「ダイソーのミニ観葉を100均グッズで楽しもう」シリーズもこれまで4回ほどやってきました。
早いもので、今日で5回目になります。
これまで植え込みに使った観葉植物は、テーブルヤシ、コーヒーの木、ヒポエステス、ストレリチアの4種になります。
今日はガジュマルの木です。
最近のブログネタは、ガジュマル続きですね。
oyageeの中で、ガジュマルのスイッチが入ったみたいです…(笑)
いつしか、ガジュマルマニアのブログになってしまいそうです。
「ダイソーのミニ観葉を100均グッズで楽しもう」ですので、今日登場するガジュマルも、もちろん100均のダイソー商品です。
しかし、最近購入したガジュマルではありません。
購入してから数年経っています。
買って2~3年は植え替えてなかったですが、一昨年ぐらいに大きめの鉢へ植え替えしたんです。
だけど、どうも調子がよくないし、思うように生長しない。
すると、去年の12月、もしくは今年の1月ぐらいでしょうか、冬にすべての葉が落ちてしまったんです。
ガジュマルは落葉する植物でもないのに、枝から葉が1枚もなくなってしまったんです。
すべて、oyageeのせいです。
水やりした時に水が全然吸い込んでいかなかったので、水はけをよくしようと鉢土を割り箸でツンツン突いてたんですよ。
それで根を傷めたみたいで、葉が落ちて枯れてしまったんですね…
応急処置で、コンビニコーヒーの空きカップに水を入れて差していたんです。
すると、春が来る頃に芽吹いてきて…
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そうです、春に生還したあのガジュマルくんなんです。
- 生還したガジュマルのその後… [ガジュマルの水挿し] (17.05.09更新)
今回は、あのガジュマルの木を使います。
3日前も、「ガジュマルって、一体どれぐらいの水を吸うんだろう?」ってことで、oyageeの「素朴なギモン」の検証実験にも付き合ってくれたあのガジュマルです。
半年以上、コンビニコーヒーの透明空カップで過ごしてましたが、やっとあのカップからおさらばする決心ができたようです。
実は、このガジュマル、春になって芽吹き、その後は一気に葉が増えたんですが、あれ以来あまり動きがないんですね。
生長が止まってるんですよね…
葉が若干丸まってるような気もします…
もしかして、水の中で根詰まりしてるんでしょうか?
水の中でも根詰まりするなんてこと、あるんですか? 初耳ですが…
動きがあまりないのがすごく気になるんで、今日すべての根をカットし、一度リセットしてから、もう一度水挿ししようと思ったんです…
5/9の姿
8/20現在の姿
画像を並べてみたら、ここまで差が出てたんですね?
まさしく、ガジュマル定番シリーズの「5/9と8/20の画像の差、この差は何ですか?」ですよ…
この弱り加減はちょっと異常かもしれません…
日照不足なのか、肥料不足なのか、はたまた水中で根詰まりなのか?
覇気が見られません… 元気がなさすぎます…
植え込むのはガラス容器です。
ただし、ガラス容器に土は入れません。
水です。
このガジュマルは、このまま水栽培でいこうと思います。
でも、ガラス容器に水を入れ、ただガジュマルの株を挿しておくだけでないんです。
中が見えやすいように、あえてガラス製のコップを選んだんです。
これも、ダイソー商品の100円(税抜)です。
インバネスグラス(265ml)というものを購入しました。
インバネスグラス?
これは、園芸用の容器ではありません。
今回は、食器コーナーのコップ、グラス製品からチョイスしてきました。
器は、別に園芸用じゃあなくてもいいんです。
園芸用の商品にこだわらなくてもいいんです。
掃除道具、アロマ製品、収納用品、文房具、便利グッズ……、器に使えそうなものだったらなんでもいいんです。
これ、ガラス製ですが、ガラスが分厚く作られており、全体的にごつくて頑丈です。
「ウイスキーグラス」って言った方が馴染みがいいでしょうか?
