９月の後半、甥っ子がまた遊びに来ていました。
今回は１週間ほどの滞在で短かったんですが、「アロエおじさん、来た？」「アロエおじさん、今日は来ないの？」「アロエおじさん、来ないかな…」と何度も聞かれるんです…
甥っ子は、アロエおじさんが相当気になってる様子…
アロエおじさんをご存じない方、もっと知りたい方は過去のブログを…
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皆さんも、アロエおじさんのことが気になってるんでしょ？
「みんなのアイドル！ アロエおじさん！！」
どんな人なのか、気になりますよね…
甥っ子とアロエおじさん、今回の滞在で初対面できればよかったんですが、一度も会えずに１０月１日に実家へと帰っていきました。
そのアロエおじさんが、今朝、登場したんです。
プラ鉢がきれいに収まる真っ白いトレイを持って現れました。
不要なプラ鉢を５～６鉢と、鉢を入れるケースを持ってきてくれたんで、遠慮なくいただきました。
ありがとうございます！
「ありがとうございます」の一言だけでは、なんだか心がこもってないように思えたんで、「これ（白い鉢ケース）、使えるんですよ。鉢の整理をしやすくて… 助かります！」という言葉を付け加えたんですね…
すると、アロエおじさん、「〇〇園芸店で多肉やアロエを買うと、いくらでもくれるよ！ なんなら、今度、たくさん持って帰ってあげるわ！」と言うんです。
いやいやいやいやいや…
あれば助かりますけど、わざわざは…
それにこれ、このトレイにすっぽり合う鉢じゃあないと、意味ないんですわ…
このトレイ専用に作られてる鉢だと、すっぽりきれいに収まって収納しやすいし、持ち運びも楽だし、管理が簡単なんです。
しかし、鉢トレイが合わないサイズだと、ほとんど無意味…
大きいサイズの鉢だと入らないし、小さいサイズの鉢だとグラグラ揺れるし、隙間が多すぎて、収納が逆に不便…
そのうえ、一抱えもあるケースなのにたった２０鉢しか入らない…
返って、場所をとるだけなんです…
このトレイに合う鉢って、ほとんど持ってません…
だから、トレイだけもらっても、意味ないんですよ…
ケースもいいんですが、これに合う鉢がまず先に欲しいんですけど… これに合う、いらない鉢、余ってません？と、口に出しては聞けず、心の中でつぶやいてしまいました。
２～３週間ほどアロエおじさんの顔を見なかったんで、アロエ収集も断念したかと思ってましたが、そうではないようです。
仕事でお得意さんところに行って、珍しいアロエがあったりすると、その場でもらってくるんだとか…
アロエって、庭で育ててたり、屋外で置いてたりするんで、すぐに目にするんでしょうけど…
それにしても、その場で「アロエ、ちょうだい」とか言えます？
ストレートというか、素直というか、図々しいというか、思ったことをすぐに口に出せる人がうらやましいです。
oyageeとは全く正反対ですわ…
アロエおじさんは、いつものようにoyageeが育ててる多肉をチェック…
「これ、珍しいね。ちょうだい！」とか言われないか、内心ドキドキしてました…
棚に並べてる多肉やアロエをじぃーと舐めるように見渡し、「あ、これ、千代田錦！？ 違うやつね…」というんです。
しまったー！
この前、アロエおじさんが見てた千代田錦と、別の千代田錦が見つかってしまった！
今、アロエおやっさんが一番欲しくて、一番狙ってるアロエが「千代田錦」
以前、oyageeが育ててる千代田錦を見て欲しいようなことを言ったんですが、これ、一鉢しかないんですよ…ってやんわり断ったんです。
その千代田錦とは別の千代田錦が見つかってしまいました…
千代田錦、実は全部で２鉢あるんですが、もう１鉢は多肉を置いてる棚の奥側の見えない部分に置いてあったんです。
しかし、昨日水やりをするために、多肉やアロエ２０鉢ほど入れてるトレイごと引き出して地面に置き、水やりし、再びトレイを棚に戻したんです。
しかし、いつも同じ向きでトレイを置くと、前面の植物だけ日が当たって丈夫に育ち、奥側は日が全く当たらないんで、ひ弱に育ってくるんです。
だから、水やり後はトレイを半回転させて、手前を奥、奥を手前…と逆にしたりするんですね…
そうなんです…
昨日の水やりでトレイを逆にして、一番奥だった千代田錦が一番手前の、一番目立つところに来てしまってました…
見つかってしまいました…
「千代田錦が２鉢あるんなら、１鉢ちょうだい！」って言われないか、ハラハラドキドキ…
もし言われたら、なんて断ろう…って真剣に考えてたんです…
すると、アロエのおやっさん、「これ、バリエ…？ バリ… バリエガータ？…って言うんだ…」って独り言のようにボソッとしゃべっていました。
アロエのおやっさん、これを千代田錦だとは思ってない様子…
そうなんです、この千代田錦のネームプレートは「バリエガータ」と付いてます。
買った時についてたネームプレートを、植え替えてもそのまま鉢に差してたんです。
千代田錦の別名が「バリエガータ」なので、千代田錦とこのバリエガータは同じ千代田錦なのです…
英語表記は「Aloe variegata」なので、「バリエガータ」とも呼ばれています。
一般的には千代田錦と呼ばれることの方が多いんですが、バリエガータでも間違えではないんです。
多肉は２通りの名前があって、ややこしい！と散々ブログで述べてまいりましたが、呼び名が２通りあってもいいじゃあないですか！
こういう時に助かりますよね…
もし、千代田錦がバリエガータとは呼ばずに、呼び名が「千代田錦」の１つのままだったら？
今頃、この千代田錦は、アロエおやっさんの家に嫁入りしてたかもしれません…
この場は、「これ（バリエガータ）、もうすぐ子株が出てくるでしょうから、その時は株分けして、差し上げますね」と言いながら、今日のところはご勘弁を…諦めてください…と遠回しに拒否しましたけど。
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アロエおじさんって、いい人なんですよ。
いい人なんですけど、アロエおじさんが来ると、なんだか無性にドキドキしますわ…
