植物の為のDIY – vol.2 -|壊れたタンスの引き出しをリメイクして植物専用ラックへ… あれ? 何故、手のひらにべったりとペンキが?

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DIYが苦手なoyageeがやる「植物の為のDIY」シリーズ…

正式には今日が2回目となりますが、既製品のパーツを組み立てるだけの二段ラックとか、誰でも簡単にできるはずが見事に失敗した100均すのこ棚もカウントしますと、今日で4回目です。

以前のブログはこちら…

今日のDIYは、材料費ほぼタダ!、家にあるものをリメイクします。

それは…

タンスの引き出しをリメイクして、植物が飾れるようなラックを作ってみます。

このタンスはもう存在しません…

このタンスは、多分両親が結婚した時に購入したもののようでして、何十年と使ってた古いタンスでしたが、時が経てば、形あるものは壊れていくもの… いつしか家からなくなってました。

外枠というかタンス本体はないんですが、何故か引き出しだけは残ってるんです。

…というのが、父親がタンスが壊れても、引き出しは何かに使える…というもったいない精神の塊のような人でしたから、引き出しだけを物入れとか日曜大工の道具入れとかにしてたんです。

その引き出しも、いつしか底が抜けて、底板が外れてる状態だったんです。

それでも捨ててなかったんです…

今、外の納屋を整理してて、道具は入ってるけど底が抜けてる…という、あとは捨てるだけのような引き出しが出てきたんで、これをリメイクします。

底板は抜けてますが、枠組みはしっかりしてて、ラックにしても平気そうです。

現在のラックや棚は安価で軽い合板を使って組み立ててる製品が多いですが、古くなると板が曲がったり、表面の板がめくれあがったり、剥がれてりします。

しかし、この引き出しは元々は昔のタンスの引き出しでしたので、一枚板で作られてて、しかも四辺はオウトツをガッツリ組み合わせる造りなんでしっかりしてるんです。

しかし、何十年も経過し、さらに屋外で道具箱として使ってたんで、泥や汚れが目立ちます。

このままでは見た目がよくないんで、出来上がった後に塗装することにしました。

DIYが苦手なoyageeですので、このDIYもいろいろとすったもんだがありました…

今回もいろいろとやらかしております。

そのやらかした事例を、作業工程と一緒にどうぞ…

植物の為のDIY - vol.2 -
━ 壊れたタンスの引き出しをリメイクして植物棚へ ━ 

 用意するもの

  • タンスの引き出し : 1つ
  • 金づち
  • のこぎり
  • 小さめの釘 : 数本
  • インパクトドライバー
  • ネジ : 数本
  • スケール
  • 差し金 (L字型の定規)
  • 鉛筆
  • ペンキ (お好きな色で)

・あれば便利なもの : 新聞紙など…

 所要時間

  • 約1時間 (ペンキは一度塗りの為)

 費 用

  • 約100円(ペンキ代金のみ・1/5使用) ※タンスの引き出しは廃材の為に無料

01. 壊れたタンスの引き出し(底が抜けてて枠組みのみ)と、背面に張る板を用意します。 背面は1枚板で全面張って塞ごうかと思いましたが、すのこのように隙間がある背面にします。「植物のことを考えて、隙間を作り、風通しを良くするため!」……というのは口実で、サイズを測り、ベニヤ板を長方形に切るのが面倒くさかったからです。
02. 前面部分は、古い昭和時代のタンスの柄ですね… だけど、外枠はしっかりしてます。多少ぐらつきますが…
03. 2段の棚にしますので、真ん中付近に1枚の板を設置します。 まずは横幅のサイズを測ります。
04. 中央棚にする板を用意し、測ったサイズで切る為に印をつけます。 今回はスケールでしっかり測り、鉛筆でしっかり印をつけて、さらに真っ直ぐに線を引くために「差し金」というものを使ってみました。使い方は、これで正しいのかわかりませんが…

05. 差し金に沿って真っすぐに線を引きました。 あれ、斜めになってます?
06. 切る前に、一応棚になる部分に当て、長さを確認してみたんです。すると、若干長いような気がします… 短いのならともかく、長いと入らない場合が想定されますので、これはいけません…
07. ということで、鉛筆線の真上を切らずに、少し短めに切ることにしました。写真ではのこぎりの右側が棚になる板の方ですので、鉛筆線の右側を切っていきます。これでピッタリと入るはずです。
08 ピッタリとはいるはずが、スカスカです… やはり、鉛筆の線の上を切ればよかったんですね… だいぶ隙間が空いてません? しかも、奥側と手前側、隙間が幅が違うし… 斜めに切ったってことですか?

