本日は、あの葉挿しトレイの3部作です。
あの葉挿しトレイのBabyたちは…?
八角形をしたお弁当の空容器に葉挿しをやってたんですね。
その容器に植わってて、きれいに色づいてた葉挿しBabyがあったじゃあないですか…
【19.08.26のブログより】
【20.1.18のブログより】
2019年の夏と、次の冬に登場した葉挿しBabyたちです。
色づくととってもきれいですよね。
そして、あれから半年たった2020年の5月の葉挿しBabyたちは…
【20.05.24現在】
梅雨入り前で段々と暑くなってきた5月の後半だったのに、まだきれいに色づいてたんです。
真冬の1月頃の紅葉と、春が終わりかけの5月頃の紅葉と、どっちが好きかと言えば、人それぞれでしょうが、こちらはこちらで個性があって、いい感じですよね。
特に、右端にあるエボニーに似た苗…ファンジニオペラと言う品種ですが、ファンジニオペラは5月の終わりごろの方が色づきがよく、黒く尖った爪が男前だし、かっこよくないですか?
何の異常ナシ! このまま梅雨になり、暑い夏もしっかり乗り越えてくれてくれ!
と思ってたのもつかの間…
え? は? もしや???
真ん中の黄色い苗の葉の1枚が透明になりかけてません?
これはルビパステルと言う品種。
竹串を使って、ちょっと触ってみますよ…
これです… これは危険な兆候…
葉がポロッと落ちる「葉ポロ現象」ですね…
このまま放っておくと、全部の葉、そして茎、最後は苗ごとやられてしまうかもしれません。
ほら、ポロッと、いとも簡単に取れてしまいますね。
色もよくありませんので、葉挿しには使えません。
この葉は、もう捨てるしかないですね。
よく見ると、隣のこの子の葉も…
これ、葉ジュレ現象です!!!
舌っ足らずの人が、「ハズレ」を「ハジュレ」と言うのとは違います。
葉がジュレジュレにジュレ化する、葉ジュレ現象… 葉が軟らかくなる現象です。
この辺の苗も密集しすぎて、やばそうですよね。
下葉の狭いすき間の葉は、寿命で枯れたというよりは、風通しが悪くて葉ジュレになった後のようです。
これから夏を迎えて、多肉界で密接、密室、密閉の「3つの密」は非常に危険なんです!
人間界でも、5月頃は新型コロナの第一波が流行しており、3密回避をしてた頃でした。
多肉界でも、これから夏を迎えるにあたり、苗が葉ポロで全滅になる前に、早めに3密回避をしましょう!
その前に…
黒ずんでる葉、ジュレジュレに半透明になってる葉、枯れてる葉はすべて取り除いておきます。
不要な葉は、竹串使ってどんどんどんどん突き刺して…
まるで、焼き鳥の鳥皮?
多肉葉の焼き鳥状態ですか?
おいしそう…なんて言わないでくださいね。
明日、このトレイのソーシャルディスタンスです。
ここまできれいに成長してくれてるのに、夏に蒸れてダメになってしまっては、元も子もありません。
蒸れ防止である程度距離を為に、3密回避させます。
隣との距離がある苗はある程度大きくなってるんですが、距離が近い苗はあまり成長が見られませんよね。
これは、地中で根が絡み合い、成長が芳しくないのではないかと…
根詰まり予防のためにも、少しの苗を間引きします。
「間引き」と言うのは、野菜の種を植えた時に、密集しすぎてると成長が悪くなるので、芽が出てある程度大きくなったら、密集しすぎてる苗を数本抜いて間隔を保つことを言います。
成長を促すために、小さい時にやった方がいいんです。
この小苗ちゃんたちも、早いうちに間引きをしようかと…
結構大きくなりすぎてますけど???
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それでは、次のブログへ続く…