

2本水挿ししてましたが、普通のコンシンネの方がより多くの、より太い根が出てます。

赤い葉のレインボー(もしくはトリカラー)の方も根が出てますが、こちらはまあ普通のコンシンネの根ですね。

これはどうにかしてあげないといけません。

そうなんです、このコンシンネも「世界に一つだけのコンシンネ」になってもらいましょうかね…

茎を曲げるんです。

しかし、茎を切ってますので、前回のパターンで茎を曲げていきます。

前回のパターンって?

あれですよ、あれ!

ペットボトルを再利用するんです!

ペットボトルを半部ほどにカットし、そこにミズゴケでくるんだコンシンネを入れてそのまま寝かせておけば、茎は自然と天に向かって伸びるんで、90度に曲がるんです。

ある程度伸びたら、また向きを変えれば、また違う方向に伸びていく…

これを繰り返せば、世界中探し回ってもどこにもない、「世界に一つだけのコンシンネ」が出来上がるっていうもんでしょ?

今、すでに1本のコンシンネが頑張ってもらってますが、この2本も一緒に頑張ってもらいます。

この2本は、宇宙船コンシンネの2号と3号ですね。

宇宙船というのは、ペットボトルのことです。

それをぶら下げておくんですが、宙に浮いてる姿が宇宙船に見え、「世界で一つだけのコンシンネ」なる修行をする為に旅立っていくように思えたんで、「宇宙船コンシンネ号」と名付けました。

前回のブログはこちら。

前回ペットボトルを再利用して作る宇宙船コンシンネ号の作製方法を詳しくお伝えしてませんでしたので、簡単ですが写真付きでご紹介。

まだ他のコンシンネは室内へ取り込んでません。

一緒に取り込みますので、この2株はもう数日外で頑張ってもらいましょう。

あと数日したら室内に取り込むんで、室内では棚にプランターの受け皿か何かを敷き、そこに置いたままにしておきます。

だから、今回は吊り下げません。

冬の間は生長はしないと思いますので、向きを変えることもほとんどないでしょう。

水苔が乾いた時に水やりするぐらいですかね…

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このコンシンネ2号と3号は、来年春にお会いしましょう。

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