セダム属「玉つづり」と「新玉つづり」、違うのは「新」がつくだけ? いやいや、違いはもっと他にあるんです… 決定的な違いは?【oyageeの植物観察日記】

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セダムの仲間に「玉つづり」「新玉つづり」という品種があります。

同じベンケイソウ科セダム属の仲間ですが、別物です。

色は、どちらも薄い緑色をしています。

葉の表面にうっすらと粉を噴いてるようにも見えます。

このせいで白っぽく見えてしまうのかもしれません。

どちらも、日照不足、水やり頻度が多いと、徒長します。

葉と葉の間が伸びて、不格好になりますね。

で、どちらも、あまり水を上げなくても生長し続けます。

鉢から飛び出して、なおも生長を続けます。

これまで育ててた「新玉つづり」は、鉢に納まりきらず、気づけば長さ30センチほど成長しておりました。

まるで、グネグネと曲がりながら伸び、天を舞う竜のよう…

勝手に「昇り竜」と名付けましたけどね。

新玉つづりは、別名「ビアポップ」とも言います。

「玉つづり」と「新玉つづり」、名前が似てますし、しっかり区別するためなのか、最近は「新玉つづり」よりも「ビアポップ」の品種名で市場に出回ってることが多いですね。

一番の違いは、葉の形。

玉つづりは、細長い葉をしてしています。

一方、ビアポップは、コロコロとしたボール状です。

ほぼ球の形をしてます。

ただ、段々と生長して大きくなると、下の方は細長い楕円形の葉になることがありますが、基本はコロコロの玉のような葉です。

明らかな違いは、葉の先です。

尖ってるのが「玉つづり」で、尖ってない方が「新玉つづり」です。

ここで見分けてください。

後、別に姫玉つづりという品種もあります。

姫玉つづりは育ててないんであまりわかりませんが、玉つづりよりは小型品種で、やはり葉の先が尖ってるようです。

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どちらも育てやすい品種です。

葉挿しも簡単で、葉を土に転がしておけば勝手に根が出ます。

葉が簡単に取れやすいですが、落ちたところで勝手に根が出て、新芽を出します。

多肉に興味を持った方は、まずは新玉つづり、玉つづりを育ててみてはいかがでしょう?

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