赤玉土と鹿沼土を買うため、近くのホームセンターへ行ったんです。
去年の春ぐらいから始めた葉挿しの新芽がどんどん大きくなって、鉢上げしても植え替えに追いつかなくて、まさにエンドレス状態…
だから、植え替え用の土もすぐになくなってしまう。
最近は、頻繁にホームセンターに土だけを買いに行っています。
会計を済ませて外へ出ようとしたら、へんてこりんなものが目に飛び込んできたんです。
「え?」「えええ?」って思わず二度見しちゃいました…
クラッスラの火祭りが店の外壁の上にポツンと置かれてるんですよ。
そこには張り紙が…
白い紙にマジックで「3/10 外に置いたら赤くなる(実験)」と書かれてました。
えええ? これはなんですか?
「火祭り」が赤くなるのを調査してるんでしょうか?
誰が? 誰の指示で? 誰のために?
「火祭り」というのは、ベンケイソウ科クラッスラ属の仲間です。
このブログにも何度も登場してますよね。
実験中の火祭り、確かに赤色が褪めており、段々と緑色に戻ってきてますね…
ほぼ緑色で、先の方だけが赤く色づいてるだけです。
その赤い色も、鮮やかな赤ではなく、なんだかくすんだ赤に見えます…
このホームセンターは、多肉を店内の奥の温室内に置いてるんです。
このホームセンターの園芸売り場って、屋外スペースにあり、ここに屋根が付いてるんですが、屋根のみで壁は一切なく吹きさらし状態…
半屋外の売り場なんです。
しかし、頑丈な屋根があるし、ホームセンターの本館の北側に園芸売り場があるんです。
だから、日差しが全く差し込まない最悪な場所なんです。
しかも、奥まったところに温室を設置しており、この中で多肉植物と観葉植物を売ってるんです。
入荷したばかりの多肉の苗は、きれいな形と色をしてるんですが、1か月、2か月、3か月…と過ぎるにつれて売れ残ってしまった多肉苗は、色が悪く、ひょろひょろに伸びてるんですよ。
もう少し植物に詳しいスタッフを人選して配置したり、植物のことがわからないスタッフでも、販売してる植物のことを考え、植物に適してる場所で管理するような配慮があればいいんですが、ホームセンターの園芸売り場って、仕入れて売ればそれで終わり…って考えなんですよね。
だけど、「火祭りの苗」を外に出し、「実験中」という張り紙をしてるってことは、火祭りが赤くなるためにはどのようにすればいいのか?を、ホームセンターなりに考えたんではないです?
売れ行きがよくなく、処分廃棄品が多いことにやっと気づいたんでしょう…
どうやれば、多肉植物をうまく管理できるか、どうやればきれいな姿のまま持続できるかを、園芸スタッフで話し合ったんじゃあないですか?
だけど、これじゃあ赤くなりませんよ。
だって、柱の影ですもん。
ここに置いてても、1日おひさまを浴びることはないと思います。
外に置いておくだけではダメですって!
多肉植物の紅葉は、寒さや外気も必要ですが、ある程度の日差しも必要なんですから…
今、育ててる火祭りは、こんな状態です。
真っ赤になってるでしょ?
これ、1日中、太陽光線を浴びる場所に置いてます。
「火祭りは、外に出して日光浴!」
これが重要なんです。
外に置いてても、日差しを浴びてないと、緑色の多い火祭りのまんまなんです。
ホームセンターの帰り際、近くのスタッフに「実験中のあの火祭り、外に置いておくだけでは赤くなりませんよ。日差しをたっぷり浴びせてあげてください!」って忠告してあげるべきでした?
だけど、こうやって少しでもいい商品をお客様に提供しようとする企業努力を認めます。
oyageeは、このホームセンターを応援しますから!
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え?
園芸スタッフ数人が、「火祭りって、外に出したら赤くなるのよ!」「ならないでしょ?」「なるんだって!」「うっそー?」「見ててよ、今から実験するから…」って遊んでるだけ?