ごついクワズイモには、それなりの鉢を!…のはずが、鉢からハチ? なんと「みなしごハッチ」の棲み処だった!|真夏のミステリーツアーvol.3【oyageeの植物観察日記】

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3本のごついクワズイモ、最近ブログによく登場しています。

本日も、このクワズイモの話題です。

そのうちの1つ、水挿ししたクワズイモがありました。

腐った部分を排除し、さらにもう一度排除…

小さくなった天芽部分をプリンの空き容器に水挿ししてたクワズイモです。

前回、芽も出て、根も出てることをお伝えしたんですが、あれから調子がよくありません。

【8/1日 前回のブログより】

【本 日】

真っ白に伸びてた根は枯れてしまったのか、消えてなくなってます。

芽の部分も、何となく黒ずみ、成長が止まってるような…?

水は替えてるんですが、ぬめってるんですよね…

夕方の日課として、水替えは毎日欠かさずやってるんです。

水替え時に容器の内側もきれいに洗うんですが、1日でぬめぬめが付着してます。

今は日中の気温が高くなり、同時に水温も上昇してるみたいで、夕方には生温い水になってることが多いんですよ。

これが、クワズイモにあまりよくないのでは…?

完全には枯れてはないんですが、もしかしてもしかすると、今の時期の水挿しはあまり良くないのかもしれません。

本日、急きょ、土に植え替えます。

半強制的に鉢植えします。

このクワズイモは、大きくなると、それなりの大きさになるクワズイモではないかと…

小さい鉢に植えても、すぐに植え替えなきゃいけなくなりそうなんですよ。

そして、葉も大きくなり、ある程度は安定感のある鉢ではないと、いつも転んでしまいそうなんです。

しかし、このクワズイモに合う、それらしい鉢がないんですよ。

いろいろ探し回りましたが、ビビビッとくる鉢がございません。

何かないかな…と思った時に、ありました!

球形のテラコッタがあったんです。

テラコッタは、イタリア語で「焼いた土」を意味します。

見た目がオシャレだったり、表面に模様が入ってたりする鉢のことを指します。

この鉢の存在をずっと忘れておりました。

今、多肉の葉挿しや小苗を管理してるラックの一番上の段に、一番奥の角っこに置いてけぼりを食らってたんです。

このラックは、これまで不要な鉢、土、肥料などを置いてた棚です。

しかし、多肉の置き場所がなくなり、今年の春ぐらいにこの棚を片付けて、多肉専用ラックにしたんですね。

このラックは、外の軒下に設置してるラックです。

そして、高さは2メートルほどある大きなラックなんです。

oyageeの身長だと、最上部の棚は到底奥までは見ることができません。

背伸びしても、ジャンプしても簡単には見えません。

最上段は手前の荷物だけを片付け、奥には物はもうないと勝手に思い込んでました。

奥の方まではしっかり見えてなかったんですよ。

完全に確認不十分でした…

この鉢をいつ発見したかと言いますと、先日の台風の時にすべての多肉を室内へと移動させたんです。

その時に、偶然、未使用のテラコッタ鉢を発見したってことなんです。

アジアンテイスト風な丸っこいテラコッタ鉢に、エスニック風な形をしたクワズイモの葉っぱが合いそうじゃあないですか?

これに決めました!

「さあ、この鉢を使いましょ…」ってことで、踏み台を用意し、ラックの最上棚の奥にあった鉢に手を伸ばして持ち上げた途端、この鉢から黒い虫が一斉に飛び出してきたんです。

※ 以下より、の画像が出てきます。 虫嫌い虫アレルギーの方は、これより進まず、BACKボタンでお戻りください。

大量発生とまではいいませんが、10数匹の虫がブンブン飛んでる状態です。

大きな虫ではないですが、小さい虫でもありません。中くらいの虫です。

どう説明していいものか…

虫の具体的な説明が難しいですね…

それほど大きくはないから「怖い」とか「気持ち悪い」とかはないんですが、異様な音になんとなく恐怖を感じました。

低いけどけたたましい「ブゥゥゥゥーーーン!」っていう音が何重にも聞こえ、妙に怖かったんです。

そして、伏せておいたテラコッタ鉢を裏返して、中を覗き込んだら……

覗き込んだら…

覗き込んだら…

これは、何?

これは…?

これ、ハチの巣…… ですよね?

ハチの巣ってことは、巣の中に頭を突っ込んでるこの黒い虫たちはハチですか?

そして、その辺ブンブン飛んでる虫もハチですか?

ハッ! ハッ! ハチィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!

ハチですよ、ハチ!!!

ハエみたいに見えますが、正真正銘のハチなんです!

その辺、10匹以上飛んでます!!!

そうしてると、顔の回りとかに寄ってくるんですよ、このハチどもが!

自分たちの棲み処が狙われると思ったんでしょうか?

だと思ったんでしょうか?