09. スカスカの中央棚ですが、ねじできつく締めれば問題ないでしょ?ってことで、インパクトドライバーの登場です。 
10. 前回のすのこは板が硬くてインパクトドライバーがうまく使えませんでしたが、今回の木は簡単にネジが入ってくれます。 なんてったって、インパクトですよね! やはり電動に敵うものはありません!
11. 途中から手動のプラスドライバーに持ち替えました。 というのが、中央板に添え木も何もしてなく、板が全く固定されてない状態なんです。そんな状態でインパクトドライバーで勢いよく締めると、板の真ん中にネジがうまく入ってくれないんです。何度も失敗しましたので、手動でじわりじわりと板の中央をめがけてネジを締めていくことにしました。
12. ネジの締め方はほぼ完ぺきじゃあないでしょうか? 線の中央にも2本しっかり締まってますし、今回は向こう側にも突き抜けておらずに、しっかり板にねじ込んでるようです。

13. 中央部分の棚をつけ終わりました。
14. 次に背面の板を設置しますが、今回は一枚板ですべて密閉するのではなくて、細長い板ですのこ状のように隙間を作ります。 広いサイズのベニヤ板がなく、これだけ使うのに畳ほどのベニヤ板を買うのももったいないので、細長くて同じようなサイズの廃材3枚を等間隔で張り付けていきます。
15. 次は、タンス枠の縦のサイズを測り、この3枚の板をサイズに合わせてのこぎりで切ります。のこぎりの切り方、下手ですか? 何故か、最後はペロンとめくれてこうなっちゃうんですよね…
16. 同じサイズの板3枚が出来上がりました。

17. 枠組みを裏返し、1枚目は端から詰めて張っていきます。板が薄いので、ネジよりは細い釘にしました。
18. 釘打ちもなかなか様になってきたんじゃあないでしょうか? きれいに真っ直ぐ打てるようになりました。
19. 2枚目の真ん中の板を打ち付けようと思ったら、両端が思いっきり浮き上がるんですよ。これって、もしかして、中央に設置した棚が両サイドより飛び出てるってことですか? インパクトで中央に設置する板の真ん中にネジ止めすることばかり気を取られ、背面の位置はあまり確認してませんでした。 こういう時は強引にくぎを締め付けます。薄い板なんで、多少曲がっても大丈夫でしょう…
20. 釘打ち3本ぐらいはスムーズで、「釘打ち、うまいじゃん」など調子に乗ってたら、4本目で思いっきり曲げてしまいましたね…

21. こんな小さな釘を抜く釘抜きなんてないし、打ち込んでしまって、あとは何もなかったことにしましょう… どうせ、完成して飾ったら、裏面だからわざわざ裏返したりして誰も見やしませんし…
22. 背面の板3枚打ち終えて完成です。
23. なんとなく、微妙に曲がってません? 真ん中の板がどちらかというと右側に寄り過ぎて、隙間が左側の方が狭いですよね?
24. しかも、斜めに打ち付けてるみたいで、上部分の隙間と下部分の隙間の幅が違いません?

