ブログを始めたのが2017年の3月で、その後はクリスマスを迎えるたびに100均で購入できるキッチン用品を使い、多肉のクリスマスリースを作ってます。
【17.12.05のブログより】
【18.12.14のブログより】
【19.12.01のブログより】
2017年と18年のクリスマスリースは、多肉苗は違いますが、土台となるリース枠は同じものの使い回し…
外カバーは園芸用ポットで、内側の鉢にBBQで使うホイール皿を使って作っております。
2019年のリースの土台は、粉とかをふるう「ふるい」を使い、リースを作ったんです。
どちらも、手のひらを広げたぐらいの小さなリースでした。
今年もやっぱり作りたい!!
そして、今年はこれまでよりももう少し大きなリースを作りたい!!
だけど、この前登場したリース専用の土台だと大きすぎる…
【20.12.01のブログより】
何かいい案がないか考えた結果、100円ショップにありました。
これです。
食材とかを洗ったりするときに使う「ザル」です。
ザルって、底の部分が平らになり、小さい輪っかがついてます。
その輪っかはしっかり網に固定されてるので、リースの内側の輪になるんではないかと?
底から上に押し上げる要領で変形させると、それなりのなんちゃってリースになるんじゃあない?と考えたんです。
早速、作ってみますよ。
01.底の輪っか部分を、両手を使って上の輪っか部分と同じ高さまで押し上げます。
02.このざるは、両サイドに取っ手が付いてました。このままだとリースとしてはおかしいですよね? 片方の取っ手だけを力づくで内側へ折り曲げようと思ったら、簡単に外れてしまったんです… 頑丈には接続しておらず、差し込みタイプの取っ手でした。
03.ドーナツ状の真ん中の部分に網があるとリースとしてはおかしいので、ここを空洞にします。
04.まずは、ハサミの刃先が入るよう、太めの釘のようなもので大きく穴を開けて…(写真は、土に挿してテントなどを止めておくペグ(留め具)のようなもので穴を開けてます)
05.ハサミで中央部分の金網をカットしていきます。(写真は、金具を切る専用のハサミがないので、キッチンバサミで代用。キッチンバサミでも、細い針金ぐらいなら切れます)
06.中心から放射線状にカット。
07.6カ所、カットしました。
08.カットした部分は、内側へ丸めて目立たなくしておきます。(先ほどカットした細い針金が飛び出て怪我をする場合がありますので、この作業をする時は十分気を付けてください)
ほら、どこから見てもリースの土台じゃあないですか!
しかも、全面網仕様だから、水はけは全く心配はいらない!
今年はこれで多肉のクリスマスリースを作ってみようと思います。
植え込む多肉はすでに決めてあるんです。
この前紹介した、赤やオレンジ、ピンクなどきれいに色づいたりしてる、ちょいちょいレアや一点ものの多肉苗は植えません。
今年のクリスマスリースのテーマは、シンプルかつ豪華!
増えすぎて困ってる定番種の中でも、白、緑、赤のクリスマスカラーの最小限の品種だけをチョイスし、植え込んでいこうと思っています。
「オーソドックスだけど、見た目はゴージャス!?」が今年のテーマです。
白くて、それなりに見栄えのいい大きめの多肉と言えば…
真っ白ではないけど、真っ先に思い浮かぶのは、やはり「朧月」ですよね。
秋麗ほどではないけど、朧月もあちこち植わってて腐るほどあるんです。
ブログによく登場する、家の裏の畑の一角に置いてるプランターの中に…
さらに、葉挿しトレイの中にも…
そして、家の前に並べてるミニプランターの中にも朧月が…
朧月って、葉がシャープに尖り、葉の枚数も少ないので、見ようによっては星形に見えません?
クリスマスにぴったりじゃあないですか…
他に植え込むのは、カランコエの植物…
名前がわからないんですが、葉は緑色で硬い植物です。
そして今、葉のふちが赤く紅葉してるんです。
しかも、苗によっては花が咲いてるんですよ。
花があれば、リースがより豪華に見えません?
