「ダイソーのミニ観葉を100均グッズで楽しもう」シリーズ、今回で8回目ですね。
これまで植え込みに使った観葉植物は、テーブルヤシ、コーヒーの木、ヒポエステス、ストレリチア、ガジュマルの木、ドラセナ(コルジリネ?)、ミリオンバンブーの7種になります。
今回は、スパティフィラムです。
現在はスパティフィラムを扱ってるダイソーの店舗があるのかわかりませんが、以前は近所のダイソーで売ってたんです。
しかし、最寄りの店舗ではここ数年は姿を見ないですね…
見るのは、モンステラ、ラカンマキ、シルクジャスミン、フィロデンドロン、ストレリチア、ドラセナ(もしかしてコルジリネ?)、コーヒーの木、テーブルヤシばかりです。
今年はずーーっとこの辺の品種のみしか見てないです…
たまには、他の観葉植物も扱って欲しいもんです…
このスパティフィラムは、数年前に買ったものです。
で、一度は枯れてまた購入し、また失敗して、また購入し…と、なかなかうまく育てられずに購入を繰り返したスパティフィラムです。
今は大丈夫です!
すくすくと育ってます!
花だって咲きましたから!
…って言いたいところですが、今年、花は惨めな花しか咲かなかったし、葉がくるっと丸まったりしてましたんで、もう完璧に育てられる!とはいいがたいですが…
今日植え替えするスパティフィラムは、先日みじめな花を披露した株です。
- スパティフィラムの見てはいけない、見せてはいけない、何とも言い難い、とても恥ずかしい写真 (17.08.15更新)
3つあった蕾は、結局はまともな花が1つも咲かなくて萎んでしまい、株も段々と弱ってきたんです。
放っておいたらそのまま枯れていく一方でしたので、急きょ、鉢から抜いて簡易的に半分にカットしたペットボトルに水を入れて、ここに挿しておいたんです。
すると、復調!
元気が蘇ってきましたね。( 01.)
根の発育がすごくよくて、葉も威勢がよく、傷や汚れ、歪み、曲がりなど一切ないんです。( 02.)
そして、なんといっても、子株もたくさん出てるのがうれしいですね。
この子株を株分けして、新しい鉢を作ります。
スパティフィラムは、水栽培ができるんですよね。
長期間、水に浸けたままの水耕栽培が本当にできるかは不明ですが…
根がオリヅルランのように頑丈で、太いです。
これだけ根が頑丈でしたら、水栽培でもいける!…と思うんですよ。
栽培する容器は、もちろんダイソー!
100円です!
いや、100円ではありません。
なんと、100均なのに50円の商品です。
たまに、売れ残りや傷物、破損品などが半額の50円で売られてますよね。
今日はその50円の売れ残り商品を使います。
しかし、園芸用の器ではありません。
食器です。
だから、底穴が開いてないんです。
水やりをする普通の鉢としては不向きですが、水栽培や多肉の寄せ植えなんかは使えそうです。
これ、何だと思います?
まん丸のシュガーポットなんです。( 01.-02.)