こりゃあ刺されちゃあまずいと思い、その場に鉢を置き、10メートルぐらい猛ダッシュして、その場から離れたんです。

このハチは、何のハチです?

スズメバチにしては小さいし、ミツバチでもないし…

あとは、ハチの種類は知りません…

とりあえずこのハチ、今日は「みなしごハッチ」ということにしておきます。

このみなしごハッチ、ど、ど、どうします?

ハチの巣は見なかったことにして、あのテラコッタの鉢はそっと棚に戻しておきます?

しかし、あそこにハチの巣を作られたら、とんでもないことになりそうです。

まだ小さいハチの巣だったんですが、これからどんどんどんどん大きくなって、取り返しのつかないことになりません?

すぐに駆除したいんですけど、素人がハチの巣を駆除しても大丈夫でしょうか?

それとも、スズメバチハンターでも呼んで、駆除してもらいます?

こんな小さいハチの巣でハチハンターなんて呼んだりしたら、笑われますか?

自分で処理します!

ハチの巣がある鉢を叩いたり、揺すったりして、まずは中にいるハチを追い出します。

この時、完全無防備です。

半袖のTシャツに半パンで肌は完全露出、顔も別に網で覆われてる帽子みたいなものを被るわけでもなく、思いっきり素肌をさらけ出しております。

ハチの巣を揺すったり叩いたりして、なん十匹のハチが敵だと襲ってきたら、一体どうするつもりだったんでしょうかねぇ?

せめて、長袖シャツぐらい着て肌を隠せよ…と今更ながら思います…

中にいなくなったのを見計らって、このテラコッタ鉢を持って、外を飛んでるハチが寄ってこないぐらい、ハチから見つからないぐらい遠ーーーくの場所に移動。

しかし、この巣の中にまだ出てきてないハチ、さらには女王蜂までもがいるかもしれません。

巣を取り出してた時に襲われたら大変なので、どうやってすべてのハチを外に出すか…

「水攻め」します!

この鉢をひもで結んで、水の中に浸けておきます。

しかし、自宅敷地内で水を張ったバケツにこの鉢ごと浸けておいたら、もしハチの巣からハチが出てきた場合、襲撃される可能性があります。

また自分たちの大事な巣が水に浸かってるところを見られたりでもしたら、一斉攻撃されないとも限りません。

なので、自宅から少し離れた場所で作業することにしたんです。

近くにこの鉢が浸かるほどの深さの小川があるんです。

ここに1時間ほどつけておくんです。

ハチも生き物だから、水に浸けておけば苦しくなって出てくるでしょう…

鉢を小川に浸けたら、猛ダッシュ家の中に…

1時間後、鉢を引き上げてみました。

ハチの巣の中にはハチらしきものはいそうにないですね。

この後、棒を使って、ハチの巣を取り外すことに成功!

ミツバチハッチからも襲われることなく、このハチを使えます。

※ これは、荒業ですので、絶対に真似をしないでください。 危険なハチも存在しますので、もしハチの巣を見つけたら、専門業者に依頼するなどの対処をお願いします。

このハチの巣、これからどうなったか?

1.初めて捕獲したハチの巣なので、大事に保管してる。

2.ハチの生態を知りたくて、巣を分解してみた。

3.夏はやっぱり「はちみつレモン」! 巣からハチミツを取り出して、はちみつレモンを作って飲んだ。

4.こういう残骸をハチに見つかると、復讐で一斉攻撃されるかもしれないので、すぐに近くの溝に捨てた。

後はご想像に任せします。

さて、ハチの巣がなくなったテラコッタ鉢に、ごついクワズイモを植え込みます。

今日の本題はここからなんです。

「水挿ししてたごついクワズイモの鉢植え」がメインなんです。

こちらが植え替え手順です。

いつも植え替え作業をしてる場所では、まだハチが「巣を持って行ったのは誰だ?」とウロウロしてるかもしれませんので、本日の植え替えは別の場所で行います。

植替え作業は簡単です。

鉢に土を入れて、土を沈めるために軽くトントン

その後は、土にクワズイモの株が入るぐらいの穴を開け、そこにクワズイモをぶち込み、あとは穴を埋めるだけ。

水やりも、いつもならホースで水やりしてますが、本日は蛇口に直接鉢を持っていき、水を垂れ流し状態での水やりです。

すごくおおざっぱな植え替え作業です。

これが「いきなりクワズイモ」なんです。

後は日陰に置いて、動きがあるまで待ちましょう。

多分、これで大丈夫だと思います。

改めて、今日のブログは「ハチの巣の除去」なのか? 「クワズイモの植え替え」なのか?

どちらがメインなのか、わからなくなってしまいましたね…

ハチの巣がインパクトあり過ぎです。

「真夏のミステリーツアー vol.3」に認定です!

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再度申し上げます。

小さなハチでも刺される可能性がありますし、重症化する場合もございます。

ご自身で駆除する場合は完全防備での駆除か、もしくはハチ駆除専門業者に依頼を…

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