25. 気になりだしたら、すごく気になるタイプですので、これは一度剥がして再度打ち直します。 板を裏面から金づちで叩いて外そうと思ったら、釘は抜けずに板だけ外れてしまいました。
26. こういう場合も、釘は金づちでへし折りながら材木に埋め込み、なかったことにしましょう。裏面だから誰も見やしませんし、板を張れば、折れた釘は完全に隠れますしね…
27. 今度は上の隙間と下の隙間、平行になるようにスケールでしっかり測ります。
28. そしてもう一度釘を打ち付けて完成です。

29. 左の隙間と右の隙間、同じサイズではないですが、とりあえずは板はほぼ平行になりましたので、これで気持ち悪さはなくなりました。
30. 裏面も問題ないですね…
31. 最後の仕上げにペンキを塗っていきます。ほとんどペンキ塗りなんてしたことがないんで、ペンキもはけも新調です。色はスモークグリーンにしてみました。
32. ペンキ塗りは二度塗りの方がきれいだと言いますが、あえて1回にしておきます。中途半端な仕上がりが手作り感が出ますし、塗りむらがあった方がアンティーク感も出ますしね… 実は、2回も塗るのが面倒くさいだけなんです。

33. …と言いながらも、こういうところは几帳面な性格でむらがあるのが嫌なんで、気づけばきれいに塗っちゃってます。 ペンキ塗りは快調です! 問題なく塗れてますね…
34. ほぼ塗り終わるぐらいに、なんだか手に異変が… ぬめっとするんです…
35. 指先がすごくねっとりした感覚に包まれて、ふと指先を見たら、緑のペンキが… まだ乾いてない部分でも触ったか?って思ったんです。
36. だけど、このべったりと付く汚れ方は半端ない… どうしてこんなにべっとり付いちゃったのかわかんないんですよ。

17. 手を広げてみると、あちゃーー! 何故か、はけの柄の部分に大量のペンキが… どうしてこんなにべっとり濡れてるんでしょう? どこでペンキを付けたんでしょ? 汚れた柄を、どうして気づかずに握ってしまったんでしょう? 新調したはけも、1日目でもう汚してしまいました… はけの毛の方をペンキ缶に浸けてなくて、柄の方をペンキ缶に浸けたってことはないですよね? だったら、柄の全体が濡れますもんね…
18. ペンキはこぼれてないし、缶の回りも全然汚れてないんです。 なんで、はけの柄のあの部分だけ緑のペンキでべっとりと濡れてるのか不思議です…
19. とりあえず、ペンキを塗り終えて完成です。
20. 上部の板部分はあえて塗っておりません。引き出しの前面部分で、材木の素材が違うので、木目を生かしたいのと、子供の頃に引き出しを引っ張り出して乗って遊んでたという思い出のタンスの引き出しですので、木目調の全面部分は見えるようにあえて残しておきました。 あと、形が屋根のひさしっぽく出っ張ってますので、屋根風に見せたかったのでここだけ色を変えるために塗らなかったんです。ホントは少し塗ったんですが、全体が緑一色になるのが嫌なんで、塗った後に拭きとりました。きれいに拭き取れてませんが… これも、手作り感が出ていいんじゃないでしょうか?

41. 時間が経って乾いてくると、なんだか派手な色ですね。 もう少し暗い色を想像してましたが… 缶に張られてるイメージカラーのシールの色と違いません?
42. 多肉や観葉植物を飾ってみました。 あまり大きな鉢は置けないようです。
43. 小さめの鉢3つは窮屈ですね。 鉢2つと、何か置物や飾り物を置くのがいいかもしれません。
44. これは室内に置こうかと思います。 どこに置くかはまだ決めてませんが…

以上です。

今回もバタバタとありましたが、1時間ほどで出来上がります。

意外と早く出来上がりますよ。

ま、タンスの引き出しを植物が置ける棚にするなんて言う人は、oyageeぐらいでしょうから、参考にならないと思いますが…

昭和の時代の古いタンスの引き出しだけ持ってるお家、さらに枠組みだけしかないお家なんて、ウチだけだと思いますから、このブログを見て、「これ、面白そう!作ってみよう!」なんて人、皆無だと思いますけど…

作業が終わってスマホを見ると、スマホにも緑のペンキが…

スマホカバーも思いっきり汚してしまってます…

このカバー、これまで使ってた折り畳みカバーの枠が割れて、先週Amazonで注文し、今週月曜日に配送されてきたばかりなんですけど?

これ、マジなんですけど?

いきなり汚して、へこみますわ…

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以上、「植物の為のDIY – vol.2 -|壊れたタンスの引き出しをリメイクして植物棚へ…」でした。

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