去年、アマゾンリリーの株分けでたくさん増えすぎて困ってしまい、ちょっとだけお粗末に扱った結果、全部のアマゾンリリーを枯らしてしまったんです。
増えないのも困りますが、増えすぎるのも困ります…
冬にしまう場所がなくて、外に放置してたら、全滅です…
アマゾンリリーは球根です。
球根から根、そして芽が出てきて育ちます。
その球根を冬の間もずっと外に置いており、凍傷で全部ダメになってしまったんですよ。
気づいた時には、スカスカの中身が空っぽの状態でした。
しかし、なんとかなりそうな球根が数個あり、それを試しに土に置いてましたら、いつしか根が出てきてたんです。
6月30日のことでした…
詳しいブログはこちらです。
この後、いくら待っても芽が一向に出てきません。
芽が出てくる部分の先端は枯れてます。
この先端が多少なり動きがあってもよさそうなもんですが、何の変化もないのです。
先端は枯れており、茶色く枯れた皮に覆われたままです。
球根って、玉ねぎみたいなもので、皮が何重にも覆ってできてるんです。
その奥に小さな小さな芽になる細胞があると思うんです。
根から水や栄養分を吸収し、芽となる部分が段々と大きくなり、いずれ外へ出てくると思うんですよ。
球根の中は、一体どうなってるのか?
【6月30日のブログより】
外の皮を1枚ぐらいめくってみようか…と、よからぬ考えを持ち始めてきました。
だって、待っても待っても芽が出てこないんです…
球根の外側だけが腐ってるならともかく、芯まで腐ってるんだったら、いくら土に置いておいても芽が出てこないってことになりますよね?
無駄なことをしてるってことになりますでしょ?
1枚だけなら…
外側の皮1枚だけなら、剥いても支障がないんでは?
日本昔話の「鶴の恩返し」に登場するおじいさんが、「ちょっとだけなら…」って娘の機織りを覗いた気分がよーくわかります。
ちょっとだけならいいんじゃあないですか?
我慢できない性分なんです…
擦り傷を作った後にかさぶたができますよね。
あのかさぶたも、治るまで触らなければいいんですけど、我慢できずに触ってしまう、最悪、かさぶたを剥いでしまう性格なんです…
だから、いつまで経っても治らないし、ケガの治りが遅いんですよ…
芽が出てくるまで我慢できないんです。
「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」 by 徳川家康
oyageeの前世は、確実に徳川家康ではないですね…
「出ないなら 出るまで アマゾンリリー」
芽が出るまで待てませんから!
「出ないなら 剥いてしまおう アマゾンリリー」ですよ。
1枚のはずが、1枚、また1枚と剥き、結局、中心まで剥いてしまいました。
球根の皮、全部ではないですよ。
先端の枯れた部分だけです。
そしたら、白いものが伸びてます!
白と言いますか、乳白色のような半透明のものが!!
これは、将来、葉になる芽じゃあないです?
まだ光を浴びてなかった状態なので色がついてなかったけど、これから大きくなって空気中に出てきた時は、黄緑色の新芽になって出てくる部分ですよね?
あちゃー!
剥かなきゃよかったですね…
これで、このアマゾンリリーの生育順序が崩れ、まだ小さくて本当は空気に触れてはいけなかった芽なのに、いきなり空気に触れたことで枯れたりはしないですよね?
まだ緑色がないってことは、葉緑体もないってことですよね?
直射日光には当てないですが、いきなり地表に出たことで若干の光線を浴びてしまい、光合成ができなくて、このまましなっとなったりしないですよね?
もう剥きませんよ!
触りもしませんし、いじったりもしません。
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どうか、このまま大きくなって、葉として成長しますように…