手作り作家さん達の販売イベントに誘われ、ついに初出店です! 売り上げはぼちぼち!? 気分は上々!? 次もやる気満々??【oyageeの植物観察日記】

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去年の11月、育ててる多肉植物を販売しようと、フリマに初出店するはずが、主催者から遠回しに断られ、見事に撃沈…

あれから早4か月…

フリーマーケットではないですが、本日、販売イベントに初出店してきました!

去年の12月頃に、ある方から声をかけていただき、「私たち、イベントをやってるんですけど、そちらに植物の出店してみませんか?」と出店依頼を受けたんですね。

もちろん、その場でOKの返事です。

「ぜひぜひ! お願いしますッ!!」と返答したんです。

場所は、ある商業施設のフードエリアの一角です。

ファストフードやレストランなどがあって、そこに小さなイベントや催し物ができるようなちょっとしたスペースがあるんですよ。

そのスペースが、本日の販売エリアです。

出品者さんは、いろんな作家さんたち…

ピアスや指輪など作家さんオリジナルのアクセサリーだったり、オリジナルイラスト入りの雑貨だったり、自分で仕立てた洋服だったりで、手作りでオリジナルのものを定期的にイベント会場を借りて販売されてるようです。

出品者さんはすべて女性の方です。

その中のお一人の方が、今回声をかけてくれました。

「お願いします」と言ったものはいいが、こういうのって初めてなので少々緊張しますよね…

お客さんは来てくれるの?…とか、どういう風に販売すればいいんだろうか?…とか、想定外の反響で釣り銭が足りなくなったらどうしよう?…とか。

今回の出店に関しては、それほどかしこまった決まりとかルールはないみたいで、自分の好きな時間に自由に食事をしてもいいし、席を離れてもいいし、早く締めても構わないそうです。

ただ、商業施設から丸1日スペースを借りており、これに賃料がかかるみたいで、今回のイベントの代表者に1店舗分の出店料はお支払いしましたけど、あとは自分のやりたいようにやればいいし、売りたいように売ればいいいわけで、その辺のところは自由です。

植物販売初出店の今回は、オリジナルの多肉寄せ植えをメインに販売してみます。

オリジナルと言いましても、ほとんどが増えすぎて困ってる普及種たちの寄せ植えです。

去年の12月、多肉苗で作ったリースも販売していきます。

売れるでしょうか?

商業施設が午前10時開店ですので、それまでに搬入し、店構えをしました。

トレイに入れてる多肉植物って、2~3段に積んで運ぶわけにはいかず、1枚ずつを両手で抱えて、車と会場を何回も往復。

車も、多肉植物を助手席と後部座席に平面にしか乗せられず、高く積んで運べなかったので、自宅と商業施設を2回も往復したんです。

搬入だけで結構疲れましたよ…

12時までの2時間はさっぱり…全く売れませんでした。

商業施設にはちらほらとお客さんはいるんです。

ただ、出店のエリアまで足を運んでくれる人がいないんです。

平日だったらある程度予想はできたんですが、週末ですよ?

人があまりいません。

商業施設自体に人がいないんですから…

みんな、外出を控えてる?

これも、新型コロナの影響なのでしょうか?

このまま1つも売れることなく、売上金ゼロで終わったら、11月のフリマ初出店の撃沈以上の超撃沈です…

oyagee、沈没したまま、浮き上がってこれないかもしれません…

地下アイドルならぬ、地下オヤジでこれからの人生を暮らしていかなきゃいけないですか??

12時過ぎに、エリアそばのファストフードで昼食するために、一緒にやってる出店者さんに「ちょっと食事をしてきます」と声をかけて席を離れたんです。

同じエリアなんで、何かあればすぐに戻れるし、他の出店者さんも「お客さんが来ましたよ」と声をかけてくれるだろうと、出店エリアとファストフードのテーブルは30メートルほどのところで食事をしました。

すると、お客さんが多肉を見てみようと、ちらほらと寄ってきてくれてるんですよ。

それに気づいて、自分の出店スペースに戻ると、客さんはすぅーと去っていく…

これを2~3回繰り返したんです。

oyagee、嫌われてる? 怖いですか???