洋酒をロックで飲む時に使うようなグラスです。
oyageeはほとんどお酒を飲まないんで、アルコール用のグラスの詳しいことはよくわかりませんが…
何故、このグラスを選んだかと言うと、今回のガジュマルは背丈が高いんですね。
ガジュマルを活ける容器も、本当は高さがあって細いトールグラスやカクテルグラスみたいなオシャレなグラスを使いたかったんですが、ただオシャレなだけで選びますと、倒れてしまう危険性があるんです。
下半身はがっちりしてて、ガジュマルの転倒を防いでもらうために、あえてある程度の重量感があり、がっちりして安定したグラスを選びました。
じゃあ、何故、透明のグラスを選んだかというと、ガジュマルを入れる以外に、もう一つ他に入れたいものがあって、これが見えやすいようにあえて透明のガラスにしたんです。
「立秋」が過ぎたといっても、まだ暑い夏が続いています。
今回のガジュマルの水挿しは、「涼しい夏」 「納涼」を演出するために、ガラス製にしました。
中に、涼しげな玉(ボール)を入れます。
ビー玉でもよかったんですが、今回はアクアボールという水耕栽培に使用するボールです。
実は、先日台風の直撃になりそうだったんで、家の周りを片付けてたんです。
その時に、以前買った水栽培用のゼリービーズ? ゼリーボール?が出てきたんです。
これ、だいぶ前のものです。
購入してから数年ほど経ってるかもしれません。
いいんです、こういうのは腐らないし…
賞味期限とか、消費期限なんてないでしょ?
味をみるわけでもないし、口にするものでもないし…
…て思ってましたが、作業工程でゼリーボールをガラスに移し終えた後に気づいてしまいました…。
袋になにやら日付らしき数字が…
2012.06.08…と印刷されてます…。
え? これって、消費期限ですか?
数字4桁、2桁、2桁…… どう見ても、日付ですよね?
こういうのにも、一応期限があるんですか?
それとも、製造会社が、製造日がわかりやすいように印刷してるだけですか?
使用期限でしたら、5年前… とっくの昔に切れてるんですけど?
いいんです! 使えなかったら、使えなかったその時にまた考えます。
今回は、半強制的にこれを使います!
だから、100円ダイソーのガジュマルに、同じくダイソーで買ったガラス容器、そして10年ほど前に買ったダイソーのゼリーボールと、ALL DAISO!
ダイソー尽くめです。(笑)
ゼリーボールを簡単に紹介しておきます。
商品名は「アクアボール」になってます。植物のハイドロカルチャー用ゼリーです。
ボール状で見た目はビー玉風ですが、ぷにゅぷにゅしてて非常に柔らかいです。
手で触った感触は、お菓子のグミにソックリだと思ってください。
スイーツ好きなoyageeは、これが冷菓の寒天ゼリーか、半透明のわらび餅に見えて仕方ありません(笑)
これ、弾力性がある割には、ちょっとの衝撃にも脆くて、割れやすいです。
爪楊枝などでいじってると、簡単に貫通してしまいますし、そこからひびが入り、真っ二つに割れます。
時と場合によりますが、たまに粉々になり、クラッシュゼリーのようになることもあります。
これはこれで、またクラッシュタイプの蒟蒻ゼリー風でおいしそうに見えるんですよ(笑)
水分が乾燥してくると、縮みます。
完全にカラッカラになると、米粒ぐらいになることもあります。
しかし、水を与えると、また膨らみます。
ほとんど水でできている製品です。
栄養、養分は含まれておりませんので、ただ単に水栽培で挿した植物を動かないように支えたり、色のバリエーションが豊富で見た目がカラフルなものが多いので、ガラス製の器に植物とゼリーボールを入れてオシャレインテリアとして用いられています。
器にゼリーボールを入れておくと、株があちこち動きませんし、何より、見た目がきれいですよね。
そろそろ夏の終わりを迎えますが、まだまだ暑い日が続きます。
見た目だけでも、涼しさを演出できればと…
今回のテーマは、「納涼」ですね。
本音は、買って一度も使ってないゼリーボールを早く使い切りたかっただけですけどね(笑)
さて、肝心な作業方法なんですが、至って簡単です。
これまで水栽培でしたので、根に土は絡んで汚れてはないですが、やはり傷んだ根が枯れてたり、根や浸かってた株に藻・ゴミが付着してたりしますので、まず水洗いします。
根は切り落としますので、少々荒めに洗っても大丈夫です。
根をそのまま残しておきたい方は、この時ゴシゴシ水洗いせずに、水を張った器で軽く濯ぐ程度にしておいてください。
この後、ハサミでほとんどの根を切り落とします。
そして、器にガジュマルを入れ、ゼリーボールを流し込みます。
以上です。
完成後に分かったんですが、これ、ちょっと失敗しました……。
根が全くありませんので、株が安定しません。