色は薄い水色です。
これ、季節ものなんでしょうか、それとも不人気なのか、はたまた色や形が万人受けしないのか、大量に余ってて半額になってたんです。
本当は、多肉の寄せ植えに使おうと思ってたんですけど、急きょ、スパティフィラムの水栽培に使います。
このシュガーポットは余分に数個買ってるんで、また後日にもでこの容器を使った多肉の寄せ植えをやろうと思ってますが…
今日は、スパティフィラムを水色の球形の容器に植えて水栽培をしていきます。
ただスパティフィラムの株を球形の容器に挿すだけではありません。
スパティフィラムは根が旺盛ですし、このシュガーポットは口が広いので、そのままスパティフィラムを挿すだけだと株が倒れたままになってしまいます。
容器の中で株を何かで支えなければいけません。
ビー玉、化粧石、ゼリーボール…いろいろありますが、昨日ヒポエステスの水栽培で使ったハイドロボールがまだ大量に余ってますので、今日のスパティフィラムでも使います。
では、作業方法です。
01. | まず最初に株分けを行っていきます。根が結構あちこちと入り組んでまして、株分けは一筋縄ではいきません。知恵の輪を解くようにほどいていくようになります。ハサミを使うよりは手でもぎ取った方がいいと思います。 |
02. | なるべく外側についてる子株を手に持ち、前後左右とゆすってください。すると根が段々とほどけてきます。そして、ある瞬間にスーと抜けるように外れます。しかし、中には外れない子株もありますので、その時は無理せずに他の株をトライしてみてください。 |
03. | 例えば、コレとコレ(赤い矢印部分)、簡単に取れそうなんで前後左右とゆすってみましたが、根があちこちと頑丈に絡み合って取れません。 |
04. | 緩み始めたらすぐに取れるんですけど、まったく緩まなくびくともしなかったので、この2つの子株は諦めました。無理しないようにしてください。親株まで傷めてしまいますから… 結局、裏側にあった子株の方が簡単に取れました。 |
05. | とりあえず、3つの子株を取り外すことができました。 |
06. | 根を切らずにこのまま鉢に入れていきますが、株元と根の黒ずんだ汚れが気になりますので、洗面器などの容器に入れて一度水洗いしましょう。 |
07. | 水道水でジャバジャバ洗えば、ほとんどの汚れが落ちてくれます。 |
08. | 容器に水を溜めて、株を持って軽く濯いだり、泳がせるだけでも簡単にゴミや土などが落ちます。 |
09. | 水道水の蛇口に直接根を持っていき、水の勢いで汚れを洗い流すのもOKです。 |
10. | あと、こびりついた土、頑固な汚れや古い茎の腐れた後の汚れなどは、歯ブラシを使ってこそぎ落とします。ただし、株元や株元付近の太くて丈夫な根のみです。根の先の細い部分を歯ブラシでゴシゴシやると折れてしまいますので、十分注意してください。 |
11. | これぐらいきれいになれば大丈夫でしょう。 |
12. | 容器、ハイドロボール、スパティフィラムの株を用意して植え込んでいきます。 |
13. | 丸いシュガーポットを用意します。 あ、商品シールは剥がしておきましょう(笑) |
14. | 「ミリオンA」という根腐れ防止剤を入れます。 |
15. | 裏の商品説明には、「水栽培には容器の底にひと並べ」と書いてますので、底にうっすら敷き詰める程度の量で大丈夫です。 |
16. | 先ほど汚れを落としたスパティフィラムの株を入れていきます。 |
17. | 次にハイドロボールを流し込んでいきます。ハイドロボールは、使用する前に一度別の容器に入れて、軽くじゃぶじゃぶ洗った方がいいと思います。ハイドロボールの細かい粉が表面についてまして、水が茶色に濁ります。直接使うとその汚れがずっと容器に溜まったままになりますで、一度水洗いすることをオススメします。 |
18. | 根がついたままですので、根の間にもハイドロボールを流し込んでいきましょう。 |
19. | 完成しました。 |
20. | 根が少し浮き出てしまいましたが、ご愛嬌ってことで(笑) 根の先が水に浸かってれば、大丈夫でしょう… |
完成写真がこちら。
緑の葉が生き生きしていい感じじゃあないですか。( 01.)
スパティフィラムの葉の緑色と、器の水色がミスマッチかと思いましたが、あまり違和感ないですね…( 02.)
親株の方はもう少し子株を作ってもらうためにペットボトルでの水挿しを続けてもらいます。( 01.)
さてと、余ったふたの部分はどうしましょ?( 01.-02.)
器に使ったシュガーポットは蓋つきでした。
使い道、あります?
他に何か使えます?
形からして、哺乳瓶の口?
おしゃぶりの代わりにします?
うちに乳幼児はいませんし…
裏返して、ここに多肉植物の寄せ植えでもします?
取っ手部分が邪魔して傾くんですけど?
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以上、「ダイソーのミニ観葉を100均グッズで楽しもう vol.8」でした。