今のところ、多肉を覗きに来てくれる人全員が女性客だから、どうも女性から対応してくれる方が安心されるっていうのか…

他の出店者さんがすべて女性なので、oyageeが席を外してて他の女性出店者さんだけになってると、比較的多肉植物を覗きに来てくれる人が多いんですよね…

こういうイベントで、こういう風にこじんまりと手作りのものを販売してる人って、女性の人が多いですよね。

こういう多肉植物を扱う店も、だいたいが女性だと思うんです。

なのに、多肉の前にいるのが男で、しかもおっさんで、髭を生やして、目力がすごくて、体鍛えてて、ごつくてむさっ苦しいおっさんが店頭にデーンと座って、どすの利いた声で「いらっしゃいませ」なんて言ってたら、買う方はビビって寄ってきづらいですか?

ですよねぇ…

だけど、花屋に勤める男性だっているし、園芸店の店主は男性だったりするし、多肉栽培の農家さんだって男性はいるし、多肉本の筆者のほとんどが男性だったりしますし、「趣味の園芸」に出てくる講師さんも男性が多いから、男だって植物を好きになっていいんですよ!

いいんですよね?

見た目が悪かったんでしょうか?

今日は自衛隊のような迷彩柄のパンツスタイルにグレーのパーカー姿に、ニット帽を目深にかぶった格好だったんです。

絶対に怖い人と思われてました?

元自衛隊のような男がテーブルを挟んで真向かいにでーんと座ってると、かわいくてきれいな多肉をおちおち眺められないし、気持ちよく買い物できないですねぇ…

すると、他の出品者さんから言われました、「あまり近くにいない方がいいですよ…」と。

ですよね…

たしかに…

販売しに来てるのに、店に店主がいなかったら失礼かな…と思って急いで戻ったんですが、それが逆効果のようでした。

買う方の立場からすれば、まだ買うかどうかわからないのに、ピッタリとお店の人からくっついてれば、見ようにも落ち着いて見れないし、そばにいれば、買わないといけないような雰囲気になっちゃいますもんね。

今はあまり見かけませんが、oyageeが若い頃、DCブランドとかはやった時代に、ブティックとかショップに行ったら、必ず店の人がついてきてましたもんね。

どのショップもそうでした。

「もっとゆっくり見させて」とか、「自分の好みの服を探してるだけなんで、余計なものは勧めないで」「お願いだから、付いてこないで」、最後は「しつこい、あっち行け!」って思ってましたもん。

あれが嫌で嫌で仕方ありませんでした。

離れていよう…と、食べかけのハンバーガーを食べ上げるために、再び30メートル離れたテーブルに戻って、ハンバーガーを被り付きながら遠目で見てたんです。

すると、やはり店主が直にいない方が、お客さんが寄ってきますね。

すぐに戻ろうかと思いましたが、ここはぐっと我慢して、そのままテーブルに座っていました。

そして、隣の出品者さんがうちの多肉販売の接客をしてくれて、いろいろ話してる様子が目に入ってきます。

その後、接客してくれてた出品者さんがこちらに目配せしたんです。

何か用事があるような視線を送ってきました。

ここですっ飛んで戻ってみると、「この植物はどういう風に育てたらいいの?」と…

ここで初めて必要とされたわけですね…

お客さんとの駆け引きというか、必要とされてない時とされる時の線引きが、難しいですね。

接客の初心者にはまだまだ分かりません…

接客なんて慣れだし、いちいち考えながらすることではないんでしょうけど、フローチャートやマニュアル通りに動く人間ですので、いろいろ考えてしまうですよ…

昼過ぎからは販売テーブルに直に座らず、椅子を少し離して座ってスマホをいじったまま、来客しててもあえて知らんぷりしたり、席を離れて他の出店者と談笑したりし、必要とされてる時だけ接客するようなスタイルに変えたんですね。