ゼリーボールだけでは株がぐらつきます。
根が出て、ゼリーボールの隙間に張ってくれるまでは設置場所を選び、そっと置いておくことをオススメします。
今回は、ゼリーボールよりは、硬いビー玉の方がよかったかもしれません。
ゼリーボールは柔らかく、グラスの中でビー玉以上に動き回ります。
太くて、まだ根がないガジュマルの株を固定するのには、固いビー玉の方が安定したかもしれませんね。
01. | ガジュマルの今回の植え替えで必要なものは、主にこの3つです。全部ダイソーです。 |
02. | まずは水道水で根を洗いましょう。6か月間水につけっぱなしですと、土はついていなくてもそれなりに汚れています。きれいなゼリーボールを使って育てても、初日から水中をゴミが浮遊したり、グラスの底に枯れた根が落ちてたりすると、せっかくのキレイさも半減します。 |
03. | 根を見ましたら、結構長く伸びてますね。生長が悪かったのは根詰まりではなさそうです。ただ、白くて若い根がほとんどないですね… 元気がなかったのは、これが原因でしょうか? |
04. | このガジュマルの生長を一度リセットするため、すべての根を切ります。ガジュマルは気根を出す植物で、根の発育もいい方ですので、根を少々切り込んでも大丈夫だと思います。ほぼ瀕死の状態だったのに、その後、見事に生還するぐらいですから。 |
05. | 幹の上の方の枯れた気根痕もきれいに切り取っておきましょう。切り取った方が見栄えが良いです。 |
06. | 根を切り取ると、こんな風になりました。 |
07. | 根を全部切り取ったと言いましたが、若くて白い根を2本だけ残してるんです。まるっきり切り取るのは正直不安でしたし、根をすべて切り取ることで、今ある葉も枯れてしまうのを恐れて、活動が活発そうで水分を吸い上げる力が残ってそうな白くて元気そうな根を2本だけ残してます。 |
08. | とりあえず、新鮮な水に入れ替えた仮の容器に挿しておきます。(この工程は必要ないかもしれません) |
09. | まず先にガジュマルの株をグラスの底に届くまで押し込んで、手で固定します。 |
10. | グラス内の空間部分にゼリーボールを流し込んでいきます。 |
11. | ゼリーボールが余るかな?と思ってましたが、使い切りました。足りないぐらいです… |
12. | これで終わりです。水やりする必要はありません。ただし、根がある植物のみです。根がなくて、これから出させようと考えてる植物は、水をたっぷり入れてください。ゼリーボールのみでしたら、発根しないかもしれません。水の追加投入後の水切れにも注意してくださいね。 |
ゼリーボールは、見た目がきれいですね。
冷菓の寒天ゼリーか、半透明のわらび餅に見えて、口に放り込みたくなります(笑)
きれいなゼリーボールを維持するためには、いつも湿らせた状態にして、水分を切らさないことです。
室内で飾るのであれば、床に直接置くよりは、ミニチュア風の木製チェアなどに置くと人目も引きますし、オシャレです。
この木製チェアも、もちろんダイソー商品です(笑)
アクアボールは、基本水を入れる必要はないんですが、このガジュマルはまだ根が出てません。
まずは根を出させないと何も始まりませんし、根がない状態が続くと枯れる恐れがありますので、水を半分程度入れてます。
アクアボールの中に、普通に水道水を入れてもなんの問題ありません。
※注意:ゼリーボールに水を足すと、ボールは透明人間のように姿形が消え、入ってないように見えます。色、清涼感、コロコロしたかわいさなどを楽しみたいのであれば、水の量は少なくした方がいいかもしません。
ゼリーボールを使っての水栽培は、基本、放っておいて大丈夫です。
ただし、ゼリーボールを乾燥させないようにしてくださいね。
ボールが萎んできましたら、水分を足してあげてください。
少々萎んできても、ボール自体にはまだ水分が残ってますので、植物にはさほど影響はありません。
慌てて水やりする必要ないですよ。
以上、「ダイソーのミニ観葉を100均グッズで楽しもう vol.5」でした。
まだまだ暑い日が続いています。
今日の画像を見て、厳しい残暑が少しでも和らげれば…と思いまして。
しかし、関東地方は、天気が悪い日が続いてるようですね。
今日、東京から大学生の甥っ子が一人で帰省してきました。
oyageeの実弟の長男になります。
その甥っ子が、「向こうは天気が悪いよ。もう何日間も!まるで梅雨みたいな天気…」ってことを言っておりました。
立秋過ぎても、こちらは毎日じりじり暑いのに…
そう考えれば、日本って狭いようで広いですね…
暑い地域にお住まいの方も、そうでない地域にお住まいの方も、
「残暑 お見舞い 申し上げます」