ガジュマルのもう一つの楽しみ方|ガジュマルをベンジャミン風に仕立ててみよう!【oyageeの植物観察日記】

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ガジュマルの木の枝が伸びすぎてきまして、植え替えと同時にこんもりとした幹に仕立て直そうと、5月23日に伸び過ぎてる枝を一斉に切りました。

 「愛着あるガジュマルは、何かに似ている?[ガジュマルの植替え]」(17.05.23更新)

 「ガジュマルの新芽が出る枝と、出ない枝の”差”は?」(17.06.13更新)

どっぷりとした幹と短い枝に多数の葉をつけたずんぐりむっくりのガジュマル… こういう形が皆さんが理想に描いて、育ててみたいガジュマルのだと思います。

だから、剪定をしますよね。

剪定をした枝は…?  捨てる…?

ちょっと待ったぁ!!

この時に「切り取った枝は、あとでお楽しみがありますよ」ってことで水挿しにしてたんです。

その水挿しのガジュマルの枝も、根がどんどん出てまして、早く植え替えてあげないといけない状態になりましたので、今日鉢に植えます。

01. 5月23日にガジュマルの幹から切り落とした枝を集めて水挿しにしてました。
02. これから約1か月、結構根が出てます。ガジュマルの根って結構丈夫で繁殖力がすごいですね。プラスティックのカップの底に吸盤のようにガッチリ張り付いてる状態です。

これをどういうことをするかと言えば、単純です。

ベンジャミンのように仕立てるんです。

これが、あの時に言ってた「お楽しみ」だったんです。

ベンジャミンって、素焼き鉢や花壇にヒョロヒョロとした苗を数本まとめて植えて育ててる姿を見かけたことがないですか?

oyageeは、以前見かけたことがあるんです。

ベンジャミンとガジュマルは同じフィカス属の仲間ですし、特にこの2品種は、葉がそっくりなんですよね。

だから、ああいう風にできないかとずっと思ってまして、一昨年ぐらいからガジュマルの細い枝だけをまとめて植えて、ベンジャミンもどきの株に仕立ててる鉢が1鉢すでにあるんです。

01.

ガジュマルの枝だけの寄せ植え。

ガジュマルの太い幹だけがガジュマルではありません。ガジュマルのこういう楽しみ方もありますよ。

枝を数本寄せ植えしてますので、パキラのように編み込もうと思えば編み込めるかもしれませんね。

切り取った細いガジュマルの枝をこのまま何年育てても、園芸店で売ってるようながっちりむっちりとした幹にはならなく、細い枝のままなんです。

じゃ、その太くならない枝の特性を逆手にとって、別の楽しみ方がないかといろいろと考えてた結果、一昨年ぐらいに数本を同時に植える「寄せ植え」にしてみたんです。

太くならないのなら、何本まとめて植えても邪魔にならないし、細い枝同士だからこそできる楽しみだと思うんですよ。

これでも、一応はガジュマルの木ですから…

ガジュマル = 太い幹、どっぷりした幹、土偶のような幹というイメージを覆しますね(笑)

数本もまとめて植えてるんで、もしかしたら編み込みもできるんではないかと思うんです。

この段階でもまだ茎が意外と柔らかいんで、パキラの編み込みのように編み込めると思うんですよ。

やってみたいんですけど、oyagee、生まれて今まで生きてきて、これまで一度も自分の髪の毛で三つ編みとかやったことがないもんですから、どう三つ編みや四つ編みを編み込めばいいのかわからなくて…

近いうちに下葉を落とし、下の部分だけでも編み込みをやってみようと思います。

話は、今日鉢へ定植するガジュマルの方に戻りますが、5/23日剪定したガジュマルの枝はまだすごく短いんですね。

長さ的には10センチあるかないかぐらいなので、上で紹介してるあのような大きな鉢にはなりません。

ただし、数年後にはあれぐらいの大きさにはなると思うますが…

今回は枝がどれも小さいので、最初はこじんまりとしたガジュマルの枝の寄せ植えを作っていきたいと思います。

作り方は簡単です。

根が出た枝を数本まとめて植えるだけですから。

今回は、適当な鉢がないのと、将来背丈が大きくなることを見込んで、素焼きの鉢に植えてみました。

素焼きの鉢は、以前父親が菊やら盆栽やらを育てて、空いてる鉢が数えきれないほどありますので、この空いてる素焼きの鉢を使います。

03. 直径15センチほどの素焼きの鉢にガジュマルの枝を植えていきます。
04. とりあえず、同じ背丈の枝を5本中央付近に植えます。高さがちぐはぐになるよりは、揃えた方がいいと思いますので。
05. 高さが揃わない3本は、また別の鉢に植えます。3本ですので、さっきの鉢より一回り小さい鉢に使用します。
06. ガジュマルの枝の寄せ植え、2鉢完成です。これからどう生長していくか楽しみです。ガジュマルの伸びた枝でお悩みの方がいらしたら、ぜひともやっていただきたいですね。

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