ここはたびたび登場する多肉たち。
家の裏のお隣さんちの畑の一角に、多肉を置かせてもらってますが、そこにある多肉プランターです。
ブログには、去年の秋にフリマに初出店ってことで、このプランターは登場してましたよね。
【19.11.17のブログより】
右側のプランターの方ですが、今は黄色い花が咲いてます。
これ、1つの品種の花なんです。
ぜぇーーーんぶ、「秋麗」です…
今、このプランターに残ってる苗のほとんども秋麗です。
秋麗、恐ろしい子です…
秋から冬にかけて、多肉の寄せ植えを作りましたが、ここの秋麗もいくつかカットしました。
それでもまだ使い切らずに、プランターには残ってる。
一緒に植わってる他の品種の成長の妨げになるので、さらにカットしました。
本当はいらないんだけど、問題ない苗をそのままゴミ箱へ捨てるのは気が引ける。
だって、これでもここまで育ててきた多肉植物。
いらないから…ってぽいっと捨てるのは、忍びないですよね…
だけど、寄せ植えに秋麗ばかり植えてもどうしようもない。
だから、ここに置いてたんです。
枯れたら、その時に捨てようと…
半年ほど育苗トレイの中に放置してたのに、枯れてません。
ここの秋麗って、土に植わってないんですよ。
言わば、宙に置いてる状態なんですよ。
まるでエアプランツ状態!
もう半年ほど、水もやってないし、何もしてないし、空気中の水分をただただ吸って生きてるようです。
ありとあらゆる部分から発根はしてるし、根ボーボー。
何が何でも生きようとする、この図太さ…
秋麗って、とっても恐ろしい子です。
それでも、可能な限り、秋麗を使って寄せ植えを作りました。。
その時に、植え込む部分の葉が邪魔なので、もぎ取りますよね。
その葉はどうするか?
他の品種は、葉挿し用トレイを用意して、名札もつけて、芽が出るまでしっかり管理します。
しかし、秋麗は…
これ以上増えても困ります。
もういりません。
だけど、葉をゴミ箱に入れるのは気が引ける。
これでも、ここまで立派に育ってくれた秋麗なんですから、葉をそのまま捨てるなんて気が引けます…
だけど、これ以上増やしたくもない。
だから、その辺にぽいっと…
小屋の片隅に不要の鉢があるんですが、この中へポイっと入れておいたんです。
この鉢は、植物が枯れた形跡があるんで、昔、何かを植えてたんでしょう。
だけど、だいぶ前の鉢だと思います。
土もボロボロのからっからです。
鉢に適当に投げ入れて、「枯れたら枯れた、枯れてもいいや…できれば枯れてほしい… 捨てやすいから…」と。
そしたら、このありさま。
全部の葉から芽が出てません???
秋麗の葉挿し成功率は100%じゃあないです?
ここ、日当たりも悪くて、土も鉢からだいぶ下がった位置なんで、通気性もよくないと思うんです。
なのに、こんなに元気でプリプリの葉挿しBabyが生まれます。
この生命力、多肉界のNo.1?
秋麗って、やっぱり恐ろしい子!
他の品種の葉挿しもこううまくいけばいいんですけど、うまくいかないのが多肉の葉挿しなんですよね…
この秋麗Baby達は、このままにしておきます。
最初に戻って、茶色のプランターで花が咲いてる秋麗って、どこから来たと思います?
ここの秋麗の苗からです。
四角いブリキ缶ではなく、手前中央のピンク色になって多肉がありますよね。
この苗…
この苗が秋麗なんです。
この秋麗は、ブログ初登場ではないんです。
茎にマジックの文字が…
覚えてませんか?
マジックが消えかかってますが、「B」とか書いてますよね?
そうです!
「葉挿しをしようと葉をもぎったら、その部分からはもう芽は出ないのか? それとも、芽は出てくるのか?」を検証したことがありました。
あの時に使った多肉が、この秋麗です。
【18.02.22のブログより】
この実験は、ほとんどの葉から芽が出て、その後にあの茶色のプランターに植えたんです。
あれがあんなに大きくなってたんですよ。
あんなに大きくなるんですよ。
ほとんど枯れてないし…
アルファベットを書いた親苗の方は…
芽が出た葉をもぎ取ったところからも発芽するという検証結果が出ました。
発芽した親苗の現状がこんな感じです。
あれから植え替えてもないし、手もかけてもない、定期的に水やりもしてない、夏も冬もずっとあそこに置いたままでほとんど放置状態の秋麗です。
茶色のプランターに植わってる秋麗に比べれば、小振りでオレンジ色に紅葉して、それなりにかわいいですが、この苗、まっすぐ立ってくれません。
茎が傾いたまま成長したんで、鉢ごと倒れてしまい、斜め45度の姿勢がこの秋麗にとっての正姿勢。
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それでも枯れずに育ってるんです。
秋麗って、本当に恐ろしい子…
こんな秋麗をかわいいと思ってる人は、世界中に一人ぐらいいますかねぇ?