多肉お宝発掘隊は今日も行く… 「トンネルを抜けると、そこはセダムが群生する壁だった!?」 んぎゃー! 【oyageeの植物観察日記】

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甥っ子がまた来てます。

本日は車を使うようなので貸してあげ、oyageeは自転車で市街地まで出ることにしました。

普段は自転車に乗らないから、結構きついです。

特に太ももあたりが、少し走っただけでパンパンに張ってきてます。

それでも移動手段が自転車しかないから、ヒーヒー言いながら漕いでたんです。

市街地に出るまで、トンネルが1つあるんですね。

小さい頃は2つのトンネルがあったんです。

そのうちの1つはだいぶ昔に壊され、今は1つしか残ってないのですが、この1つはこの後も壊されることはないでしょう。

それほど長くないトンネルです。

ただし、トンネル内の照明は非常に暗く、また歩道と車道の区切り線もなく、どこを通ればいいのか微妙で曖昧な古いトンネルなんです。

いつもは車で通るトンネルです。

車だとあっという間に通り過ぎますし、よそ見なんてしてて事故ったら大変なんで、よそ見もせず、特に何も気に留めず通り過ぎてます。

自転車でそのトンネルを抜けて、ふっと目に飛び込んできたのが、緑の植物が一面に生えた壁…

壁と言いますか、工事の専門用語に言いますと、「法面(のりめん)」って言うんでしょうか?

法面というのは、トンネルを作る際に入口付近の両サイドをセメント(?)で固められた人工的な斜面のことですね。

その法面は、トンネルの北側になり、日がほとんど当たらない場所なので、苔でも生えてるんだな…なんて横目で見ながら通り過ぎようとしたんです。

そこでちょっと、聖子ちゃんじゃあないけど、「ビビビッ!」と来たんですよ。

多肉お宝発掘隊のパラボラアンテナが、多肉の電波を受信しました!

近くにお宝がある…???

2~3メートル過ぎた後に、自転車を止めて、緑の植物が生えてるところまで戻ってみたんです。

よーく見ると…

これ、脇役的存在多年草の一種じゃありません?

「脇役的存在多年草」というのは、多肉の中でも草のように育つセダム属の植物を呼んでいます。

oyageeがこう命名してるだけで、一般的には普及していない呼び名ですが…

これ、セダムですよ、セダム!

絶対にセダムですって!

上の方に目を向けると、上までびっしり!!!

一面ですよ、一面… んぎゃー!

こんなに一面、どうやって生えたんでしょ?

野生のセダムじゃあないですよね?

「緑いっぱい運動」か何かのイベントで地区住民が植えた植物でもなさそうだし、どうしてここにセダムが?

この法面の上に、一軒だけ民家があるんですよ。

その民家が育ててたセダムが、雨か何かで流れて、ほぼ直角の法面に自生したんでしょうか?

だけど、これだけの量…

1年や2年物じゃあないですよ?

これ、結構長い年月が経ってる生え方ですよ。

この道路、ほぼ毎日通ってるんですが、車の中からだと全然気づきませんでした。

育ててみる価値ありかも…ってことで、数本採取。

だけど、このセダム…

地面の枯葉の隙間にもびっしり生えてるんです。

なんだかとっても危険な香りがします…

こんなに生えるってことは、家に持って帰ったらとんでもないことになりそうじゃあないです?

実際、去年側溝付近で拾ってきたセダムがありました。

名前がわからず、とりあえず「側溝セダム」と命名して育て始めたんです。

あれ、今、すごいことになってるんです。

ありとあらゆるところに生えてしまい、ほぼ雑草と同じですよ。

このエリアは、「庭がないけど、プチプチガーデンを作ってみよう!」ってことで、ブロックの隙間にリトルミッシーや子持ちレンゲなど4種の多年草を植え込んだ場所です。

セダム系の植物の植え付けは、真夏はダメですね…

うまく育ちませんでした。

今、残ってるのは、子持ち蓮華のみです。

子持ちレンゲも思ったほど育ってませんが…

その脇には、側溝セダムがどこからか飛んできて蔓延ってしまってます。

去年の夏、「17品種の脇役的存在多年草を育てよう!」ってことで、1品種=1鉢ずつ植え込んだんです。

あれから1年以上が経ち、寿命で枯れてるものもあれば、育ちが悪く枯れてしまったものもあります。

側溝で拾ってきたセダムを植え込んで「側溝セダム」というプレートを付けた鉢は?

放ったらかしの状態なのに、いまだに残ってるのは側溝セダムと雑草のみ…

隣の別の鉢にまで入り込み、侵略してる状態です。

法面びっしり生えてるセダムを持ち帰って、こうなってしまいませんか?

ちょっと怖いんですけど…

これが紅葉して、赤やオレンジに色づくなら、「どんどん増えてちょうだい」って言いたいですが、何となく緑のまんまじゃあないかと…

1年365日、ずっと緑のまんまじゃあないかと…

だって、一切紅葉しそうな雰囲気がないんですよ、このセダム…

持って帰るのは危険でしょうか?

とりあえず、鉢に植えておきました。

名前を付けておかなといけませんね…

ゴールドビューティーに似てますが、区別するためにも名前を…

しかし、名前がわかりません。

とりあえず、「仮」ということで…

トンネルで見つけたから、「トンネル」って言う名前はどうです?

ストレートすぎます?

じゃ、業界用語的に、逆にして「ネルトン」って言うのは?

ネルトンと言えば、昔、「ねるとん紅鯨団」って言う番組がありましたよね!

年齢的にドストライクの頃だったんで、毎週見てましたよ。

主題歌の「so so so so. Let’s get body talk~♪」 とか、永井真理子の挿入歌、好きだったんですけど…

知りません?

あららら…

このセダム、「セダム・ネルトン(仮)」ということにして、育ててみます。

増えすぎて、収拾付かなくなったら、こっそり捨てて、なかったことにしますので…(苦笑)

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以上、「多肉お宝発掘隊は今日も行く…」でした。

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