多肉に興味ない人や多肉初心者さんたちって、多肉に花が咲いてれば、決まって異常に反応するじゃあないですか…
ご近所に住む、多肉には興味ないけど植物好きのクララのおばあさまに似たご婦人がいらっしゃいます。
とってもお上品なおばあさまで、花が咲いてる多肉を見て「これ、お花が咲くのですね、オホホホ」と、エケベリアか何かの多肉に咲いてた花に反応してくださいました。
他にも、先々月に寄せ植えを買ってもらった多肉初心者女子(仮)も、たくさんの寄せ植えの中から1つ選んだ時の決め手が、「ブロウメアナに花が咲いてたから…」って理由で買ったんですよ。
花があれば、多肉という植物に興味がなくても、ついつい視線が行っちゃうんですよね…
リースに花が咲いてる多肉を植え込んで、多肉に興味のない人にも目を引かせ、リースに注目してもらおう…という魂胆です(笑)
このカランコエを使おうと思ったのは、もう一つ理由がありまして…
これ、秋麗や朧月と一緒の大型のプランターに植わってるんですが、このプランターはほとんど片づけることがないんですね。
寒くなろうが、霜が降りようが、動かしません。
重くて、動かすのが面倒なんです。
植わってる苗も、たいしたものは植わってないし、寒さで枯れたら枯れたでいいや…と思って、年中定位置です。
秋麗や朧月は、去年枯れなかったんですが、このカランコエだけは枯れてしまいました。
しかし、春になる頃に土から芽吹いてきて、また復活したんですよ。
下の写真の茶色の部分が、去年枯れた茎の残骸で、その脇から出てる青々とした茎と葉が、芽吹いて復活した脇芽なんです。
霜や木枯らしの寒さで完全に枯れても、地中で茎が生き残ってたら、植物って復活するんですよね…
段々と寒くなってきて、霜が降りるような季節がやってまいりました。
「せっかく復活したのに、また今年も寒さでどうせダメになるのなら、ダメになる前に摘んじゃえ!」ってことで、このリースに使ってみようかと…
それでは、リースを作っていきますよ。
「クリスマスリース2020番 ─シンプル&ぷちゴージャスver.─」
01.リース枠に土を入れて…
02.一応メインになる朧月を等間隔に配置し…
03.この2つ、違いますね? 左は朧月だけど、右は朧月じゃないような? 似たようなもんだし、ま、いいでしょ。
04.隙間を埋めるために、カランコエの胡蝶の舞を使います。こちらも緑で、ふちが赤く染まってきてます。胡蝶の舞もあちこち生えてて、腐るほどあるんです。
05.一応完成ですが、物足りないですね…
06.クリスマスカラーの赤が足りないんで、火祭りを植えます。火祭りは今、真っ赤に色づいてるんです。
07.ただし、程よく日光浴ができて、寒さに耐えてる火祭りのみ。ここの火祭りは全く赤くなってません。自宅の南側に置いてるんですが、隣のうちの陰になり、1日中日が当たらない場所の火祭りです。
08.これで完成です!
色はそれほどカラフルではないですが、葉の枚数が多いので、それなりに豪華ではありません?
みすぼらしくはないですよね…
それぞれの苗自体が大きいから存在感はあるし、遠目から見たら、それなりに豪華に見えませんかねぇ?
しかし、問題が発生です!
これ、取っ手があって、フックなどに掛けられるんですが、どうしても吊れないんです…
リースを縦にできないんです…
もし吊ろうと傾けたら、苗が下の土と一緒に、ドドドドドーーッと流れ落ちます…
傾斜30度が限度…
これ以上傾けたら、クリスマスリースが崩れ、跡形もなくなります…
今年は、こうやって置いて楽しみます?
リース台の深さが、思ってた以上浅かった…
しかも土台が軟らかくて安定しないから、中の土も安定しないし、土が安定しないから、苗がフニャフニャしちゃって、今にもリースから転げ落ちそうです…
水をやってないから、土が締まってないんで、安定しないのもあるんでしょうが、底がザルの網1枚だから、非常に弱っちい土台なんです…
ほら、もう形が変形し、潰れかかってます…
改良の余地がありそうですね。
3つの案を考えました。
(A) ザルを2枚重ねに強度を上げるべきだった。
(B) 苗を安定させるために、全体的に水苔やヤシガラを全体的に敷き詰めて、それから土を入れて植え込むべきだった。
(C) そもそも、ザルでリースを作るのが、間違いだった。
早く改善策を見つけないと、クリスマスが過ぎてしまいます。
スポンサーリンク
今年は、置いて真上から楽しむクリスマスリースにしておきます?