すると、多肉の寄せ植えを眺めに人がぽつぽつと寄ってくるようになりました。

商業施設の来客者も増えてきたように思えます。

しかし、目の前を通るすべての人が立ち止まってくれるわけではありません。

多肉植物に少しでも興味ある人は、必ず立ち止まって眺めてくれたり、手に取ってみたりするんです。

で、決まって、「かわいい!」「これ、かわいい!」を連呼するんです。

100人も来てませんけど、もし100人きたら、100人が「かわいい」と言います。

多肉好きの人は、多肉植物のかわいさや良さがわかってくれてます。

うれしいことですよね。

みんながみんな、「かわいい」「かわいい」を連発するんで、なんだかoyageeが「かわいい」と言われてる気がして、「そんなことないですよ… これでももうオジさんなんですから…」と心で呟いてましたけど…

育ててる多肉や作った寄せ植えを見て、かわいいって言ってくれる人も、半分ぐらいの人は買わないで去っていきます。

「かわいい!」の後に、決まって「こういうの、絶対に枯らしちゃうのよね…」「うまく育てられないのよ…」って言葉が出てきます。

多肉の特徴と育て方をマスターすれば、全然難しくはないんですけどね…

話を聞いてみると、多肉植物を買って帰っても、家の中で育ててるらしいんですよ。

かわいいから、いつでも管理できるように…とか、室内だといつでも眺められるから…とか、寒い時期は外だとかわいそう…とかって理由で、屋内に置いて育ててるくらしいんです。

それは間違いですよ!

屋内だと、絶対にうまく育ちません!!

「こういうのは、外の方が元気がいいんですよ! 霜に当たらなければ、外に置いてあげてください…」とアドバイスしてあげました。

一番売れたのは、この寄せ植えです。

500円以上、1000円未満ですけど、値段は内緒にしておきます。

素焼き鉢、そこに自分の手でペイントを施し、土や鉢底石、鉢底ネットなどの費用、これまでの管理と労力がかかってます。

金額的には微々たるものです。

植わってるのも普及種ばかりで高価なものはないですが、7~8種類は植わってるんで、500円だと元が取れそうにありません。

税込値段だから実質値段は454円だし、本日の出店料も払ってるし、500円の売値だと厳しいかな…

でも、1000円だと、「枯らしたりしたら、もったいない」とかの理由で買わないと思います。

1鉢1000円だと手が出ないっていう人が多いみたいで、買うのにも躊躇しますよね…

だけど、10鉢近くは売れました。

あとは、本日がホワイトデーなので、何故か女性客がホワイトデーのお返しに…と言うことで大きめの寄せ植えを買われましたし、単体苗も数鉢まとめて買われた人がいました。

単体苗を数鉢買われてた女性の方は、多肉を求めて県外まで買いに行かれる方でした。

多肉が好きで好きで、これほどの種類を集めてるのは、この近辺ではoyageeぐらいでしょう…と思ってましたが、こんな近くに上には上がいるんですね…

恐れ入りました…

ハオルチアを求めてきてくれた男性…

ハオルチアでも、葉が緑色で透き通る軟葉系の方のハオルチアを探してたみたいですが、今回、ハオルチアは1つも持ってきてないんですよ。すいません…

次回は用意しておきます。

自作のオリジナル鉢やリメ缶も売れましたよ。

たった2つですけど…

我ながら自信作だったんですけどね…

売上的にはぼちぼち…でしょうか。

最初だから、こんなもんでしょう…

気分はアゲアゲ…上々です。

初めての出店でしたが、嫌なお客さんはいなく、気持ちよい販売ができたような気がします。

次回もやる気満々? 満々です!

早速、今回の主催者さんからまたお声をかけていただき、次回のイベント参加も表明しました。

あと、主催者さんの知り合いで、別のイベントをやられてる方ともいて、その人に連絡を取っていただいて、来月別のイベントにも出店してみようと思います。

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これからすぐに販売用の寄せ植え作りにとりかかります。

普及種ばかりですけど……

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