テニス仲間のヨネ子ちゃん(仮名・女性・年齢非公表)から預かった、すべての葉が下を向き、全体が萎れてて、何をやっても復活しなかったアイビー。
最初から葉がくたっ、茎もくたっ、株全体もくたっとしてましたから、「くたっとアイビー」と呼んでいます。
oyageeがこのアイビーを復活させるために、とりあえず水挿ししたのが8月14日でした。
預かってから本日でちょうど4週間経ちましたね。
これまでの流れはこちら。
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親株の方は、前回の報告から少しずつですが生長しています。
大きくなりつつある親株の方は、次回にでもご報告いたします。
今日は、預かった初日に株を増やそうと茎を切って、コンビニコーヒーのカップに挿した水挿しの方です。
こちら、水挿しして数日後には根を確認し、喜んでいたんですが、あれから進行が遅いんです。
いや、根の動きはほとんど止まってます…
いくら待っても、根があれ以上伸びてきません。
しかし、枯れてもいません。
どうなってるんでしょ?
これは、「根出しコンテスト」をやってる最中の別のアイビーの根です。
普通、アイビーは茎を水に挿してると、この時期でしたらグングン根を出します。
こんな風に勢いよく伸びるのが通常なんですけど、くたっとアイビーの根は、2~3本の根が出た後に止まったままなんですよ。
葉だけ見ると、元気なんですけどね…( 01. )
この根、多分もう腐ってるんではないかと?
白いモヤモヤした浮遊物が付着しています。( 02. )
でも、葉は元気だし、新芽も徐々にですがついてきて、生長してるんです。
これは、どーゆーこと?
oyageeが推測するには…
このような状態だと思うんですよ。
確かに、新芽は吹いてきてるんですよね。
先日、親株の新芽が吹き始めたって報告しましたね。
親株の新芽ほど、あんなに元気良く吹いてきてませんが、以前は全く芽がなかった脇に新芽が出てるんです。
ということは、
いわば、水を吸い上げるだけのストローのような状態…
水に浸かってる茎の部分は、穂先、芽先に水分を送る役割しかしてないんだと思います。
となれば、いくら水に茎を挿してても、根は一向に出ません。
根がないまま大きな株に生長することは不可能です。
このままでは、いずれ枯れてしまいます。
くたっとアイビーの復活が失敗に終わってしまうんです。
「私、失敗しないので!」
失敗させないために、メスを入れます… ズバッと切っちゃいますよ。
だけど、oyageeはメスは持ちません!
ハサミです!
しかも、新調しましたピッカピカのハサミです。
この細いハサミ、以前、同じものを持ってたんですが、8月のモンステラの剪定をしてた時に折ってしまったんです。
モンステラの茎はまったく折れなくて、ハサミが折れてしまったんです。
頑丈な剪定ばさみを道具小屋に取りに行くのを不精して、手が届く位置に草花用の細いハサミがあったんで、これを使ったんです。
なかなか切れない太い茎を力ずくで切ろうとしたら、柄の部分がポキッ…
あらら…
茎が太いモンステラを切る時は、細いハサミを使うのはやめましょうね…
この細い園芸用ハサミ、細かい茎や葉柄部分を切る時には重宝するんです。
だから、再度購入。 セリアの108円商品です…
このキレッキレの新品のハサミを使い、今日のoyageeは「ドクターX」の大門未知子のように華麗に手術を成功させます!
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今日カットする茎は、水に浸かって根は出てないけど、新芽が伸びてて元気がよさそうな茎の先っぽを切ります。
長さで言えば、4~5センチです。
実は、水挿ししてるコンビニコーヒーの空きカップに挿してる茎は、10~15センチほどある比較的長い茎なんです。
しかし、水挿しする時、短い茎も何本かありました。
コンビニコーヒーのカップに入れても、切り口が水面まで届かないんで、丈の低い別の容器に挿したんです。( 01. )
実は、こっちの茎にも根が出てるんですが、こっちの根の発育は結構すごい勢いなんですよ!( 02. )
どちらの茎も、同じくたっとアイビーの茎ですよ。
くたっとアイビーの茎でも、比較的新しくて若い茎の方が根が出やすいんだと思います。
ということで、
下部分の古くて硬い茎はストロー化してて、根が出る見込みはない。
比較的新しい上の部分の茎は、根が出る可能性がある。… !?
ってことで、別の容器で再度水挿してみます。
再スタートですね。
作業は簡単ですね。
長い茎の先端5センチほどをカットし、水を入れた新しい容器に挿すだけです。
あとは、涼しい日陰で管理します。
手術、成功!
「私、失敗しないので!」
でしょ?(笑)
これで根がどんどん出てくれさえすれば、水挿しでの復活はほぼ成功です!
100%復活したも同然ですので、万々歳なんですけど…
うまくいくでしょうかねぇ?